今日の考え事〈applemint1104〉

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「砂の塔」8話の感想

2016-12-03 22:06:59 | ドラマ
いよいよ最終盤に入りました。
弓子が主役級の存在感です。
今回も、亜紀と健一夫婦が追い詰められて行きます。
弓子がどんどん家庭内に入り込んでくるのです。
弓子は怪我を負った和樹に付き添って病院へ。そして意味深な言葉でほのめかしながら、和樹の心に迫っていきます。
 
亜紀は生方と合っているところをママ友に写真に撮られ、皆の前で不倫をしていると寛子に罵られます。
嫉妬むき出しの寛子です。
子育て中の主婦が‥何をしてるんだか~と思いますね。
亜紀は頭を打って入院してしまいます。
が、その間に弓子はさっさと家の中に入り込みます。夕飯の支度をし、そらの世話をしたりします。
一体どうなってるんでしょう。
高野家の家の主人は誰なんだよ、何故こうも夫はおどおどしているのか。
はっきり拒絶すればいいのに。
そんなに元嫁が怖いのか。しかし十数年前に別れた妻ですよ。なんで今頃になって現れるんだろう。
弓子はどうも和樹の産みの親らしいのです。やっと謎が解けました。
弓子は和樹を見守って3年。尾行して、他の家の中に監視カメラまでつけて、元夫の家の中に入り込んでくる。
息子をつけ回している。それが愛情と呼べるのか。
いや、この行為、れっきとしたストーカーでしょう。
弓子は品良く優しげで他人を助けてくれる。行動力は大したものです。
そして油断させたあげく、じわじわと本性をむき出し、健一の今の妻を追い詰める。
いったい何がしたいのやら。
そんなに和樹の親権が欲しいのなら、話し合いをするのが筋でしょう。(違った?)
それを不可解なやり方で、一家に近づきまとわりつく。
サイコパスと言われても仕方ない。
健一も、どうして元妻だと言わないのか。いや、言えないのか。
サスペンスと思って見ていたら、元妻が自分の子供恋しさに今の家族に近づく変態的な?ドラマでした。
なぁーんだ、拍子抜けです。
あと一つ、健一と弓子の間に起こった残忍な出来事、その種明かしがあります。
それだけですね。
「Nのために」をなぞったような感じの運びと不安な音楽で、雰囲気だけのサスペンスてす。
健一は頼りないし、亜紀も翻弄されてるだけ。
弓子はやり手だけど常軌を逸してる、生方は人妻に恋い焦がれている。
変な人の寄せ集めで、まともな人がいない。
セレブなママ友もたいしたことなかったですね…。
引っ張るだけ引っ張り、結局こけおどしのような。
何だかなぁ~。
 
しかし、今週の松嶋菜々子の演技は迫力ありましたね。
「それでも母親なの」と亜紀を責める演技は目をひんむいて、怖かったです。
この人時々女優魂を見せますね。
「あんたにそんなこと言われる筋合いはない!」と亜紀は言い返すべきなのにね。
苛立ちがたまるドラマです。
来週か再来週で終わるのかな。どこまでも弓子の異常さが増していく展開でした。
もう、最後まで見るしかないですね。


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