中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

長春 北方市場

2019-12-26 00:13:00 | <長春>生活

12月の中頃は季節外れの暖かさだった長春ですが、

今はもうすっかりいつも通りの寒さに。夜はマイナス20℃越え。。

 

 

そんな時の暇つぶしにお勧めとまでは言えないですが、

家で使うものならなんでも揃う北方市場の散策。

(隅々までみたら、散歩程度の運動効果はあります)

 

 

寒いともう外に出るのがおっくうになりますが、

ずっと部屋の中に籠るのもなんですし、外でブラブラという気温でもないし、

デパートに行っても買うもの(買えるもの)もないし。。

 

 

北方市場の最寄駅は軌道交通4号線(軽軌4号線)の海口路(旧自由大路駅)です。

駅を出て自由大路を東にまっすぐ行くと右側にあります。

大きな市場ですが、ものは部類別に大体同じ場所に集まっています。

 

 

今回はとりあえず1階だけ散策。

なんでもあると書きましたが、1階には大型家電製品は見かけなかったです。

あってもさすがにここで買う勇気はないかも。

ざっと見た感じで、最も売り場面積が大きいのがカーテン類。

 

 

市場の東側にはこことは別に露店形式ではなく、

個別店舗のカーテン専門店がずらっと並んでいます。

 

 

寝具もずらりと。様々な布団だの枕だの、

いったいどこの店で買えばいいのか分からないぐらい。

 

 

部屋で使う小物の飾り物、雑貨などの店は数軒ずつかたまって、

あちらこちらにある感じです。

台所用品、食器、調理器具の店もあります。

 

 

中国の家でよく見かける福の字ももちろん売ってます。

細かいルールは忘れましたが、字はさかさまにして貼ります。

 

 

服屋さんも多いです。

出来合いの物からオーダーメイド?までいろいろあります。

 

 

今ではあまり見かけない生地売り場もあります。

ミシンを置いてある仕立て屋さんがあるので、

生地を買って服を作ってもらうこともできるんじゃないかと思います。

 

 

他には野菜市場やジャンクフードの店、ファストフード、パン屋などなど。

疲れたら休憩可能です。パン屋さんのコーヒーは、まぁ大丈夫なお味。

2階には美食広場もあります。

 

 

今年の記事は長春で書き治め。

日本はもうすぐに年末年始のお休みですね。

今年の中国の年末年始の休日は1月1日だけですので、

年末感はまったくありません。。通常営業です。

大晦日ぐらいはサボろうともくろんでいますが、無理かな。。

 

 

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上海 朱家角(食べ歩き編)

2019-12-19 00:12:19 | <上海>観光

古い街の路地を散策したり写真を撮ったりするのが大好きなのですが、

ここまで人が多いともう人を撮ってるのか路地を撮っているのか。。

 

 

というわけで、土産物屋さんや食べ物屋さんを冷やかしながら、

ブラブラ散策することにしました。

 

 

まずは朱家角名物?なのか、最も取り扱いの多い粽。

粽の具はオーソドックスな、豚肉、塩漬け卵の黄身、あんこなどなど。

日本でもよく見かけるテレビ番組で紹介されました!的な看板を掲げている店もあります

 

 

店先に並んでいるのはお土産用の笹の葉に包んだ粽です。

その場で食べると言えば、蒸した熱々のものを出してくれます。

 

 

粽と並んで売っている豚の角煮。

一口サイズをこちらも笹の葉に包んで醤油で煮込んであります。

このような笹の葉に包んである小さな角煮は初めて見た気がします。

どの店でも1個5元ほど、大きさから考えると結構値段は高い。。かな。

 

 

しっかりした食事をとるためのレストランもずらっと並んでいますが、

 

 

麺などの軽食を座って食べられる店もたくさんあります。

 

 

意外と少なかったのが餅(中華クレープ)のお店。

見つけるとついつい買ってしまいます。

私は肉などの具が挟んであるタイプよりパリパリ食感の葱やゴマの餅に惹かれます。

 

 

古い民家のような建物を改築したちょっとお洒落なカフェや、

 

 

川沿いの風景を楽しみながら過ごせそうなお店もあちこちにあります。

こういうお店がたくさんあるのは蘇州の水郷古鎮とはちょっと違います。

 

 

若者向けに新しくできたエリアにはスターバックスだってあります。

以前はどこに行ってもケンタッキーでしたが、今はどこに行ってもスターバックス。

余談ですがアメリカ企業って結構中国依存しています。

飲食チェーンはもとより、自動車のGMも中国がこけると本国もこけると思われるぐらい。。

米中関係ってややこしいです。

 

 

こちらはドライフルーツのお店。

中国だけでなく東南アジアでもよく見かけるドライフルーツは、

おやつ以外に風邪や食欲不振、便秘などの漢方薬としても用いられます。

種類ごとに値段があるわけではなく量り売りでした。

 

 

北大街や東湖街など古鎮のメイン通りの路地は人で溢れていますが、

意外と店の中は空いていたりします。

 

 

人混みに疲れたら、店と店の間にある路地や隙間を見つけて入ってみて下さい。

川岸の方に向かう路地を抜けた先にちょっといい景色があったりします。

よく探せば放生橋をゆっくり間近に眺めたりできる場所もあります。

 

 

