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「奇 々 怪 会」 とは、どういう会なのか

昭和30年前後にイギリスのネス湖で恐竜ネッシーの存在が話題となり(湖面を泳ぐ姿が目撃され、写真に撮られたりした)、ヒマラヤで雪男の足跡が発見された等などが新聞やテレビで話題になりました。
こうした話題は昔から私達の興味を引く出来事だったようです。

いや、もっともっと旧くには・・・
秋田出身の国学者・平田篤胤は異界・幽冥の世界の有様をまとめて、1822年(文政5年)に『仙境異聞』を出版しています。
実は文政3年秋の末、篤胤45歳の頃、江戸で天狗小僧寅吉の出現が話題となっていたそうです。
寅吉は神仙界を訪れ、そこの住人たちから呪術の修行を受けて、帰ってきたというのです。
篤胤は、天狗小僧から聞き出した異界・幽冥の世界の有様をまとめて、出版したのが『仙境異聞』であります。これが当時大きな話題となったと伝えられています。
ことほど左様に”不思議な話”は、いつの時代でも人の興味を引き付けるのだと思われます。

心霊現象、死後の世界、臨死体験、輪廻転生、古代文明、オーパーツ、超常現象、UFO、UMA、ツチノコ・・・・・
身近では霊的な場所、遺跡、神社、お寺、巨木等なども私達の興味を引き付ける様です。

奇々怪会は、こうした事に興味を持つ人の集まりです。
新規の入会を希望する方は下記までご連絡ください。
メール arashigeru@yahoo.co.jp

人類が40年以上月に行かない理由 〜アポロ20号は月の裏で何をみたのか?〜

2019年10月31日 | 地球・宇宙・太古
人類が初めて月に降り立って今年が50周年だそうです。
月の不思議を採り上げてきましたが、いくつか月にまつわる映像をご紹介いたします。予め申し上げますと、事の真偽は保証できません・・・・
UFOやネス湖などでも意識的に作った偽画像や偽動画があるようです。これからの動画がそうした可能性がある怖れもあります。
そうご承知の上でご覧ください。

人類が40年以上月に行かない理由 〜アポロ20号は月の裏で何をみたのか?〜

月の不思議・・・・・3

2019年10月29日 | 地球・宇宙・太古
さて月に纏わる”まとめ”を一度してみます。
月をまとめるにあたって「知識不足」や「誤解」があるかもしれない事はご容赦いただきたい。

1・月は地球の衛星だが、地球の衛星としては大きすぎる。
他の惑星の衛星はみんな小さいのに月だけが地球の1/4もある。

2・隕石や小惑星の衝突でできた月面のクレーターが浅すぎる。
これは表面が超堅いと考えないと理解できない。

3・月の表側と裏側の地形や地質成分が大幅に違う。

4・月面に見られる奇怪な現象月面観測中に不思議な発光現象が観測されている。
閃光、白熱光、赤光、動く光などが観測された。

5・月は太陽の400分の1の大きさである。距離も不思議なことに400分の1である。
こうした位置関係にあるので、太陽と月は同じ大きさに見えるのだ。
皆既日食も太陽と月がピッタリ重なるために起こるのはいうまでもない。
この「あまりにもよくできすぎている偶然の一致」を説明する天文学的理由はどこにもない。

6・自然にできた天体は、内部にいくほど比重が高くなる ものだが、月はそれが当てはまっていない。これは中が中空でないと理解できない。

7・イギリスの高名な天文学者H・Pウィルキンス博士は 月にUFO基地があると推測し、その著書『われらの月』 で次のように述べている。
「洗面器状の白いクレーターの内部はなめらかで、 底の深いガラスびんを差し込んだようになっている」
「その中心の幅はおよそ180mほどある」
「もしUFOが月の内部から発進してくるのだとしたら この差し込み口を利用していると思われる」
このクレーターは直径600mほどのものだが、目撃された UFOの中にはさらに大きなものが報告されていることから、 別の出入り口もあるとみられる。

こうした組成上の特徴の他に、地球や人に与える月の影響が多々指摘されている。
8・地球の表面は80%の海と20%の陸で出来ている。人体も地球と同じ80%の水分と
20%の固体である。地球が月の引力で潮汐現象が起きるなら、人体も月の引力の影響を受けて体内で潮汐が起きても不思議ではない。

9・引力の影響によって受ける体内水分バランスが崩れるのだ。
引力が強い新月・満月では、体内の緊張感が高まる。
引力が弱い上弦・下弦時には体内の緊張感がゆるむだろう。
この緊張感の違いが大きく出るのが死亡事故と人身事故だ。

であるから緊張状態が高まると、イライラ感情がつもり人間が攻撃的になる。
信号無視・スピードの出しすぎなど死亡事故につながる無謀運転が誘発される。
月の引力が強い新月・満月に多い。(うっかり型事故も発生はする)

10・人間の出産も月のサイクルに左右されることが明らかになってる。
日本には昔から「満月の夜には赤ん坊が生まれる」という言い伝えがあった。
ある実証データによると、満月、新月いずれの場合も一日前と三日後が出産のピークとなった。(件数はそれぞれ200件、183件。2日だけで全体の15%を占める。)

11・古来、月には魔力があるとされてきた。聖別するために月光にさらしたり、霊力を高めるために月光浴などが行われ、さらに狼男、満月の晩は精神が不安定になりやすいなどといわれてきた。
また、女性の生理周期が月のサイクルに酷似した28日周期であることはよく知られており月の影響を生物は受けているという。

最後に動画を月の不思議さを暴いています。

【月の裏側】アポロクルーたちが見た真実が公開!月面の不気味な建造物をNASAが公開し宇宙人の謎に衝撃

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月って面白く不可思議

2019年10月27日 | 地球・宇宙・太古
月の不思議・・・・月って面白く不可思議、前回に続いて月の話題です。

宇宙の果てはどうなっているのか、地球が生まれた状況は、ビッグバン、ブラックホール、宇宙人、UFOこれらの事を考えると分からない事だらけだけに、つい関連の解説書を手に取ってしまう。
そうして読み漁っている内に月(Moon)の不思議さに触れて興味津々だ。

月はどの様に生まれて地球の衛星になったのかとか、月は宇宙人の基地だとか、つい先日まで裏側を見せなかった不思議さとか様々あるのだけれど、一番の興味は月が人間に与えている影響の事だ。

海の潮の満ち干きが月の引力の影響である事は知られている。しかし、これ以外に影響が出ている事が沢山あるのだ。
女性特有の症状を「月経」と呼ぶが、実は出産は圧倒的に満月の夜が多いのだという。
【月の不思議】女性に多大な影響を与える満月と出産の不思議な関係が凄い…【謎】


死に至る大きな交通事故が起きるのを統計を取ると、満月・新月の日が多く、上弦・下弦の時はウッカリ事故が多いという。
更に、殺人事件が起きるのは圧倒的に満月の日だそうだ。

人間の体液の成分はほぼ海水と同じだそうだ。海水が引力によって満ち干きを起こす(実は陸地も影響を受けている)のだから、人間が影響を受けない筈がない。
これが前述の事故や事件に現れているのだそうだ。

月に人工的な地震を起こした(NASA)ら、その振動が月が空洞ではないかと言うような波動であったとか、月と太陽は同じ大きさに見えるが実は月は太陽の四百分の一の大きさ、地球からの距離が太陽は四百倍遠いからそう見えるとか、月に纏わる不思議さは多い。
【ミステリー】月にまつわる謎がヤバい!オーパーツとも呼ばれる月の本当の正体は…【真相】


お薦めの本は次だ。(三例目は前回にも紹介いたしました)





月の不思議

2019年10月25日 | 地球・宇宙・太古
私が所有する本「月の謎と大予言」小笠原邦彦著(Darin books)日本文芸社, 1987.3の発行である。現在は絶版となっている。

この本の著者は決して著名人ではないし、ウィキペディアで検索しても詳細は分からない。
しかし、内容は私の興味を十分に引きつけるものであった。
副題が衝撃的である「2018年、もう一つの月が再来する!?」である。
この本の構成は次の通りだ。
第1章 謎また謎の月の科学
第2章 月は人工天体である
第3章 人類のふるさとは月である
第4章 天には二つの月がある
第5章 楽園は月の内部にあり
第6章 隠された月のシンボルを探る
第7章 月は人間の魂を支配する

私は”月”の不思議に惹かれる。このあとも暫く月に纏わる話題が続きそうだ。
月は地球に住む私たちにとって太陽と並び身近な天体であるが、どうも正体がよく分からない。しかし、私たちの生活に深く入り込んでいる。今月は10月であるが、~~月となぜ称するのか、女性独特の生理現象を”月経”と言うが、なぜここにも月なのか?月は決して裏側を見せようとしない、月の内部は空洞らしい、いやいや、月は宇宙人の基地が有るなどの諸説もある。
アポロ計画によって月に初めて人間が降り立って約50年、その後になぜ月に行こうとしないのか?
**そうしてたら、トランプ大統領が月面基地建設を指示のニュースが17年12/12に配信された。
トランプ米大統領は2017年月面に再び米国の宇宙飛行士を送り込み、火星探査のための基地を作るよう指示する文書に署名した。ホワイトハウスで行った署名式で「ただ旗を立て、足跡を残すだけでなく、将来の火星やその先を目指す礎を築く」と述べた。
 1972年のこの日、米国の宇宙飛行士が最後に月面に立った。その1人だったハリソン・シュミット氏も署名式に同席した。トランプ氏は「彼を最後にしないと誓う。月以外の着陸もやる」と明言した。
 米航空宇宙局(NASA)が2015年に公表した計画では、将来の火星探査を見据え、20年代に月の周回軌道上に宇宙基地を建設することになっている。今回の指示により、軌道上だけでなく月面への着陸も再び目指すことになる。
 米国はアポロ計画で1969年に最初の月面着陸に成功。計6回で12人の宇宙飛行士を月面に送り込んだ。その後の有人活動は、地球を周回する国際宇宙ステーションにスペースシャトルで宇宙飛行士を送っていたが、2011年のスペースシャトル退役後は自前の有人宇宙船は持っていない。(共同

この本はそれらの事にも触れるのだが、本の詳細は次回にしてまず動画で月の不思議にたっぷり浸っていただきたい。
【衝撃】あなたはいくつ知ってる?月にまつわる不思議な話の数々


日本の国会でもUFO論議があった事が・・・・

2019年10月20日 | 地球・宇宙・太古
日本でも、国会で何度もUFO議論が展開されてきた経緯がある。
2005年、民主党の元参議院議員・山根隆治氏が当時総務大臣だった麻生太郎氏に対し、「大臣はUFOを見たことがあるか」と質問。これに対して麻生氏は、

「おふくろは見たといってえらい興奮して帰ってきたことがありますけれども、残念ながら私自身は見たことはありません」

 と発言。山根氏が「防衛上の問題だ」と突っ込むと、「ある日突然にくる可能性というのは常に考えておくべき問題」と真剣に回答した。

 2007年には山根氏のUFO政策に関する質問主意書に対し、政府が閣議決定で「確証できるUFO関連の事例は存在しない」との公式見解を採択。ところが、その後に町村信孝官房長官(当時)が「私は(UFOは)個人的には絶対いると思っている」と発言。防衛大臣だった石破茂氏も、

「日本の航空自衛隊が未確認飛行物体(UFO)の領空侵犯にどう対処すればいいのか悩んでいる」

 と真剣な表情で語った。ちなみに「宇宙人」と称され、夫人が「宇宙人にさらわれた」と公言していた鳩山由紀夫元首相は、なぜか「深入りしないほうがいい」と論争を避けたが、実は深入りされると困る事情があったのかも。
 
国会でしつこくこの問題を追及した山根氏に聞くと、
「異星人が存在し、日本の安全保障が脅かされるような状況があるのかどうか、ということを確認しておきたかった。日本の場合、超能力や異星人などの問題に科学的に真摯に向き合う姿勢が欠けている」
と大真面目に答えたそうだ。


北磁極の動きが加速、原因不明、あまりに急激3

2019年10月16日 | 地球・宇宙・太古
地磁気が逆転する可能性は?

