馬糞風リターンズ

世ノ中ハ何ノヘチマトオモヘドモタダブラリト下ツテモオラレズ

松戸~佐倉市・成田市~東金市・片貝海岸~銚子市

2012年09月12日 | ドライブ・旅行
松戸のホテルを出てから「さて!何処に行くか・・・」と思案しながら運転していました。フト、佐倉市の国立歴史民俗博物館を思いつきカーナビを設定して一路佐倉市へ。
「国立歴史民俗博物館」は、江戸時代の佐倉城跡に昭和58年に開館されたそうです。
この佐倉城(下総佐倉藩)第5代城主が、天保・安政期の老中首座堀田正睦(ほった まさよし)で、強権的な大老井伊直弼が桜田門で暗殺されると幕府・朝廷双方から「蟄居」させられましたが「開国派」の開明的な政治家でした。地元では未だに名君として慕われているようです。

佐倉と言えばスーパーヒーロー「佐倉惣五郎」です。何処かに「惣五郎」所縁のものがあるだろうから見学しておこうと市役所に行きました。市役所入口の受付で「佐倉惣五郎関係の史跡」の所在を聞きました。未だに半信半疑なのですが、その受付の若い御嬢さんは「佐倉惣五郎」を知らない、堀田正睦公の遺跡なら…と言います。佐倉惣五郎義民伝が歴史上の事実でない、と言うことからお役人の御嬢さんが公式な案内を避けて「知らない」と言ったのか、今の歴史教育では教えないので本当に知らないのか・・・・。心許無くなってきました。

 京成電鉄に「宗吾参道」と言う駅があります。京成佐倉駅から3つ目の駅で、所在は成田市になります。そこには立派な「宗吾霊堂」があり平日にも拘らず大勢の参拝者がありました。やはり佐倉惣五郎は庶民のスーパーヒーローだったので「ホ!」としました。
境内には「義民惣五郎伝」などを演じた役者の記念植樹があります。歌舞伎の大看板の名があちこちにありました。「義民宗吾父子の墓」参拝者の献花が絶えません。
東金市は父母が新婚生活を送った所です。今から76年ほど前の話で、父親が片貝海岸の防潮堤建設に従事していたそうです。2・26事件をここ東金で聞いたそうです。全く何もない平凡な街で、何も見るところのない所です。片貝海岸も夏の賑いもなく、サーファーが数人たむろしているだけでした。


日がだいぶ短くなってきています。そろそろ今日の宿を確保しなければなりませんので、九十九里ビーチラインで銚子市に向かいました。途中、飯岡町では「飯岡助五郎の墓」と「座頭市発祥の地」を観ました。

 銚子についたのは六時過ぎで暮色の頃です。少し疲れも出ていたので、泊まるところはあれこれ選択しないで銚子市内の一番最初の宿泊施設を本日の宿と決めました。そして最初に見つけたのが「大新」と言う観光旅館でした。日本旅館であまり乗り気はしないのですが、「一番最初の宿」と決めていたので・・・。「この時間だと夕食は準備できません」とのことで、夕食のため駅の方に歩くと、道1本曲がった筋に新しいビジネスホテルがあり「しまった!」と思いましたが後の祭り。





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