#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

夕方の風景 【銘苅篇】

2006-07-20 | PHOTO
同じ時間帯の夕方、新居のベランダから見えた風景。
ここは「那覇新都心」である。


そもそも、1987年までは米軍の住宅地だった「那覇新都心」。
実際、ボクが沖縄に移住した1998年でも、ただのだだっ広~い空き地で、
たった1本だけ横断していた道路を、自転車で走るのがとても気持ちよかった記憶がある。

…そんなわけで、
周りの建物はすべて5年程度の築年数しか経っていない。

あたらしいのである。

写真のメインストリートは、
来年には国際通り方面までつながる予定。
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夕方の風景 【大道篇】

2006-07-20 | PHOTO
引っ越しを終えて、
仕事で国際通りに向かう道すがら、
撮影したショット。

斜光が手前にぐーんと伸びて
近所の酒屋も、印象的に見えた。

「栄町」のかつての中心地、ロータリー跡地の交差点だ。
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大道の9年間 その3 ~栄町りうぼう~

2006-07-19 | memories
森山大道の写真展に行った時、
芳名帳に住所を記入していて、ひとりほくそ笑んだ記憶がある。

「大道」

この響きには、胸騒ぎがする。
社会をProvokeする、Agitateする勢いがある。

「プロヴォーク」といえば、中平卓馬だが、
写真家とは、写真行為で現実を捉えながら、
現実を転覆させるアジテーターな存在なのだ。

ここ「大道」は占領下のアメリカ世の時代から、
特殊飲食街いわゆるアカセン「栄町(さかえまち)」として栄えた。
今も、「旅館」を掲げた特飲店が数多く点在する。

その光景は新宿ゴールデン街の森山大道そのものだ。

栄町市場といい、アカセン「栄町」といい、
「大道」の名にふさわしい混濁した欲望が浮遊している。

9年前のボクは、そんな雰囲気にノックアウトされ、住み着いたのだった。

       ●

ここ「栄町りうぼう」は「栄町」を背後に
24時間オープンしているスーパーマーケット。

タイムサービスやワゴンセールスに出くわすと
スーパーの照度では、ちょっと濃すぎる
往年の女性たちが列をなしていたりする。

黒づくめのゴージャスな衣装に、
ゴージャスなつくりの顔(眉、眼、唇…)。
強烈なパフュームを漂わせながらも、
足許は、素足にサンダルの出で立ち。

妖しげな赤い照明の下では、
年齢不詳な魅惑の女性たちも、
スーパーの中では、ただの厚化粧女だ。

アメリカ世の世界観を引きずった女版「浦島太郎」…。

「栄町」のいつまでも変わらない
そんな取り残された感が…ボクは好きだった。
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山積みになった、記憶たち。

2006-07-19 | Photo-diary
「転勤族」であった父の影響で、
学生時代に4回、社会人時代に4回、
引っ越しを経験しているボクだが、

今回の引っ越しには骨を折った。

過去の引っ越しで身の回りの取捨選択は
その都度されてきたか…と思っていたのだが、
今回、あらためて自分の荷物を確認してみると…

妙に小物や雑貨が多いことに気づく。

40年近い歳月で人生も上流から下流へ。
川の水も、淀み滞り沈殿するように、
知らぬ間にいろんなものをストックしてきてしまったようだ。

「そんなもの携えて、死ぬことなんかできないのよ」

物にあふれた新居で、苛立ちを隠さず妻が吐き捨てる。
言われてみれば、…その通り。

大切に大切に、「秘密基地」にガラクタを貯め込んで
時折、眺めてみたところで、過去は戻ってこないし、
アルジがいなくなれば、ガラクタはガラクタでしかなくなるのだ。

貯まりに貯まった書籍群を眺めながら、思う。

「こいつらを再読するほどの時間も、もはや持ち合わせてないんだ」

…それでも物に執着する自分。
薄皮が剥がれるように、記憶の襞もディテールが失われていく。
摩耗してすり減る自分自身を、引き止める手だてはない。



だから、写真を撮る。

収めることで…、
        勝手に…、
             なにを納得しているんだろう…。



           


                  積
                  み
                  上
                  が
                  っ
                  て
                  い
                  く
                  ば
                  か
結局、               り
                  な
   撮り貯めた写真の       の
                  だ
        ネガフィルムが、  |。


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【ご報告】引っ越し、終わりました。

2006-07-18 | Photo-diary
15日から17日の3連休のあいだに、引っ越しをした。

        ●

荷物の段ボール詰め込み作業は、意外にスムーズだったのだが、
15日、アート引っ越しセンターを使っての荷物の大移動…
16日、17日の段ボールから荷物を出して整理する作業が、もう大変。

引っ越しがこんなに面倒で厄介なものだと、改めて思った次第。

        ●

新居ではできるだけ物が目につかないように、
押し入れを効果的に活用したい…との妻の意向で
今までストックしてきた本や雑誌などの資料関係は
すべて裏の方へ押しやられてしまった。

        ●

MAXplusという近くの家具屋さんへ収納家具を買いに。
できるだけ安価で空間効率の良い物をメジャー持参で検討をしに。
ふたりで現場討議し、その日は買わずに帰宅。
改めて荷物を収納してみて、後ほど妻が購入をすることに。

念には念を…の精神。…完全に仕切られている…。

        ●

この3日間で、ふたりが衝突すること、数えきれず。
腰を据えてじっくり行いたい妻と、
とにかく早くいつもの生活に戻したい夫との、せめぎ合い。
…全面的に、ボクに非があるのだけれど。

        ●

…KDDIにも呆れた。

うちは通信関係の支払いをすべてKDDIにまとめているが、
一週間前に転居の知らせをしていたにもかかわらず、
固定電話の移動は27日以降となってしまった。

これは結局NTTへ委託するカタチとなるため、
私⇒KDDI⇒NTTの流れで電話設置工事を指示することとなり、
日数がかかるらしい。

さらに、インターネットの接続となると、
そこから1ヶ月も先になってしまうと言うから驚き。

これもNTTの回線を介してのKDDI作業となるため、
両社間の事務手続きが「行って来い」で煩雑となり、
結果、コンシュマーにそのしわ寄せが来る…とのこと。
なんとも解せない話である。

8月後半まではblog更新も遅々として進まない状況かも…。
新居の周辺環境はおいおい報告します。


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大道の9年間 その2~大道小学校~

2006-07-14 | memories

ボクの青春「高円寺」と
イメージがダブるもうひとつの場所…
それが「大道小学校」だ。

「高円寺」時代は、
眼と鼻の先に「馬橋小学校」があった。
弟は、その小学校を卒業している。

朝は早くから野球の練習が行われ、
校内アナウンスが高らかに響く。

運動会の季節になると、毎日毎日、
朝からブラスバンドの練習が大音量で聞こえてくる。

夕方には、帰宅を促す「ほたるの光」が、
西日独特の湿った空気とともに入り込んでくる。

夜には、どこから集まってくるのか
悪ガキどもが車座になってひそひそ話をしている。

そんな学校の風情が、
ボクには、タマラナイ。

なぜだろう?
なぜだか、わからない。
学校を取り巻く、
そのゆるやかな空気が
おそらく好きなんだ…と思う。



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大道の9年間 その1~栄町市場~

2006-07-14 | memories
あさっての土曜日に、いよいよここ栄町に別れを告げる。
那覇市大道「栄町」に、まる9年間。
義務教育の9年間をここ栄町で過ごしたと考えると、大変感慨深い。

…沖縄に来て、もう10年が経とうとしている。

いつまでたっても「客人」としての自分がいる。
最終的には、やはり沖縄に「心酔」していない自分に気づく。

そもそも、ここ「栄町」に住まいを決めた理由は簡単だ。
この「栄町市場」に惚れ込んだからだ。
迷路のように入り組んだアーケード街が、
かつての住まい「高円寺」を思い起こさせた。

「高円寺」はまさしくボクの青春である。
中学2年から大学卒業、社会人3年までの
12年間を過ごした場所である。

そんな思い出の地「高円寺」とここ「栄町」を重ね合わせていた9年前。
ボクは沖縄の地に、血湧き肉躍るかつての青春を求めていたのか?

振り返ってみると、沖縄の9年間はまさに青春だった…と思う。
最果ての地、南国の地、スカイブルーの海、照り注ぐ太陽…。
うだる暑さ、潮風にべたつく肌、キチガイみたいな夕焼け…。

