弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

もんじゃ焼きの作り方

2008-08-07 22:07:27 | Weblog
私は、弁理士仲間で月に1回程度開かれる判例研究会に参加しています。
研究会の会場は、東京中央区の佃区民館と決まっています。実は幹事が部屋の予約をするのが結構大変ではあるのですが。

佃区民館の最寄り駅は地下鉄有楽町線の月島です。佃区民館から歩いてすぐのところに、月島のもんじゃ焼き商店街があります。もんじゃ焼きの店が建ち並ぶことで有名な通りです。
我々の研究会も、年に2回、研究会の後にもんじゃ焼き屋で懇親することとしています。商店街にたくさんのもんじゃ焼き屋が建ちならぶ中で、どういうわけか利用するのは「さかもと」という1軒だけです。

「もんじゃ焼きの正しい作り方」というのが存在するのかどうかわかりませんが、われわれはその「さかもと」で店主の親父さんから教わった作り方を習得し、いつもそれでいっています。
今回は、もんじゃ焼きの作り方を紹介します。

まずは、判例研究会の方から。
佃区民館の入り口です。

入り口を入ると、本日の部屋の予約が看板に書かれています(左下写真)。「判例研究会」というのがわれわれの会場です。研究会の様子を1枚だけ挙げておきます(右下写真)。
 

研究会が終了して、会場をもんじゃ焼き屋に移します。
夜のもんじゃ焼き通りです(①)。「さかもと」に到着します(②)。
 
   ①                        ②
もんじゃ焼きを注文すると、どんぶりの中に山盛りの具が入って渡されます。てっぺんに肉が載せられ、どんぶりの底の方に汁が入っています。
まずは肉だけを鉄板の上に置き、焼きます(③)。その間に、どんぶりの中で具(野菜類)と汁を混ぜます。混ぜても、大部分の汁はどんぶりの底に溜まったままです。
次いで、汁をどんぶりの底に残したまま、具だけを鉄板の上に載せ、先ほどの肉と一緒に焼きます(④)。
 
   ③                        ④
頃合いを見計らって、焼いた具をドーナツ状に積み上げ、堰を作ります(⑤)。そしてこのドーナツの真ん中に、どんぶりに残った汁を注ぐのです(⑥)。
 
   ⑤                        ⑥
堰がうまく作れていないと、決壊して汁が流出してしまいます。ちょっとぐらいの流出であれば、修復は可能です。
このままでしばらくすると、堰の中の汁がとろみを増してきます。その段階で全体を混ぜます(⑦)。これでもんじゃ焼きが完成します。お好み焼きのように固まらず、とろとろした状態で食べるのです。一人一人に金属製のへらが渡されているので、それを用いてもんじゃ焼きをすくい取り(⑧)、そのまま口に運んで食べる、という段取りです。
 
   ⑦                        ⑧

実のところ、私はこの店でしかもんじゃ焼きを食べたことがないので、この作り方が一般的なのかどうか、知りません。地域毎に、あるいは店毎に、作り方が違う可能性はあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする