中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

長春 長春龍嘉国際空港のターミナル2

2019-04-25 00:18:00 | <長春>生活

地方の小さな空港だった龍嘉空港にも新ターミナルができました。

ターミナル2の総建築面積は12.8万平米で、ターミナル1の2倍以上の広さです。

 

 

正式運用を開始したのは半年ほど前、昨年の10月28日です。

 

 

ものすごく大きくて長い建物です。

東西方向に650m、南北方向には400mあるそうです。

 

 

建設工事が始まったのが2015年、約3年がかりで完成しました。

ターミナル1と2は、建物の中、外両方で繋がっています。

 

 

南方航空と国際線を除く全ての国内線がターミナル2に引っ越ししました。

 

 

現在運用されているチェックインカウンターはA,B,Cの3島です。

新しいだけあってとても綺麗です。

 

 

出発ロビーにある商店や飲食店は小さな商店街みたいな感じ。

チェックインカウンターの東の端にも何軒か飲食店があります。

(たいしたことはないのに値段だけはご立派な)

 

 

高鉄の龍嘉駅にはターミナル1と同様、地下通路で繋がっています。

ただし、ターミナル2の方がちょっと遠いので時間にはご注意を。

 

 

リムジンバス乗り場もできています。

駐車場も大きくなってます。

 

 

新しいターミナルができたとはいえ、龍嘉空港はまだまだ地方空港。

出発便の最終が22:30ごろなので20:00を過ぎると人影もまばら。。

 

 

到着便は深夜まであるので、24:00を過ぎてもそれなりに人はいます。

リムジンバスも最終便到着30分後ぐらいまで運行しています。

 

 

余談ですが、長春龍嘉国際空港の発着便が最も多い航空会社は南方航空です。

なんで北なのに南方航空なの?と言うと、

実は中国には以前、中国東北部を主な拠点とする北方航空という航空会社があり、

2002年に南方航空と合併し(吸収合併?)名前が南方航空へ変わったためです。

 

 

ターミナル2建設の様子を3年間撮りためた(というほどではないですが)写真があるので、

また整理してから変遷の様子をご紹介します。

 

 

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長春 地下鉄2号線

2019-04-18 00:12:34 | <長春>生活

長春の地下鉄は現在2路線、軽軌と合わせて4路線の軌道交通(路面電車を除く)が稼働しています。

地下鉄2号線は、長春市内を東西に貫通する路線で、

昨年(2018年)の8月から営業運転を開始しました。

 

 

寒い気候の影響もあるのでしょうか、1号線と同様かなり地下深く潜ってます。

2号線の現在の運転区間は双豊駅から東方広場までですが、延長工事も進んでいます。

 

 

現在の計画では2021年に東方広場からスキー場などがある蓮花山までと、

双豊駅から汽車公園まで延びる計画になっています。

本当に予定通り完成できるのかなぁ。。

 

 

この路線ができたおかげで、高鉄の長春西駅へのアクセスがとても便利になりました。

以前は、バスか路面電車、タクシーを利用するしかなく、公共交通の終了時間も早かったので、

できるだけ西駅を発着する列車の利用を避けていましたが、

あまり気にしなくても大丈夫になりました。

 

 

長春の軌道交通の過去記事はこちら。

長春 地下鉄1号線が開通しました

長春 有軌電車(路面電車)55路

長春 軽軌3号線と4号線の乗り換え

 

双豊駅の始発は5:15、終電は21:00

東方広場の始発は5:55、終電は21:30

夜まで運転していますが、上海などと比べると終電の時間が早くて早くて。。

 

 

駅の雰囲気は1号線と同じ感じです。

しっかり荷物検査もしています。

天井が丸い感じはハルピンの地下鉄と似ています。

 

 

2号線と高鉄、軌道交通との接続は、長春西駅で高鉄、解放橋駅で軽軌3号線、

解放大路で地下鉄1号線、吉林大路駅で軽軌4号線に乗り換えできます。

ただし、地下鉄以外の乗り継ぎはすべて一旦改札を出る必要があります。

 

 

吉林大路駅は軽軌4号線と直結で改札を出る必要がないと聞いた覚えがあるのですが、

乗り換え口は閉鎖なのか未完成なのか、はたまた料金計算システムが完成していないのか、

まだ繋がっていません。乗り換え案内表示も消されています。

 

 

残念ながら外に出る必要があります。

一応しっかり案内表示が出ているので出口さえ間違えなければ大丈夫。

 

 

中国東北地方は沿岸部の大都市に比べると投資も少なく、

気候の影響もあって、なかなか都市開発や交通網の発達が遅いですが、

徐々に徐々に利便性が増してきています。

将来的には龍嘉空港に繋がる路線もできる計画になっています。

 

昨年から長春龍嘉空港も新しいターミナルビルが稼働しています。

次は新ターミナルビル(T2)の紹介をしようと思ってます。

 

 