 カナダ天然資源省の科学研究員ロビン・フィオリ氏は、北磁極が今後どうなるかを予測するのは難しいとしている。現在の速度を保ったままシベリアへ向かうのかどうかもわからない。北磁極に関して唯一はっきり言えることは、予測がつかないということだ。

 岩石を研究すると、磁極に関してもっと奇妙な歴史も明らかになる。過去2000万年の間、北磁極と南磁極は何度か入れ替わっているらしいのだ。この現象は、20万~30万年ごとに起こるとみられている。はっきりした原因は分かっていないが、北磁極が最近おかしな動きを見せているからといって、もうすぐ地磁気が逆転するわけではなさそうだ。

「地磁気が逆転している兆候はありません。起こるとしても、過去の地質学的記録から、少なくとも数千年はかかると思われます」と、ベッガン氏は言う。

 フィオリ氏も、過去に北磁極が今よりもはるかにおかしな動きを見せていたことを示すモデルがあると付け加えた。例えば、1900年以前にも北磁極は激しく揺れ動き、カナダで何度か急カーブして南へわずかに向かっていた時期もあった。

「どれも、外核にある液体の流れが変化したことと関係しています」。最近になって急に活発化したようにみえる北磁極だが、これは今に始まったことではないのだ。

「過去数十年間と比較すれば、現在磁極の移動は速まっていますが、地球の長い歴史のなかではこんなことが何度あったでしょう」と、米ロスアラモス国立研究所の宇宙科学者ジョフ・リーブス氏は問う。

「今後どうなっていくかはまったく予想できません。わかっているのは、これまでと違う動きを見せているということです。つまり、科学的に興味をそそるということです」 (この項 終わり)

北磁極の動きが加速、原因不明、あまりに急激2

2019年10月14日 | 地球・宇宙・太古
更新が遅れた影響は?
 そこでNOAAとBGSは、直近3年分のデータを使って、主に米国防総省、英国防省、北大西洋条約機構(NATO)などに向けて修正したバージョンを、2018年10月にオンラインで公開した。

 だが、政府機関が閉鎖されたせいで、オンライン計算機やソフトウエア、技術注記の変更など、民間用の更新が遅れていた。米コロラド大学ボルダー校の地磁気学者アーナウド・チュリアット氏は、基本的に磁気ナビゲーションの利用者は、誰でも今回の更新の恩恵を受けることになるだろうと話す。NOAAの研究者でもあるチュリアット氏は、モデルの更新に携わっていた。

 現在、世界磁気モデルはグーグルやアップルをはじめ、多くの地図システムが採用している。だが、民間の用途では、さほど差はない。影響があるのは、主に緯度が55度以上の地域に限られるという。
「平均的なユーザーは、北極圏でトレッキングでもしていない限り、大した影響を受けないでしょう」と、ベッガン氏。
なぜこんなことが起こっているのか

 尋常ではない北磁極の変化を見守る理由は、地図のためだけではない。地球の磁力線が変化していることは、地下数千キロメートルで起こっている事態を理解するための、数少ない手掛かりになる。

 2018年、米地球物理学連合の秋期会合で、リバーモア氏は最近の奇妙な動きについて、「磁場の綱引き」が起こっていると報告した。北磁極は、カナダ北部とシベリアにある2つの強力な磁場領域によってコントロールされているらしいというのだ。これまではカナダの方が強力で、北磁極をしっかりと捉えていたが、それが最近変わり始めているようだという。
「シベリアの方が戦いに勝利しそうな気配です。地理的な北極点を超えて、磁場を自分の方へ引き寄せようとしているようです」

 原因は、カナダの地下の外核でジェット噴流が起こり、磁場が薄く引き伸ばされ、弱まってしまったことだろうと、リバーモア氏は推測する。ここ数十年の北磁極の北方移動とジェット噴流が起きた時期は重なっている。だが、結論を急ぐべきではないとリバーモア氏は断っている。
「両者の間には関係があるかもしれませんが、はっきりとは言えません」(続く)

秋の例会が実施されました(鹿角方面)

2019年10月10日 | 例会
冷え込みの感じられるこの頃ですが昨日9日、秋の例会が開催されました。
前日は雨天、この日も朝方は風の強い不穏な天候に思われましたが時間を追って回復、秋空の下の快適な例会となりました。

