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「奇 々 怪 会」 とは、どういう会なのか

昭和30年前後にイギリスのネス湖で恐竜ネッシーの存在が話題となり(湖面を泳ぐ姿が目撃され、写真に撮られたりした)、ヒマラヤで雪男の足跡が発見された等などが新聞やテレビで話題になりました。
こうした話題は昔から私達の興味を引く出来事だったようです。

いや、もっともっと旧くには・・・
秋田出身の国学者・平田篤胤は異界・幽冥の世界の有様をまとめて、1822年(文政5年)に『仙境異聞』を出版しています。
実は文政3年秋の末、篤胤45歳の頃、江戸で天狗小僧寅吉の出現が話題となっていたそうです。
寅吉は神仙界を訪れ、そこの住人たちから呪術の修行を受けて、帰ってきたというのです。
篤胤は、天狗小僧から聞き出した異界・幽冥の世界の有様をまとめて、出版したのが『仙境異聞』であります。これが当時大きな話題となったと伝えられています。
ことほど左様に”不思議な話”は、いつの時代でも人の興味を引き付けるのだと思われます。

心霊現象、死後の世界、臨死体験、輪廻転生、古代文明、オーパーツ、超常現象、UFO、UMA、ツチノコ・・・・・
身近では霊的な場所、遺跡、神社、お寺、巨木等なども私達の興味を引き付ける様です。

奇々怪会は、こうした事に興味を持つ人の集まりです。
新規の入会を希望する方は下記までご連絡ください。
メール arashigeru@yahoo.co.jp

山怪の書籍の内容 参

2019年01月29日 | 本・雑誌から
そして最新号の第三巻ですが、昨年の9月に発行されています。
「今日ハ山ニハ入ルナ」
新たな遠野物語の誕生と話題沸騰。ベストセラー『山怪』シリーズ第三弾、顕現!
新たに北海道の取材を敢行。驚異の不思議体験談が続々。
著者が各地の猟師、山で暮らす人びとから実話として聞いた、読むものを虜にする恐ろしい話。




I 戸惑いの森
優しい狐と幻の椿/浮き上がる人/魂との遭遇/森へ消えた飛行兵/ミミズ素麺と小さな人/ブナ帯に立つ男/死のサイン/入りたかった温泉/見つけてください―栗駒山/不吉な笑い声/何が光を見せるのか?/山で出会うモノ/子狐/穴から出てくる人/ワープする爺/消えないテレビ/騒ぐ木々/白神山地近辺/謎の血痕/消えた馬頭観音/寂しがりやの魂/火の玉を探す人たち/本州最北端の魂/甘党の狐/狐の警告/撃ってはいけない熊/丑三つの少女/ついてきた男/案内する火の玉/跳び出す婆/“羆撃ち”久保俊治さんの体験

II 闇へ続く道
座敷わらしと山の神/追いつけない鈴音/片品村の出来事/引き寄せられるバイク/案内される人/唐辛子を持っていく訳/見つけてください―上野村/切ってはいけない木と山中の太鼓/狐狸の宴/おにぎり婆/月はどっちに出ている/バスに乗りたかったのは/首括りの木/山音/狐火いろいろ/五十年目の神隠し/謎のスキーヤー/一緒に来たのは/ささやく男

III 霊域の生活
叫ぶ女/赤い部屋/夜の訪問者/大蛇の森/野焼きと火の玉/動かすと死ぬ/尼さんの忠告/一向一揆の里/火の玉ラッシュアワー/ツチノコの里/追いかけてくるモノ/犬と百人一首/不思議な相談/山から出られない人/行者の戦い/ノックは三回/消えるテレビマン/奥山の女性/最後の昼飯/神域の巨樹/帰りたかったのは/家に帰れない訳

山怪の書籍の内容 弐

2019年01月27日 | 本・雑誌から
山怪が予想以上の売れ行きで第二巻が発行された。
その内容が下記なのだが、これも内容は充実している。実は私は”山菜採り”が趣味で、シーズンには一人で山に入り時に道に迷った経験もあるのだが、これらの本を読んで 山に入るのが怖くなった・・・・・のが、率直な印象である。
困ったものである。



第I章 胸騒ぎの山
 八甲田山/真夜中の行軍/怖いモノは無視せよ!/落ちた火の玉/仏おろし/同じ夢を見る/夢で呼ぶのは/神様の孫/マタギの里で/狸もたまには騙す/蛇に魅入られた男/秋山郷の謎の火/森の大笑い/青い服の女/山の中で聞こえる音は/御嶽神社/大菩薩女/通じなかった祈り/蛇の鳴き声/駆け巡る笑い声/まとわりつく鈴の音/鷹が見たもの/闇に笑う男/犬を入れた訳/降りてくる山の神/山盛りの内臓/霊感は伝染する?/昨日の友達

第II章 彷徨える魂 
切りたくない木/峠に集う者/続・楽しい夜店/山の日の出来事/二度と行かない小屋/白日の火の玉/狐の嫁入り/座敷わらし/幻の巨大石塔/止まるチェーンソー/最新科学と交差する謎/天に昇る煙/小さな帽子/線香のにおい/悪いモノ/見知らぬタツマ/虫捕り/立ち上がる光柱/ミミズ素麺/山寺の騒ぎ/オオカミと蛇/十津川村/行者の世界/チャクラ全開の人/回峰行/遭難者が見たモノ

第III章 森の咆哮 
 軽トラの待ち伏せ/行ってはいけない/消えた友人/黒い山/一人だけに聞こえる/不気味な声/手相見の警告/おろちループ/呪い神/拝み屋と憑きもの封じ/ヒバゴンの里/爺婆の茶飲み話/神船/良くないモノ/エクソシストと丑の刻参り/森とみそぎ/遍路ころがし/大蛇は寝ている/招くモノ/悪狸/犬神家/ヤマミサキ/婆と侍/雅な調べ

両手が「樹木状」の男性、手術成功 バングラデシュ

2019年01月26日 | 地球・宇宙・太古
今日は山怪を一休みして・・・・
世の中には奇病や人に晒せないような障害を持つ人もいるらしい。
今回の例はその一つであろう、手術成功の見出しだが、その後病院の指示に逆らって退院し再び症状が悪化しているらしい、閲覧注意!!


(CNN) 両手が樹木の枝のようないぼに覆われる皮膚病に侵されたバングラデシュの男性が、手術によって本来の手を取り戻したことが10日までにわかった。

男性は同国の小さな町に住むアブル・バジャンダルさん(27)。ダッカ医科大学病院で昨年2月以降、16回にわたる施術を受けてきた。退院前にあと数回が予定されている。


病院の担当医がCNNに語ったところによると、バジャンダルさんの経過は「非常に良好」で、すでに自分の手で食べたり飲んだり、文字を書いたりできるようになった。今後の施術は主に外見をきれいにすることが目的だという。

バジャンダルさんの病名は、病名は「疣贅(ゆうぜい)状表皮発育異常症」。免疫システムの異常にヒトパピローマウイルス(HPV)感染が重なって起きる珍しい病気で、世界でも数件しか報告されていない。

担当医によれば、バジャンドラさんは10歳の時に発症した。症状は次第に悪化し、自転車タクシー「リキシャ」の運転手の職も失った。飲食や歯磨き、シャワーなどの日常動作もできない状態だった。

バジャンドラさんには妻と子どもがいる。昨年のインタビューでは「普通の生活がしたい。私の望みはただ、娘をちゃんと抱き締められるようになること」と話していた。

山怪の書籍の内容  壱

2019年01月24日 | 本・雑誌から
山怪の全三冊を読破いたしました、いや~面白いですよ!!
全ての話をアップする訳にはいきませんので、目次といいますか表題を記してみます。これだけでも魅力が判るとおもうのですが・・・・・



