少し前に仕事で患者さんのお宅へ行く途中山道を迷いながら走っていたらちょっと気になる案内板があったので帰宅後調べてみた
雨包山(あまつつみやま)1111m
村おこしで頂上付近まで道も整備されているとのことで登ってみた
宇和島から走るのなら320国道で走るほうが早い気がしたがネットで調べたコースもナビが表示したのも無料の高速利用で29県道を走るコースだった
それなら案内通り走ってみよう
未舗装もあるし狭いようなのでバイクは諦めてシエラで走る
らびぃもついでにドライブ
高速→29県道ここまで通常のコースなので問題なし
267県道に入るとこれまで何度か走ったことがある程度
入り口の案内板
入ってすぐは広いけどすぐに狭くなる
この辺から分岐が出てくる
ここは左
この辺からさらに狭くなる
こんな山奥にも結構家がある
道なりに登っていくと分岐点が出てくる
雨包線の起点
ここを左
ここから先は分岐ごとに案内板があるので迷うことはない
但し道は狭い 擦り傷が入って困る車は来ないほうが無難
コンクリートの舗装がされているので問題なし
見事に案内されてる 新しい案内板と古い案内板両方立ってる
少し走ると1個目のトイレがある
よく整備されて綺麗 トイレを通過して次のカーブを曲がると
樽の滝が道沿いにある
落差15mぐらい
標高650m
結構高さも有り綺麗 上のほうはモミジみたいなので秋に来るとよさそう
マイナスイオン満喫中のらびぃ
高さがあるので結構霧状のしぶきが飛んできて涼しい
涼しいのでなかなか動きません
滝を通り過ぎたら展望台らしき休憩所があるがここ木が茂って何も見えない
休憩するほどのこともないのでこのまま走る
今回一番おおきな障害物がこれ あと50cm転がると車が通れなくなるとこだった
この大きさは少ないけど20~30cmのものはいくつも転がっているので注意
ここも左
ここを右に行くとカルストにつながる大規模林道にいける
案内に沿ってどんどん登っていく
2番目のトイレが見えてきた
下のトイレ同様よく手入れされています
山奥のトイレって汚いイメージがありますがここは綺麗
有人の観光施設のように手入れされてる
トイレの反対側に遊歩道がある
今日はご老体のらびぃがいるしこの時期マムシもいるかもってことでパス
このトイレを過ぎると最後の分かれ道
先に恵美須神社へお参り
頂上から移築されたようで新しい
お賽銭入れてお参り
行く前にネットで見た説明よりもっと詳しく書かれていた
ネットで見た説明では下記のように書かれていた
宝徳年間(約600年前) 西宇和島郡川之石に雨井の浦という村があった。あるとき、沖合いの海面が明るく光って水しぶきをあげているのを漁師たちが見つけたが、それからは不漁が続き、誰も恐れて近づいてみようとしなかった。村の若くて優れた海女だけが調べてみることを心に決めたところ、ある日、夢枕に事代主命(ことしろぬしのみこと)が現れ、「海の底で苦しんでいるので、どうかこの浦を見渡せる高い山へ連れて行ってくれ。そうすれば元のように漁もできるようになる」と告げた。
明くる朝、夢のお告げに従って明るくなっている海底を探すと、一寸ほどの金の恵比寿像があった。そこで海女は高い山を探すために、幾つもの山を登り下りして、伊予の地を通り、その先に祀るのに相応しい海の見える山を見つけた。
海女がこの山の頂き近くの木の枝に金の像の包みを懸けて山を下っていくと、恵比寿が山頂付近の岩の上に立ち、海女を恋しそうに見送っていたと言う。
包みを懸けた木は「つつみかけの木」と呼ばれていたが今は判らず、この山一帯を「海女包山」と呼ぶようになり、これが「雨包山」と記されるようになった。ちなみに、恵比寿が立っていた岩を「海女恋しの岩」という。
この後分岐点まで戻って頂上を目指します
長くなったので残りは後日
後編はこちら