何をとっても新鮮だった。

毎日、毎日が嬉々とした驚きにあふれていた。

朝は早くから西海岸を北上し、
青い空と青い海をまぶしく思いながら、
今までの経験を生かした仕事をこなし、

夜はおそくまで酒を飲み、
時には異国情緒あふれるオキナワ女をくどき、
毎日ヘベレケになりながらも充足していた。

学生時代に戻ったような
自己発現の毎日だった。

東京、仙台の修業時代が色あせて見えた。

オキナワの地が、ボクを再生した…と言っても過言ではない。





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「人生いろいろ、時間は前にしか進まない」

2006-07-11 | memories
引っ越し作業を進めていくと、思いもかけない過去に巡りあったりする。

…昔読みふけった哲学書。
…出会った感動を記した日記。
…仮装パーティの恥ずかしい写真。
…永遠に葬り去られた往復書簡。

すべてが、ボクの過去。ボクの時間だ。

その時の流れに呆然と立ち尽くす。
あれから5年、10年、15年…。
振り返ってみると、
貴重な持ち時間が、すでにこれだけ消化されている。


      
     ……。




すべてを飲み込んで、プールへ。

何も考えずにカラダを動かす。
ナツの強烈な陽差しが水の揺らぎをとらえ、
光の陽と陰を、まざまざと見せつける。

カラダを浮力にまかせ、漂わせてみる。
詰め込んだ記憶も、…いっしょに漂わせてみる。
水面に乱反射する光、…呼応して乱反射する記憶。

このまま自身を分解して、プールに溶け込ませたい…。
この水に溶け込ませ、…そのまま永遠に留まりたい。




     ……。



気持ちよい脱力感を伴って、プールを出る。
バラバラとなった記憶は、血肉化され、昇華されていた。

「人生いろいろ、時間は前にしか進まない」

わかったような台詞を吐いて、
大手を振って外に出る。

強烈なナツの陽射しが、視界を真っ白にした。


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ドキュメンタリー写真の心得 by 大森克己

2006-07-09 | memories
      ●
      まずカメラを持つ前に、何故、何のために写真を撮るか
      よく考えましょう。写真を撮ることには、大きな覚悟が必要です。
      …各自黙想すること…よろしいですか?では始めましょう。
      ●
      まず、正面に立つ。よく見る。
      もっと近くによる。細部に注意をはらう。
      そして引いて見てみる。もっと引いて見る。
      タテ位置は断定。ヨコ位置は客観。
      ●
      音や匂いにまどわされない。
      センスだの感覚だの生意気なことを言うな。
      とにかくたくさん撮れ。
      ●
      被写体の気持ちを考えろ。
      そして裏切ることを忘れるな。
      絶交を覚悟せよ。
      独りになれ。
      現在の自分というものを簡単に信じるな。
      しょせんあなたの理解はあなたを越えられない。
      世界はあなたの友達ではない。
      直観は大切だ。
      ことばで説明できることは写真に撮るな。
      未来の記憶を思いだせ。
      そして世の中には写真に写らないものがたくさんある。
      ●

ちょうど1年前の七夕の日、ボクは「大森克己ワークショップ」に参加していた。
全12回、6ヶ月におよぶ長いスパンだ。
講師は写真家・大森克己さんと
ディレクター・町口覚さん、キューレター・金谷仁美さん。
受講生は全14名。北は山形から南は沖縄までの人間が、この東京に集まった。
皆、大森克己の写真に惚れ込み、応募してきた写真家志望の連中だった。

あれから1年が経ってしまった。
「ドキュメンタリー写真の心得」も未だ習得できないでいる。
これを読むたびに大森さんの鋭い眼光がよみがえる。
町口さんの無言の批評に恐れおののく。
6ヶ月を共にした受講生はみなどうしているのだろう。
同じように背筋を伸ばして、この「心得」と対峙しているのだろうか?

写真のなんたるかを体得できないまま、
「とにかくたくさん撮れ」の言葉だけ鵜呑みにして行動する。
突き動かされる視覚を客観的に判断しつつ、シャッターを押す。
再編して集約して、「世の中には写真に写らないものがたくさんある」と
反芻しながら、大森克己に近づこうともがいている。

今年もあと6ヶ月。
去年の自分を研ぎ澄まそうと、奮起を誓う。



大森克己
町口覚
ギルドギャラリー
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台風の日に引っ越しの準備

2006-07-08 | Photo-diary
今、外はびゅーびゅーの大荒れだ。
沖縄に今年初の台風到来。
本格的な夏が始まる。

昨日は、イギリス人の友だちJaimeが東京からやってきて
カポエイラを披露するBrazilianNightがあったので、
夜中の3時まで夜更かししてしまった。

七夕の日に入籍したEarth Dog Cafeのおふたりを
祝福するイベントでもあったので、挨拶に顔を出した。
だんなさんのご両親がイカしていて、ステキだった。

あらためて、おめでとう。

そんなこんなの週末、ぼくたちは引っ越しの手配で奔走している。
長年住み慣れたここ、大道のアパートを引き払い、
那覇の新都心と呼ばれる「おもろまち」に転居するのだ。

