外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ホーム・ドア

2011-02-09 17:22:58 | 大学野球
昨日から、有原投手(右投げ。広陵)、高梨投手(左投げ。川越東)、中村内野手(天理)が練習に合流しました。

既に練習に参加している吉澤内野手(日大三高)、小野田外野手(早実)、土屋捕手(早実)と合わせ、今年の新一年生たちの陣容が明らかとなってきました。

もちろん、一般入試を突破して4月に入ってくる新入部員もいるわけですが、とりあえず現時点での顔ぶれで3月の沖縄キャンプ行きを競うことになります。

みんな気もはやっているでしょうが、とにかく故障だけには十分気をつけて、じっくりと大学野球に適応していってもらいたいと思います。

体ができていない時期の故障は、後をひきますから。
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ところで、JR東日本は、2017年度中に山手線全29駅にホームドアの各駅への設置を前倒ししたいとの意向を明らかにしました。

私鉄でも、例えば京王電鉄が、京王線新宿駅のホームに落下事故防止のホームドアを設置する工事に着手し、2012年度以降順次使用を開始する方針とのこと。

このところ、やけに人身事故が多いなあと私も感じていました。

最近2週間のニュースをチェックしてみると、駅の構内での人身事故の多さにビックリします。

1/24(月)9:10 東海道線・横浜駅
1/27(木)17:29 横須賀線・戸塚駅
1/31(月)23:31 横須賀線・田浦駅
2/3(木)16:54 京浜東北線・大井町駅
2/7(月)16:53 東海道線・藤沢駅

私の通勤路線の駅だけでも、驚くべき頻度で人身事故が発生しているのですから、これは只事ではありません。

それだけに、鉄道各社がホームドア設置を急ぐのも納得です。
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「なぜ、宴会シーズンでもないのに、ホームでの人身事故が増えているのだろう?」と疑問を抱きながら、通勤時にホーム上の様子を眺めてみました。

・携帯電話やゲーム機の画面を眺めながら、電車を乗り降りする人
・駅の階段を脱兎の如く駆けてきて乗車する、いわゆる「駆け込み乗車」

これに加えて私が気になったのは、ホームで待っていた場所がグリーン車の乗車口であると列車が到着して初めて気がつき、慌てて一般車の乗車口へとホーム端を突っ走る人たちです。

中高生ばかりでなく、ご老人、そして赤ちゃんを抱いたりベビーカーを押す若いママさんたちまでもが、発車間際のホームの白線の外側を走っているので、危なっかしくて見ていられません。

個人的に思い当たったのは、東海道線と横須賀線のホームには湘南新宿ラインの列車も乗り入れてくるようになり、グリーン車の停車位置が、路線によって、そして列車の車両数によっても異なることです。

したがって、利用者は「次の列車は、横須賀線か、湘南新宿ラインか」、「それは何両編成の列車か」をきちんと事前に把握して、然るべき位置で待っている必要があります。
それを怠ると、列車到着後に慌ててホームの端っこを走る羽目になってしまうのです。

毎日、同じ時間帯の列車を利用している私たち会社員は、慣れたもの。

でも、たまにしか電車を利用しないご老人や子育て中のママさんたちにとっては、一つのホームに様々な列車が乗り入れてくる現在の運行スタイルが分かりにくく、戸惑うことも多いような気がしました。

しかし、相互乗入れや直通運転は時代の要請ですから、これから更に増えることはあっても、減ることはないでしょう。

やはりホーム・ドア設置は急いだ方が良さそうです。

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週べ今週号

2011-02-08 19:26:39 | 大学野球
写真は、今夜の帰り道で、ふと気がついた、東京駅の復元された駅舎の一部です。

薄暗くて携帯電話の写真では分かりにくいのですが、トンガリ帽子のような屋根と鮮やかな金色の装飾が、とても新鮮な印象です。

第二次大戦で損傷した駅舎を、大正3年の竣工当時の姿に戻そうという、この復元工事。
その完成予想図が、鹿島建設のウェブサイトに載っていました。
完成予想図

完成は、来年(2012年)6月とのこと。
まだ先のことですが、実際に見る駅舎がどんな佇まいとなるのか、今から楽しみですね。
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週刊ベースボール今週号の見どころは、何といっても、今年度のプロ野球選手名鑑です。