I 阿仁マタギの山
狐火があふれる地/なぜか全裸で/楽しい夜店/生臭いものが好き/狐の復讐/見える人と見えない人/狸は音だけで満足する/消えた青い池/人魂、狐火、勝新太郎/親友の気配/辿り着かない道/蛇と山の不思議な関係/汚れた御札/マタギの臨死体験/叫ぶ者/白銀の怪物

II 異界への扉
狐と神隠し/不死身の白鹿/来たのは誰だ/もう一人いる/
道の向こうに/響き渡る絶叫/僕はここにいる/謎の山盛りご飯/山塊に蠢くもの/鶴岡市朝日地区/出羽三山/鷹匠の体験/奈良県山中・吉野町/ツチノコは跳び跳ねる/足の無い人/只見町/山から出られない/行者の忠告

III タマシイとの邂逅
帰らない人/死者の微笑み/迎えに来る者/ナビの策略/椎葉村にて/テントの周りには/宮城県七が宿町/なぜか左右が逆になる/不気味な訪問者/奈良県天川村/帰ってくる人/固まる爺婆/お寺とタマシイ/飛ぶ女/帰ってくる大蛇/呼ぶ人、来る人/狐憑き/真夜中の石臼/狐火になった男


山怪7・・・・・著者の田中さんが語る2

2019年01月22日 | 不思議
山と渓谷社の編集者で、現在、同社主幹を務める勝峰富雄さん(51)との出会いも大きかった。勝峰さんは、2014年3月に“復刊”した『定本 黒部の山賊』の担当編集者だった。同書は、知る人ぞ知る山岳書の名著だが、自費出版のため、それまでは著者の伊藤正一さんが経営に携わる山小屋でしか買えない“幻の本”だった。

 この本の副題は「アルプスの怪」で、北アルプスの戦後間もない登山黎明期に、黒部の源流部で跋扈する「山賊たち」と「山の怪異」を描いた記録。『山怪』は一部、『黒部の山賊』に通じるものがあった。別の企画を一緒に進めていた田中さんから、「実は、こんな原稿を書いている」と相談され、書きかけの原稿を読んだ瞬間、「これはいける」と直感したという。

 『山怪』の読者層には女性も多く、中高年の男性を中心にして、幅広く受け入れられている。多くの人に読まれている理由について、田中さんは「まったく分からない。ただ、人は不思議なもの、怖いものにひかれる。怖がらせようとは意識していないが、これまでとは違った味付けの本になっているため、受けたのではないか」。勝峰さんは「日本は山国であり、闇がある。都会で暮らしてはいても、地方出身の人は子どもの頃、そんな闇を経験している。この本で、そのときの恐ろしかった感覚を思い出すのかもしれない。文章が作為的ではなく、自然なのも良かったのでは」と指摘する。

 ベストセラーの理由について、狩猟文化と山村の現状にくわしい田口洋美・東北芸術工科大学教授は「震災や災害などが続き、自然の怖さ、自然の不思議さに興味を持つ人が多いのではないか。体験談を集めたものなので、リアリティーがある。『遠野物語』が出たときの驚きと同じように、都会に暮らす人たちに受けているのかもしれない」と語っている。

 柳田国男が『遠野物語』の序文に、「願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ」と書いてから100年余り。日本の山は今も変わらず、われわれ“平地人”を驚かせる怪異譚に満ちている。

山怪6・・・・・著者の田中さんが語る

2019年01月20日 | 不思議
山怪の著者田中康弘さんは1959年、長崎県佐世保市生まれ。島根大学農学部を中退後、東京の写真専門学校を卒業し、26歳でフリーのカメラマンになった。阿仁マタギをはじめとする狩猟現場に詳しく、『マタギ 矛盾なき労働と食文化』、『猟師が教えるシカ・イノシシ利用大全』(農山漁村文化協会)などの著書もある。