まず最初の訪問地は「金精神社」です。鹿角市十和田錦木室田に在り、隣接地は駐在所でした。
金精とは何か? 金精神(こんせいしん)は、金精大明神(こんせいだいみょうじん)、金精様(こんせいさま)などとも呼ばれ、男根の形をした御神体を祀った神の一柱であるという。例会では過去にもいくつかの金精様を見学してきたのだが、民さんによれば県内最大のものではないかとの事で、下記画像のように民さんが実則して160センチであったそうだ。






次に向かったのが恩徳寺(秋田県鹿角市花輪字上花輪11)、曹洞宗の寺院ですが見どころは立派な位牌堂です。
しかし実際に行ってみると位牌堂は確かに立派なのですが、その位牌堂入口にある板の門に作られた地獄の風景も圧巻でした。右壁面に掛けられた、大きな地獄絵図を見ながら三途の川に架かる朱塗りの太鼓橋を渡ると、そこには閻魔大王が待ち構えています。
皆さん、恐る恐る三途の川を渡りました。
若奥様のご丁寧な説明にも感心し、帰りには皆にお心遣いもいただき御礼申しあげます。








さて例会の中の楽しみは・・・・昼食・・・・ですね。
今回は鹿角市花輪字上花輪11にある「ふくはうち」、この地はポークやモツが有名だそうで、今回は桃豚でした。
美味かった、小鉢でトンブリやミズもあしらわれていて大満足です。
例によって山菜名人 堀さんのアミコ、片岡さんの干し柿が大量に用意されていて腹一杯になりました。ご両人様、いつも有難うございます。


さて昼食後にまず向かったのは鹿角市八幡平にある大日霊貴神社です。
継体天皇がこの地域を開拓したダンブリ長者の徳と娘の吉祥姫(継体天皇の后)の御霊を慰めるために建立したのが始まりとされている。毎年1月2日に行われている「大日堂舞楽」は秋田県内最古の1300年もの歴史をもち、国の重要無形民俗文化財に指定されています。


最後は鹿角市十和田大湯字大湯にある普門山大圓寺です。
杉並木の参道には、樹齢2000年、高さ42m、幹囲約9mにもなる、県指定天然記念物の杉があり圧巻です。

平成20年(2008年)に本堂、庫裡、位牌堂を新築し、大仏と山門も修復し伽蘊も一新されたそうです。




さて、朝方強かった風も収まり時折心配した雨もなく快適な一日となりました。
前回欠席だった民さんの名調子、現役時代にクロマンタでよく鹿角に来ていて偉く詳しい鈴木会長、片岡さんの幅広い知識・・・・加えてバス内ではキノコの話やらで盛り上がった一日でした。
皆様お疲れさまでした。







北磁極の動きが加速、原因不明、あまりに急激

2019年10月06日 | 地球・宇宙・太古
北磁極が今までにない速度で移動しているのだと言う前回の記事ですが、もう少し詳しい解説記事がありましたので以下に記します。
*私はこの部門は全くの門外漢ですので、記事の転用ですがお許しください。
転用元 NATIONAL GEOGRAPHIC


北の磁極はじっとしていたためしがない。地球内部の「外核」を流れる液体の鉄に影響されて、過去100年ほど、北磁極は真北に向けてじりじりと移動してきた。ところが最近になって、専門家は異変が起こっていることに気が付いた。北磁極が急にスピードを上げて移動し始めたのだ。なぜなのかは誰にもわからない。

 その動きがあまりに急激なので、慣例の5年ごとという予定を繰り上げて、米国は世界磁気モデル(WMM)を今年初めに更新する予定にしていた。世界磁気モデルは、携帯電話をはじめ、船舶、航空機などのナビゲーションに利用されている。ところが、米連邦議会の予算案交渉が難航し、予算が切れた連邦政府が一部閉鎖されたため、更新が延期されていた。

 政府が再開し、新しい北磁極を示した最新モデルが2月4日に発表されたが、疑問は残る。北磁極はなぜこれほど速く移動しているのか。更新が遅れたことによる影響はあるのか。最近のグーグルマップの不調と何か関連はあるのだろうか。

