三日間の国会代表質問が終わった。NC9にも出演した菅総理、相変わらず呪文のように「総合的・俯瞰的」を述べる。漏れ聞くところによると学術会議の人選に関与し決定したのは内閣官房副長官の杉田和博氏だとか。事務方のトップといわれる。
杉田氏は内閣人事局長も兼任、神奈川県警察本部長や内閣情報調査室長などを歴任。いわゆる官僚だ。2012年から現職を務めている。ネットで検索すると危機管理に通じているが、社会福祉など国民生活全体を見渡す視野に欠けているとか。まあキーマンであることは衆目の一致するところ。国会招致ができるかが次なる焦点。予算委員会でじっくり持論を聞いてみたいものだ。野党が攻め切れるかどうかも見どころ。
総合的に俯瞰的にの言葉が使われるが、学術会議委員まさに多様性が必要なことは論を待たない。「学の独立」「多様な社会」「自由な発想」各人の思想を検閲するような行いはこの時代許されない。