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無錫 黿頭渚(yuan tou zhu)風景区

2019-04-11 00:04:11 | <江蘇省>観光

黿頭渚は太湖の北側にある半島で、無錫の有名な観光地、桜の名所のひとつです。

3月末頃には満開の桜を楽しむことができます。

 

 

ここ数年、清明節の連休には浙江省舟山の普陀山に行っていましたが、

3年連続お参りのノルマを達成したので、今年は近場にお出かけしてきました。

 

 

黿頭渚の”黿”は、中国語でスッポンのことです。

半島の形がスッポンの頭の形に見えることから名付けられたそうです。

 

 

入り口は、混んではいるけど連休中にしてはまだましな方かなという感じでしたが、

いやいや、中に入ってみるとやっぱり。。

 

 

以前来たのはもう15年前ぐらい。

何となくのイメージでの記憶はあるのですが、あのころはたぶんまだ桜の名所でもなかったし、

有名な観光地でしたが人であふれる場所でもなかったように思います。

 

 

今年は桜の開花が早かったようで、

残念ながら清明節にはもうソメイヨシノの花はほぼ全て散っていました。

残っているのは遅咲きの八重桜。

 

 

中日桜友誼林には現在3万本の桜が植えられています。

春には多くの人が観光に訪れます。

 

 

日中友好の証として日本から送られたソメイヨシノ1500本の植樹が始まりで、

その後も植樹が続けられ、今年は32周年の記念行事が開催されたようです。

 

 

混んでいてやっぱり行列に並ぶ必要はあるのですが、

こんな感じ弁当(35元)でよければ、

少しお昼時を外すとそんなに時間をかけずに買うことができます。

(暖かいお弁当です)

 

 

お弁当なら、みんなささっと済ませちゃうので 座る場所もすぐに空きます。

 

 

観光船の乗り場付近はもう身動き取れないほどの人。

船に乗る順番を待つ人、船から降りた人であふれています。

 

 

昔ながらのジャンクは走らず止まったままですが、

せっかくここにきたら鹿頂山から無錫旅情を楽しまないと。

 

 

黿頭渚風景区を発着するバスも超満員なので公共自転車が大活躍。

賢い人たちは活用しています。

なんかこう昔の中国に戻ったみたい。

 

 

正直、既に桜が散っていたことも知っていましたし、

連休中に行っても景色を楽しむこともままならないので、

ここに行こうなんて考えさえしなかったのですが、車に乗せて連れて行くからと誘われて、

運転しなくていいし渋滞しても車の中で寝てればいいか。。

みたいな感じで連休中の中国の観光地らしさ?をしっかり堪能してきました。

でも混まない時期さえ選んで行けば黿頭渚は本当にとてもいい場所なんですよ。

 

 

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上海 地下鉄東昌路駅の小さな桜並木

2019-04-04 00:40:44 | <上海>生活

日本の桜は今が見頃かと思いますが、

上海、蘇州、無錫などの桜も見頃を迎えています。

 

 

蘇州近郊にある桜は遅咲きの八重桜が多く4月末頃に見頃を迎えますが、

日本から持ち込まれたソメイヨシノ系の桜は満開になっています。

こちらの写真は蘇州上方山森林公園の桜です。

 

 

上海は顧村公園、無錫では鼋頭渚などが有名です。

でも休日に出かけると桜を見に行っているのか人を見に行っているのか。。

上方山の桜も平日に行った友人に撮ってもらいました。

 

 

わざわざ出かけるほどの場所ではないですが、

上海で人が少なくて仕事帰りのついでなどにちょこっと見るだけなら、

地下鉄2号線の東昌路駅の桜並木は今が見頃です。

 

 

小さな小さな桜並木ですが、夜はライトアップされていて綺麗です。

 

 

今、中国では桜の花が人気でこの時期に日本へお花見に出かける人も増えました。

中国国内でも百度地図を見ると桜の開花マークが表示されていたりします。

 

 

中国にある桜の木は最近植えられたものが多く、

まだまだ細くて、見ごたえのある場所は少ないです。

 

 

近くの陸家嘴中心緑地にも小さな桜並木があります。

ここも桜の木がまだ細くて小さいので見に来る人も少ないです。

(写真は去年のものです。今年ももう咲いています。)

 

 

蘇州だと穹窿山の麓にも少し大きな桜の木があります。

こちらもわざわざ行くほどでもありませんが、

周辺にも数か所桜の木が植えらている場所があってもう満開になっています。

日本人なので?綺麗に散る桜の花を見ると春だなぁという実感が。

中国の桜は散らずに頑張るものが多い気がします。

 

 

中国では日本のお花見のように花の下で飲んだり食べたりといった習慣はありません。

みなさんひたすら写真撮影に専念しています。

中国で桜の花が人気になったのは最近のことで日本のような桜の大木はとても少ないですが、

10年後ぐらいには結構立派な桜並木が見られるようになるかもしれません。

 

 

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