引っ越しは来週で確定。

今日は不動産に契約書と契約金を支払ってきた。
これで手続きは終了。
あとは、9年間に積もった澱をすこしずつ整理する作業だ。

こんな暑くて風の強い日に、
ぼくは埃まみれで格闘している。


EarthDogCafe
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嫌われ松子の一生

2006-07-04 | BOOKS&MOVIES
あの中島哲也が描く「不幸な女のシンデレラストーリー」だ。
CM制作で培われた秒刻みの映像展開とCGを駆使した演出で
ディズニーのミュージカル映画よろしく、畳み掛けてくる。

息つく暇もない。…圧倒されてしまった。

そして、感動した。…涙が出た。

       ●

松子は自分にまっすぐ生きた。
不器用に、一途に、自分の感覚を信じ、突き進む。
乗り越えていかなきゃ…と
どんな不幸な状況でも、健気に振る舞う。

自分が招いた結果だ…と内省的に考えず、
とにかく前を向いて生きている。

       ●

まげて のばして お星さまをつかもう
まげて 背のびして お空にとどこう

小さく まるめて 風とお話ししよう
大きく ひろげて お日さまをあびよう

みんな さよなら
またあしたあおう

まげて のばして おなかがすいたら帰ろう
歌を うたって おうちに帰ろう

       ●

とてつもなく不幸な話なのに、
なんでこんなに元気になるんだろう。

…そんな疑問がわいた。だから、自分に置き換えて考えてみた。

まわりの顔色を伺ってばかりいるからじゃないか?
いつの間にかよけいな肉がついて、体も心も重たくなってるからじゃないか?

それでも予定調和に流されて、自分を押し殺したりしてるからじゃないのか?
ブルーハーツの歌に合わせて飛び跳ねていたあの頃は、もっとシンプルだったんじゃないのか?

       ●

…そうか、松子はえらくシンプルだ。
周りが見えないほどシンプルで、だから傷つけもし、傷つけられもする。

もっと削ぎ落としてみても、いいんじゃないか?
自分自身をシンプルにしてみたら、もしかしたら見えてくるんじゃないか?

…やっぱり、そうなのか。
中島哲也もシンプルだもんなあ。
Simple is BEST! シンプルは強し。


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夕涼みにバリダンスその2

2006-07-04 | Photo-diary
 ガムランの演奏を、空が絶妙な演出で迎えた。
 聴衆はしっぽり音の世界にはまっていった。

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夕涼みにバリダンスその1

2006-07-04 | Photo-diary
木曜日の夜にケータイメールが届いた。
大学時代の友人からだった。

「那覇に踊りの仕事で来ています。あさって本番です。」

彼女は大学卒業後バリダンスに魅せられ、バリ島にまで移住し、踊りを極めていた。
電話してみると、沖縄県立芸大の中庭でガムランと共演する…という。

さっそく土曜日に顔を出してみた。
午後7時。芸大教授が主宰する「ガムラン演奏会」が始まった。

 陽が落ちて、気持ちよい風が頬をなでる。
 バリの音楽が、オキナワの夕暮れに満ちる。
 なんとも幸せな混淆のひととき。
 
 …数年前の感覚がよみがえる。

 バリ島のウブドでは、夕暮れとともに至る所でガムランが演奏された。
 まさにトランス状態で音楽に身を投じ、悦に入った。
 至福の時だった。いや、バリはすべてが至福だった。

そんな陶酔に浸りつつ観た彼女の踊りは、優雅だった。
目をカッと見開き、ピンと指先を立て、ほどよい緊張感を感じさせながらも、
全体の雰囲気は非常にゆるやかで、丸みを帯びていたように思う。

まさかオキナワで、このような異国情緒を味わえるとは…。
空が青みを深め、徐々に夜の気配が近づくと、
照明に浮き上がった踊り手たちは、さらに妖しく艶やかに映った。

バリに行きたい…。またあの至福を味わいたい…。
思わず現実逃避した土曜の夜だった。


 
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【事故】今年一番の夏日で…フィルムがオジャン!

2006-07-04 | Photo-diary
週明けの月曜日、オキナワは34度を記録する暑さに。
九州地方の梅雨前線が強力なだけに、オキナワを覆う高気圧も強大ならしい。

おかげさまで、ラボに出したフィルムがこのありさま。

左右を横断する線はフィルムについた傷である。
現像途中でブレイカーが落ちてしまい、現像機がストップ。
すぐに復旧するも、現像途中のフィルムが巻き込まれてしまい、
見事なカタチでぐちゃぐちゃと折れ曲がってしまった。

暑さのためにクーラーをフル回転させていたらしい。

幸いにも、現像⇒停止⇒定着まで進んでいたので画像は確認できるが、
乾燥途中のシャットダウンで生乾きのフィルムが悲惨な状態に…。

犠牲になった写真は
沖縄県立芸大の中庭で行われた貴重な「ガムラン演奏会」の記録だった。
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