山怪 山人が語る不思議な話 執筆動機編


 山の不思議な話をまとめようと思い立ったのは7、8年前。マタギなどの猟師の宴会に参加すると、時々、山の不思議な話が出てくる。わずかな話なので深くは意識しなかったが、印象にはすごく残った、という。「たとえば、『山の中に土管があって、それが動く。よく見ると蛇だった』というような話。次の年に行くと、その話が少し変わって面白くなっている。小さな話の種が芽を出して、時間が加わって成長していく。民話は、こんな形から始まったのではないかと思った」と語る。

 日本の山村では、ここ5年ほどの間、急速に空き家が増えている。東北に限らず、全国的な傾向だという。「高齢化と過疎化が進み、山の中はものすごい勢いで人がいなくなっている。いまのうちならば、まだ話を集めることができる。いま話を聞いておかないと逸話は忘れ去られてしまう。10年後なら難しいだろうという危機感がありました」

 体験談は、可能な限り実名にした。「匿名の作り話ならいくらでもできる。これまで延々とやってきた取材の延長上にあるものなので、実名にこだわった。匿名にした話もあるが、まだ遺族がいるとか、子どもが関係しているような場合です。あと、山小屋と避難小屋は名前を出しませんでした。名前を特定すると、怖くて入れなくなるからやめてくれと言われたので」と笑う。

山怪5・・・・・里に降りてきた、おかっぱ頭の「山の神」

2019年01月19日 | 不思議
狐や狸、蛇などの動物だけでなく、山の神にまつわる「奇妙な話」もある。たとえば、神奈川県・丹沢で猟をする服部啓介さんのエピソード。

 2月、服部さんらが山に入ったとき、尾根の所に小さな祠があった。何の神様かは分からなかったが、手を合わせた。夕方、猟を終え、3人で車に乗って厚木市内に向かっていた。服部さんは後部座席に乗り、仲間2人が前にいた。街中の住宅地を進んでいるとき、不思議な人物に目がとまった。少し長めのおかっぱ頭で、白い服を着ていた。その服がとても変だった。やたらと袖が長く、手の長さの2倍以上はある。2メートル近くあろうかという長い袖をひらひらさせながら、こちらに向かって来た。前の2人に変な人が来ると言ったが、2人はまったく気づかなかった。

 「二人には何も見えてなかったんですよ。すぐ横を通り過ぎたのに見えないって言うんです。そんな馬鹿なって後ろを振り向いたら、やっぱりいるんですよ、そこに」

 三人が同じ方向を見ていたにも関わらず、見えたのは服部さんだけだった。後日その話を知り合いにすると……。

 「それは山の神だって言われました。何でも山の神の着ている物はひらひらしているらしいんです。私が山の祠に手を合わせたから、きっと一緒に降りてきたんじゃないかって」
(『山怪 弐』収録の「降りてくる山の神」から)

山怪4・・・・夢に現れた「見知らぬ男女2人」

2019年01月16日 | 不思議
今回の舞台も秋田県である。

ぞっとするような「怖い」体験談もある。たとえば、秋田県仙北市桧木内で猟をする武藤誠さんから聞いた次のような話。
 武藤さんは、近隣の山々を仕事場にしている山人。霊的なモノはまったく信じない人だが、一つだけ理解できないことがあったという。

 25年ほど前のこと。当時働いていた林業関係の会社に4歳年下の後輩がいた。ある朝、仕事の準備をしていると、その後輩が尋ねてきた。
 「武藤さんは夢のお告げとか正夢なんて信じますか?」
 武藤さんは相手にしなかったが、同じような質問を何度もしてくるので武藤さんも奇異に感じ、「お前何があったんだ? 夢がどうしたんだよ」と尋ねてみた。
 しばらく考え込んでいた後輩は、一気に話し始めた。それは不思議な夢の話だった。