東京六大学出身の選手、監督、コーチたちの近況を確認するのが、まず最初。

その後、かつて早稲田に関心を持ってくれていたものの、最終的には縁のなかった選手
あるいは、早稲田からラブコールを送るも、これまた縁のなかった選手たちの様子も気になります。
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それにしても、週べの表紙に載った和田毅くん、青木くんの顔からは、何年もプロ野球の世界を生き抜いてきた風格が漂います。

同じく表紙を飾るルーキー斎藤投手の初々しい表情も、来年以降、少しずつ逞しくなっていくのでしょう。
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プロとアマ(続編)

2011-02-07 17:54:43 | 大学野球
先日、プロ・アマ規定が見直されて、プロと大学生の練習試合が可能になったことを話題にいたしました。
同世代のプロ・アマの交流戦は、双方の選手に大きな刺激となることは間違いありません。

早稲田の春季オープン戦の日程は、既に公式HPで発表されています。
オープン戦の日程

日程表を改めてじっくり眺めていると、オフ日ではないのに対戦相手の欄が空白となっている日があります。

手がかりは何もありませんが、「ひょっとしたら、この日に…」と、秘かに期待しているところです。
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ところで、日本で最も長い歴史を有するプロスポーツの大相撲が、八百長問題で大揺れです。

もっとも、「7勝7敗」の力士が尋常ではない確率で千秋楽で勝ち越しを決めることを、熱心な相撲ファンではない私でさえ、中学生の頃から感じていました。
そして勝ち星のやりとりを示す「注射」という表現も、大学生の頃には耳にしていました。

これまでのメディアの報道が、もっぱら十両と幕下の待遇格差に焦点を当てていることもあって、石原慎太郎都知事の「何を今さら」というのが、世間一般の感覚に合致しているのだろうと思います。

ただし、このような寛大な受けとめ方も、「注射」の目的が番付維持のレベルにとどまっていればこそ。

万が一、今後の調査の結果、相撲賭博に絡む八百長の存在ということまで発展した場合は全く話は別です。
賭博となれば、必ず反社会的勢力との接点が出てきて、賭博の胴元の指示に従って八百長が行われるようになりますから。

また、今回の八百長騒動で名前の挙がった力士の中には、覚醒剤騒動で尿検査を拒んだ者も含まれています。

そんな「灰色」の人物が現在に至るまで本場所中の国技館の支度部屋を自由に行き来していたのですから、大相撲協会の脇の甘さには呆れるしかありません。

残念ながら、大相撲の闇は深いと云わざるを得ないと思います。

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今日の東伏見(2/6 )

2011-02-06 22:17:28 | 大学野球
まず、ラグビー日本選手権。
早稲田はNTTドコモに敗れ、一回戦敗退となってしまいました。

試合日程が多くの大学の後期試験シーズンにぶつかるというハンデが学生にありますけれど、それでも今日は何とか勝って欲しかったです。

ともあれ、有田組の皆さん、ご苦労様でした。
今年度は本当に良いチームであったと私は思います。
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さて、今日の東伏見。
技術指導に広岡さんと吉澤さんがおみえになる一方、ネット裏には元・監督の野村徹さん)と坂本周三さんもおいでになりました。

野村さんは、「安部寮の玄関を入った時の空気が、昨年までと全然違う」と、今年度のチームの充実した雰囲気を高く評価されていました。

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今日も、守備練習から始まりました。
昨日の紅白戦の結果などを踏まえ、メンバーの一部入れ替えがありました。