地球上には、北の「極点」が3つ存在する。1つめは地球の自転軸の北端にあたる真北で、いわゆる北極点だ。(参考記事:「北極点がヨーロッパ方向へ急移動と研究発表」)

 2つめは、地球を包み込む磁気圏から考えられる「地磁気北極」だ。地球の中に棒磁石が入っていると想定したときに、磁石の北端と地表が交わる点である。この棒磁石の角度は、地軸と少しだけずれている。そのため地磁気北極はグリーンランドの北西沖に位置し、過去100年間でわずかしか移動していない。(参考記事:「月の表面にも小さな磁気圏」)

 第3の極点が「北磁極」だ。これは、方位磁石の北をずっと追いかけていくとたどりつく場所である。地球を取り巻く磁力線が真下を向いている場所とも言える(北磁極で方位磁石は逆立ちする)。地磁気北極と違い、北磁極の位置は地下約3000キロより深い外核にある液体の鉄の影響を受けやすい。この流れが磁場を動かし、地上の北磁極が激しく移動する原因となっている。
「北磁極は、とても敏感な場所なんです」と、英リーズ大学の地球物理学者フィル・リバーモア氏は言う。

北磁極は1831年、ジェームズ・クラーク・ロスによってカナダのヌナブト準州で初めて実際に確認された。以来、北磁極は主に北極点の方向に移動した。その距離は、過去数十年間は数百キロだった(奇妙なことに、同じ時期に南磁極はほとんど移動していない)。

 こうした変化に対応するべく、米海洋大気局(NOAA)と英地質調査所(BGS)が作成したのが世界磁気モデルだ。BGSの地球物理学者キアラン・ベッガン氏は、「関係組織がすべて同じ地図で運営できるようにするため」と説明している。

 モデルは5年ごとに更新されてきた。最後の定期更新は2015年だった。次の更新までの間、科学者たちは地上の磁気観測所と欧州宇宙機関によるSWARMミッション(地球を1日15~16周する3基の地磁気観測衛星)からのデータを基にモデルの正確さを確認する。今まではそれで十分だった。

 20世紀半ば、北磁極の移動距離は1日30メートル以下だった。1年で11キロに満たない。ところが、1990年代半ばに変化が現れ始めた。2000年代初めには、北磁極は年に約55キロのペースで移動していた。

「高緯度で何かとても奇妙なことが起こっています」と、リバーモア氏。そしてこれが、地球内部の外核で、液体の鉄のジェット噴流が起きていた時期と重なるという。ただし、この2つの出来事の間に関連があるかどうかはわからない。

 2018年初めには、北磁極の現在位置と世界磁気モデルのずれが大きくなりすぎて、磁気ベースのナビゲーションシステムに支障が出る恐れが出てきた。モデルの更新は2020年の予定だが、その前に何か手を打たなければならなかった。(続く)

地球のポールシフトが深刻な状態に!

2019年10月02日 | 地球・宇宙・太古
どうも地球に異変が起きているらしい・・・・・
近頃でも異常気象(高温化場所によって低温化、台風の頻発)や海水温の変化などなどが指摘され、なんと庶民の魚サンマが不漁につながっているらしい。
次に引用する記事も何やら不気味だ!北磁極が今までにない速度で移動しているのだと言う。
私は専門家でないので、これによって何が起きるのかはよく分からない。しかし、今までの生活環境が変化せざるを得ないのは確かであろう。


米海洋大気局(NOAA)国立環境情報センター(National Centers for Environmental Information)によると、世界磁気モデルは通常5年ごとに更新されるが、「北極地方における予期せぬ変化のため」1年前倒しして更新された。

 北磁極は1831年、カナダ北部で発見された。研究者らによると、北磁極は長らくカナダを小刻みに動き、ほとんど移動しなかったが、今では1年に55キロ移動しているという。

 地球の磁場は主に、地下3000キロメートルにある地球の外核を構成する液体の鉄の運動によって発生している。この運動は地磁気逆転を引き起こすものだが、最近、北磁極の移動が加速している原因は謎に包まれている。
 このため、NOAAと英地質調査所(British Geological Survey、BGS)は2019年末の予定を前倒しして、世界磁気モデルを更新せざるを得ない事態となった。(c)AFP