夢の中で、林道を歩いている。よく知っている林道だった。カツラの巨木があるカーブを曲がり、小さなコンクリート橋を渡ると、その先に待避スペースがある。そこに見えたのは1台の車。見た瞬間に何か違和感を覚え、気持ちがざわつく……という場面で目が覚める。

 次の日も同じ夢、その次の日も、また次の日も同じ夢を見た。止まった車の色やナンバー、車の中に横たわる男女2人の顔まで鮮明に覚えていた。10日間ほど夢の話を黙っていたが、ついに耐えきれず、武藤さんに相談したのだという。

 相談を受けた次の休日、後輩が運転する車に乗り、夢に見た場所に出かけた。夢の話はまったく信じられなかったが、「後輩が納得するなら」と誘いを断り切れなくて一緒に確認に出向くことになった。ガタガタ道を車に乗って現場に向かう2人……。

 カツラの巨木が見えてきた。コンクリート橋を渡ると待避スペースが見えてきた。その瞬間、武藤さんの背筋に悪寒が走った。
 「おい、俺は……俺はここで待つから、おめさ一人で行ってけれ」
 手前で車を止めると後輩は何の躊躇もなく林道を早足で歩いていった。

 「それからは警察を呼んで大変な騒ぎになったんだ。いやあ、あれは本当に不思議だったよ。車の色もナンバーも全部夢の通りだったんだから。中で死んでた人方は東京の人だったなあ、確か。もちろん後輩とは縁もゆかりも無かったよ」
(『山怪 弐』収録の「夢で呼ぶのは」から)

 体験談の語り手・武藤さんは、森林組合から紹介してもらった人。角館駅で待ち合わせ、駅前のベンチに座って話を聞いた。「不思議な経験は何もないというので、10分ぐらいで話をやめて帰ろうとしたんです。すると、ちょっと考え込んでから、一つだけ分からないことがあったと言って語り始めたのがこの話です」と田中さんは振り返る。

山怪3・・・・・・ 日本の山には「何か」がいる!

2019年01月13日 | 不思議
著者の田中康弘氏は秋田とも縁が深い、というか30年以上にわたって秋田の 阿仁 マタギなど各地の猟師を追い続けてきたフリーカメラマンなのだそうだ。
ここで秋田に纏わる文中の記事をアップしてみよう。

雪の中に突然姿を現し、消えた「夜店」
今から40年ほど前、秋田県・旧阿仁町打当内(現・北秋田市)に住む泉健太郎さんが中学生の頃の話。クラブ活動で遅くなった泉さんは、学校からの帰路、打当内へと曲がる辻に差しかかった。その辻の辺りは、昔から狐の住処と言い伝えられている鬱蒼とした場所だった。

ある冬の日、いつものようにとっぷりと日が暮れて暗くなった帰り道。雪明りだけが頼りの寒い日だった。いつものように辻に近づく。
 「本当にあそこは怖かったもんなあ、暗くてよ。でもあの日は、そこさ曲がって、ぱって前見て驚いたんだぁ」
泉少年が見たものは明るい光の列だった。

「いやあ、明るくてな。見たら夜店が出てるんだぁ。靴屋とか玩具屋とか五、六軒あったんじゃないかなあ。あれぇ、今日はお祭の日だったかなあって、しばらくその店を眺めてたんだぁ」
雪の中に突然姿を現した明るい店に見とれていると、その光が急に消えた。まるでいきなり停電にでもなったかのようだった。

「えっ?」
 泉少年が呆気にとられる。そこにはいつものように暗い雪景色が広がっているだけだった。
(『山怪』収録の「楽しい夜店」から)
この本は猟師や林業関係者、民宿経営者、修験者など、山に暮らす人々から取材した。多彩な怪異譚が集められていることから、「現代版遠野物語」とも呼ばれる。