捕手
市丸、羽鳥、土屋

一塁
古山、河村、高橋、江塚

二塁
渡辺、川崎、佐野、深沢

三塁
杉山、東條、山地

遊撃
松本、川口、徳井、吉澤

左翼
桜庭、白沢、大野

中堅
川西、佐々木

右翼
土生、若杉、小野田

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岡村監督をサポートするため、1学年上の2人のプロ経験者の先輩が、選手指導をお手伝いされることになりました。
吉澤俊幸さん(三塁・中堅手、日大三高-早大-阪急、写真左)と、八木茂さん
(遊撃、興国高校-早大-東芝-阪急・阪神。写真右)です。

今日おみえになった吉澤さんは、打撃練習と外野守備で部員たちを指導されるとともに、全体練習の終了後に、内野陣にノックの雨を降らせていらっしゃいました。
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今日の東伏見(2/5 )

2011-02-05 20:05:52 | 大学野球
今日の東伏見。
野球部OBの役員会が行われたため、関口さん(仙台二高)、楠井さん(和歌山・桐蔭高校)ら、懐かしい顔がネット裏においでになりました。
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さて、練習の内容は先週までと少し変わりました。
午前中の守備練習、午後の打撃練習のメンバーが、先週までの顔ぶれから絞り込まれたのです。
沖縄キャンプに向けて、新たな一歩が踏み出されたのだろうと想像します。

今日の内外野ノックのメンバーです。
(捕手)
市丸、羽鳥、地引、土屋

(一塁)
古山、高橋直、江塚、森

(二塁)
渡辺、川崎、佐野、深沢

(三塁)
杉山、東條

(遊撃)
松本、川口、徳井、吉澤

(左翼)
桜庭、白沢、大野大

(中堅)
川西、佐々木

(右翼)
土生、若杉

続く投内連携では、高橋哉至、森らの投手たちが加わりました。
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午後からは打撃練習。
かなりの本数を全野手が打ち込み、午後三時半ごろに全体練習が終わりました。
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全体練習が終わった後、紅白戦が始まりました。
人工芝になって、グラウンド整備が簡単になったために可能となった練習メニューです。
バックネット裏には、市丸副将、そして、濱くんら学生コーチ陣が勢揃いして、紅白戦での各選手のプレーをチェックしていましたから、これも沖縄キャンプ行きの帯同メンバー選考の一環なのでしょう。

紅白戦のスタメンです

1鶴谷
2羽鳥
3森
4坂本太朗
5瀧島
6川口
7酒松?
8石塚
9八木

1梶原
2吉原
3坂本和也
4西竹
5酒松
6中山
7中野
8林
9小沢

みんな、ガンバレ!!
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練習終了後は、Sさんと中野の「第二力酒蔵」に行きました。
鯛頭の塩焼き、ホタテのバター焼きなど、相変わらず絶品の旨さでした。
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ところで、大先輩・徳武さんから一枚の写真をいただきました。
共に早実出身で、共に早慶による優勝決定戦を勝ち抜いた50代主将と100代主将のツーショットです。

斎藤投手の学生服姿を見たのも、ずいぶん昔のできごとであったような気がしてしまいますね。


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「韓国野球の源流」

2011-02-04 19:10:56 | 大学野球
月曜日に話題にさせていただいた金永祚(キム・ヨンジョ)さんに関して、多くの方々からお問い合わせをいただきました。

私は、一冊の本でキムさんのことを知りました。
「韓国野球の源流」~玄界灘のフィールド・オブ・ドリームス(新幹社。大島裕史。2000円+税金)
5年ほど前に出版された本です。
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実に中身の濃い本です。
ですから、内容を要約することは不可能に近いです。

キムさんにまつわるエピソードに登場する人物が凄い。
例えば、キムさんと杉下茂さんが所属した帝京商業の監督は名将・天知俊一さん(元・明治大学監督、中日ドラゴンズ監督。野球殿堂入り)。

1937年(昭和12年)、杉下さんの所属に関する騒動が勃発して、帝京商業が甲子園を辞退するという事件に発展。
それで準優勝の日大三中に巡ってきた出場機会ですが、これまた辞退したのが「行きたければ自分たちの力で行く」と言い切った藤田省三監督(後に、法政大学と近鉄で監督)で、選手には関根潤三さんがいました。

