#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【転機】NAHAマラソン その4

2008-12-09 | Photo-diary
午前9時のカウントダウンとともに
「万国津梁の鐘」がぐわーんと鳴った。

58号線に埋め尽くされた
3万人のジョガーが一斉にスタート!

…できるわけがない。

最後尾までおよそ何キロあるのだろう。
30分以上経って、やっと全員がStartingPointを抜けた。

そういった不公平さを納得させる意味でも
ゼッケン番号順に並ぶよう指示はしているようだ。

集合時間も8時10分になってるし、
こうやってプラカードを掲げて
事前に整列するよう呼びかけてもいるのだけど、

目の前を通り抜けるLoads of peopleのゼッケンは見事にバラバラだ。

面白いくらい、混じりあっている。
3桁と4桁と5桁が肩を並べて走っている。
このてーげーさが沖縄の場合、必要なのだろう。

      ●

12月09日(火)
昨日よりは過ごしやすい一日。

ジャマイカ行きはすでに進行していた。

彩のジャマイカ生活日々徒然「ジャマイカの犯罪」

ジャマイカでお世話になる彩さんのブログを読む。
物価高で犯罪が凶悪化しているらしい。

「ガンポイント」といって
一般人や観光客を相手にガンを向け
すべてを奪っていく犯罪が増えていると…。

チャックフェンダーって人が
そんなジャマイカの犯罪を曲にして大ヒット!
しかし、ラジオで放送禁止に。

「What!?」そんな社会の歪みを嘆いた本人のメッセージ。(以下転用)

 Gash Demみたいな曲は、本当だったら一日に20回ラジオでかかってもおかしくないような曲だから、
 放送禁止になって悲しかった。罪の無い赤ん坊を撃ち殺したり、子供をレイプしたりする奴らは、社会の悪疫だ。

 あの曲は、そういう寄生虫みたいな奴らの心に入っていって、
 自らの罪に気づいて自殺しようと思わせるくらいのパワーが込められてるんだ。
 罪の無い子供や女や老人を傷つける奴らは、この世からいなくなるべきだ。

  「 全能の神よ、邪悪な行いをした奴らにガスをかけて火をつけろ」

 というのはラジオでかけられないのに、今日もラジオからはガンチューンが流れ続けている。
 社会を正そうとする歌が間違っていて、悪を賞賛するメディア。
 こういう行いに隠されてるメッセージを、読み取ることが大事だ。

 放送禁止になっても、ナンバーワンになった。

 聞いた人たちは同感してたってことの証明だよ。
 ジャマイカのシステムの本音は、本当には、人々に良くなって欲しくないってこと。
 若者たちのマインドをクリーンアップしたいなんて言ってるけど、
 結局毎日ラジオからは、若者を悪に導く音楽ばかりが流れてる。

 音楽は血の中に入っていくもの。
 絶望に満ちた若者がガンチューンを聞いたらどうなる?マッドになって、ガンを持つようになるんだ。
 社会が良くなるわけがない。ジャマイカがひとつになると不都合な奴らがいるんだ。
 すべてビジネスだよ。人々を分離することでリッチになってる奴らがいる。

      ●

ジャマイカの日常が、少しだけ見えてきた。



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