充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

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それぞれの場所でブドウ栽培を考える

2023-07-29 | ブドウ(葡萄)栽培

7月23日の日経新聞でランサローテ島(スペイン カナリア諸島)

ブドウ栽培の写真が紹介されていました。

 

つくば市では6月の2日と3日に280mmの雨が降ったあとは、降水量の少ない

日々が続いています。今年の7月は34.5mmしか降らない予想です。降雨量が

少ない場合は灌水で対応できますが、2021年のように多い場合はクイーンニーナで

裂果が多発しました。

 

マスカットオブアレキサンドリアは北アフリカ原産のきわめて古い栽培品種であり、

シャインマスカットの親(安芸津21号)の親です。北アフリカのチェニスの降水量が

最も少ない時期は6月から8月までの2カ月間。最も降水量の少ない月は7月であり、

7月の平均降水量は5mmです。

 

ランサローテ島ブドウ栽培は

 

直径2mの穴に

風よけ(北東側)の溶岩を積み上げる 平均風速時速23.8m

小さな溶岩ですべての土を覆う

夜露からの水分を吸収して苗が育つ(灌水はしない)

 

ランサローテ島のみ、カナリア諸島のみのブドウ品種を栽培

年間降水量67.2mm、7月降水量は0mm

 

ワイン用の品種と生食用の日本の品種とは必要な水分量は違いますが

それぞれの条件の中でいろいろ工夫を重ねて栽培を続ける姿勢は見習わなくては

なりませんね。

 

 

 

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