ちなみに、二転三転の結果、甲子園に出場した東京代表は早実だったということです。

1943年(昭和18年)、キムさんは早稲田大学の専門部法科に入学。
「合格通知を受け取った私は、その場で泣き叫びたいほど嬉しかった」とキムさん。

その年の野球部には500人の入部希望者がいたそうですが、連日の凄まじい走り込みで、最後に残ったのは僅か20人。
その20人の中に、キムさん、石井藤吉郎さんらがいました。
「私の野球選手生活を通して、最も一生懸命練習をし、精進を重ねていたのは、早稲田大学の時期であった」と、キムさんはおっしゃいました。

戦後、秋山、土井、杉浦、長嶋、佐々木らを揃えた史上最強の東京六大学選抜軍にアジア大会で戦った1955年(昭和30年)、韓国チームの三番打者・捕手がキムさん。

試合前に、「私は早稲田大学の出身です。国の事情もあって、(韓国選手が日本チームに対して)厳しくあたるけれど、気にしないでください」と、キムさんは日本ベンチに挨拶においでになったそうです



そして、1959年(昭和34年)にアジア大会が神宮球場で開催された時、韓国チーム代表として来日されたキムさんの言葉。
「この美しい球場は、僕にとって第二の故郷のような気がします」
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戦争によって、一家の悲願であった早稲田大学を、キムさんは卒業することができませんでした。

しかし、帝京商業の天知俊一、早稲田の飛田穂洲という名将から薫陶を受けたキムさん。
「私が野球の基本を身につけた1930年代の日本球界は、徹底的に精神面を前面に打ち出していた」
「幼稚ないたずら坊主だった私は、野球を通して人間修業をすることができた。したがって私は、スポーツが単純に競技技術にとどまらず、人格の陶冶と人間形成の手段でなければならないという、理想の信奉者である」との手記を残されました。


キムさんは、58歳でお亡くなりになりました。

母国にお帰りになった後も、早稲田で野球ができたことを誇りにされ、しかし学業を全うできなかったことを残念に感じていらっしゃったキムさん。
キムさんの長女ヤンスさんは、キムさんが死ぬ間際まで口ずさんでいた「都の西北」を、現在でも歌うことができるそうです。

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お詫び

2011-02-03 23:54:46 | 大学野球
今日は、全く私らしくない1日です。

夕方から会議、パーティー、二次会、そして三次会と、スチャラカ社員の私に、実に似つかわしくないイベントが続いています。

同僚から「ayさん、普段の半分しか目が開いていませんよ」と指摘されるほど、すでに疲労困ぱいです。

帰宅の途につくのは日付が変わってからになりそうなので、今日はここまでとさせてください。
(T_T)
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「神宮六景」

2011-02-02 21:16:17 | 大学野球
東伏見ネット裏の最近の雰囲気について、先日話題にいたしました。
前回の記事

早稲田スポーツを愛するという共通項があると、世代を越えて、肩を張らずに楽しく交流することができるのが何とも言えません。

子供の頃に外野席から観戦した試合、
学生席で応援した試合、
そしてOBになって内野席から観たる試合、

現役部員たちが颯爽と神宮に登場する姿を想像しながら、各自が思い入れをを熱く語り合うのは最高です。
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先週末は、早稲田スポーツ新聞出身で、現在は大阪のテレビ局に勤めるHくんが東伏見にやってきました。
私たちのオフ会の永世顧問であるNさんと同じテレビ局です。

Hくんは、早稲田で上本・細山田・松本らと同期生。
まだ大学三年生だった彼が、Yくん(現・スポーツ報知)と連れ立って、野球部の沖縄・浦添キャンプに取材にやってきて、その時に私は知り合いました。

