馬糞風リターンズ

世ノ中ハ何ノヘチマトオモヘドモタダブラリト下ツテモオラレズ

奈良県葛城市・・・・・

2016年07月20日 | 雑学
古代史が面白くなる「地名」の秘密 八幡和郎著 洋泉社の1項に〈葛城王朝の「葛」と葛※城市の「葛※」の字が違うわけは?〉がありました。 
   
初期大和朝廷の最有力豪族・葛城氏に関わる何か重大な事柄でも書かれているのかと興味津々で読みました。答えはごく簡単で、平成の大合併で北葛城郡に登場した新しい市の名前を公募した時に「葛城市」なったのですが、当時のワープロでは簡略体の※字体が出やすかったため、市民の利便性を考慮したためだったそうです。所が、JISコード変更などが行われて、現在は※字体をパソコンで出すのは大変難しくなりました。
「葛」の字体は幾つかあるようで字体による違いはないそうです。
葛城市役所のHPにはその経緯と取り扱いについて説明されています。

そこで気になったのが「男はつらいよ」の舞台となっている「葛飾柴又」です。ここでも「葛」の字体についていろんなん議論が行われているようです。
葛飾区役所HPネットでの書き込み質問コーナーなどがあります。
 歴史上の経緯や漢字自体の問題ではなく、パソコンの変換という今時の問題でした。

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