彼らを強引に食事に誘って、「うりずん」で沖縄料理を堪能したのは、今でも楽しい思い出です。

現在、Hくんは、著作権の絡む難しい問題を解決しながら、海外を相手にビジネスしているとか。

稲門の後輩諸君が元気に活躍する姿ほど、頼もしく嬉しく感じることはありません。
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かたや、ネット裏で知り合った早稲田の大先輩からは、「神宮六景」という小冊子(非売品)をいただきました。

東京六大学野球を少しでも盛りたてようと、各校の野球部、応援部、そしてOBの皆さんが取り組んだ2010年度の情宣活動の結果がまとめられたものです。

ページをめくっていると、「何とかして、往年の熱気を六大学野球に取り戻したい」という思いが、伝わってきます。

野球部の福満くん、応援部の森くんが寄せた文章も載っていました。
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思えば、私たちのオフ会でも、何年も前から同じテーマでずいぶん議論してきました。
みんなで知恵を出しあって、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。

姫路の大僧正は呆れていらっしゃるようですが、東伏見のネット裏の空間は、ちょっとしたものなのです。


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週べ今週号

2011-02-01 20:32:40 | 大学野球
週刊ベースボール今週号は、早くも2011年のドラフト候補の特集。
もちろん、明治の野村投手、慶応の伊藤外野手、そして我らが早稲田の土生外野手らがリストアップされています。

野村投手に関しては、野球専門誌「野球小僧」でも取り上げられています。
そして、記事の中でコメントしているのが伊藤・土生の両選手。
六大学を代表する打者である二人が、野村くんの投球について、フランクに語った内容を週べ今週号の記事と比べてみると、かなり面白いですよ。
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さて、週べ今週号で私がイチオシの記事は、新監督・岡村さんが率いる今年の早稲田に関する記事。

経験不足の投手陣を援護するためにも、「打棒ワセダの復活」をテーマに岡村さんが練習に取り組んでいらっしゃることは、このブログを訪問してくださる皆様ならば、既に読み取ってくださっていることでしょう。

また、野球の基本となるキャッチボールにおいて、投げる側・受ける側の双方に、岡村さんは課題を感じていらっしゃる様子です。
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ビジネスでも、競技スポーツでも、強敵に立ち向かう局地戦においては奇手奇策もあります。
しかし、年間計画において、奇手奇策はあり得ません。

チームの置かれた状況と、個々の選手の特徴を踏まえて、長い歴史の中で培われてきた定石の中から、何を選択し、何を捨てるか。
大雑把にいえば、そこが監督の腕の見せ所でしょう。

空前絶後の投手力を前面に押し出した前年度のチームから、もっと打撃力に軸足を置く、バランスのとれたチームへの変身が必要なことは、誰もが思うこと。
その到達点を目指して岡村さんが打ち出す「選択と集中」を、ファン一丸となって応援してまいりましょう。
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ところで、マスクを着けてゴホゴホとやっている人が、オフィスでも通勤途上でも目立つようになりました。

強烈な咳をする人を見て、私が連想してしまうのは「バブーン」です。

私が小学生の頃、テレビで毎日の夕方に放送されていた「魔法のかばん」あるいは「がんばれフィリックス」と呼ばれる5分番組に登場していた、特異なキャラクターです。

彼が「バブーン」と咳をする(あるいは叫ぶ)と、山が崩れ、あるいは岩山にトンネルが貫通しました。
そして、この叫び以外に、彼のセリフはありません。

この番組は、同じ5分番組の「マイティ・ハーキュリー」が始まる前に、午後6時55分から毎日放映されていました。
独創的な発明を次々に送り出す大博士・マメ博士、そして様々な陰謀を企てるもコンセントを抜くと死んでしまうテレビ人間など、実に楽しい番組でした。

昭和30年生まれの私にとって、いってみれば「ドラえもん」や「アンパンマン」のような存在であったような気がします。

「バブーン」は、原作では「VAVOOM」という名前だったようです。

YouTubeの画像で、気は優しくて力持ち、「バブーン」の勇姿をご覧ください。

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