今回は船に乗ることもなく有料施設にも入らずでしたが十分満喫。

今は地下鉄を利用して行く人も増えて電車は結構混んでいるのかと思っていましたが、

17号線はガラガラで行き帰りとも座れました。

朱家角の込み具合から考えると、遠くから観光バスなどで来る団体客が多いようです。

行くなら地下鉄がお薦めです。

値段は分かりませんが、古鎮から地下鉄駅前まで行ってくれる船もありますよ。

 

 

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上海 朱家角(水郷散策編)

2019-12-12 00:12:12 | <上海>観光

朱家角は上海近郊で最も有名な水郷古鎮です。

上海にお住まいなら行ったことのある方がほとんどではないでしょうか。

 

 

朱家角の歴史は古く、蘇州近郊の水郷古鎮と同様に宋代、明代にさかのぼります。

 

 

以前は交通の便が悪く、郊外バスに乗るかタクシーで行く場所でしたが、

今は地下鉄17号線が開通し、上海市内からだと地下鉄だけで行けるようになりました。

 

 

地下鉄の最寄駅も朱家角駅なので中国語が話せなくても大丈夫。

地下鉄駅から水郷古鎮まで、所々に案内表示が出ているので安心です。

 

 

水郷古鎮の散策だけなら入園料などは不要です。

博物館や庭園などの有料施設や観光船に乗らないなら無料で楽しむことができますので、

とりあえず様子を見てから買う買わないを決めてよいかと思います。

 

 

明、清代の建物が残る街並みを楽しみながらのんびり散策、

と言いたいところですが、とにかく人がいっぱいで。。

 

 

水郷らしい景色が味わえる西井街は川の両側に少し広い道になっているので、

場所さえ選べば落ち着いて写真を撮ったりすることができます。

 

 

そもそも上海の中心部は近代以降の街で、昔栄えていた場所は上海郊外、

朱家角のような今ではちょっと田舎の観光地みたいな所です。

 

 

朱家角で最も大きい橋が漕港河に架かる放生橋です。

明代に造られた全長70.8m、高さは7.4mの5つ穴の石橋は上海地区で最大、最長とのこと。

この橋の上から生きた魚を放すと徳を得ることができるそうです。

 

 

古鎮の中にある大きな寺院、圓津禅院が建立されたのは元代で娘娘庙とも呼ばれます。

現在の姿は1995~2000年に修復されたもののようです。

 

 

圓津禅院の周囲は意外と人が少ないので、この辺りで一息入れるのもよいかと思います。

 

 

有名な放生橋の他にも36基の石橋が残っています。

橋の上から見る夕暮れの水郷古鎮の風景はとても綺麗です。

 

 

朱家角には古い建物を改装したちょっとお洒落なカフェやレストランや、

若い人向けに新しく造られたエリアがあったりと、

お年寄りから若い人まで楽しめるようになっています。

 

 

東湖街や北大街、東大街など、土産物屋やレストランが並ぶ路地は観光客で溢れているので、

のんびり散策は諦めて、人の流れに身を任せながら食べ歩きをしてみることにしてみました。

 

食べ歩き編に続きます。(大したものは食べてませんけど。。)

 

 

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蘇州 太湖漁洋山風景区

2019-12-05 00:12:05 | <蘇州>観光

漁洋山風景区は、太湖西山へ渡る橋、太湖大橋1号橋の袂にあります。

天気の良い日は、山の上から太湖大橋や湖畔の景色が一望できます。

 

 

蘇州休閑カードが使えます。入園料の定価は80元のようですが、

漁洋山風景区のHPを見てみると今は半額の40元になっています。

 

 

片道だけ観光車に乗る場合は45元、往復乗ると55元、索道を往復使うと90元など。

料金の詳細はこちらをご参照下さい。

蘇州西山旅游網 (中国語のみ)

 

 

仏教文化や歴史、自然をテーマにした風景区だそうです。

風景区の中に春秋時代に掘られた古井戸や寺院、観音殿などもあります。

 

 

蘇州市街から漁洋山風景区への行き方は、蘇州駅から快線11のバスに乗って漁洋公園下車、

地下鉄1号線の木読駅下車で、中華園大酒店バス停から691路のバスに乗って漁洋公園下車 などです。

 

 

この山の下には2017年に開通した全長約2.5kmのトンネル、漁洋山隧道が通っています。

渋滞を解消する為、元の橋の横に新たに架けられた太湖大橋も同時期に開通しました。

 

 

山の麓には芝生の広場や庭園などが造られています。

子供向けの遊び場もあるようですが、営業しているのかしていないのか、

賑わっている雰囲気はありません。

 

 

今回は節約と健康のため?に観光車や索道を使わずに歩いて上まで登りました。

地図上には、”森林歩道”があることになっていますが実際には通れません。

存在しないかもしれません。。

 

 

少し遠回りのルートにはなりますが、山頂まで登る道は観光車と同じルートです。

綺麗に舗装してあるので少しだけ頑張れば大丈夫。

 

 

山の中腹からも時折見える太湖大橋を眺めながら山頂へ。

 

 

索道の山頂駅を過ぎると漁洋閣が見えてきます。

 

 

漁洋閣には喫茶店と小さな麺の店がありました。

麺を食べたいなら向かいの喫茶店で注文と支払いを先に済ませます。

 

 

メニューには何種類か書かれていましたが、選べるのは高菜とひき肉の麺一つだけ。

でも、蘇州麺によくある濃い醤油色の甘いスープではなく、”清湯”と呼ばれる透明に近いタイプ。

味が薄いわけでもなく、とても美味しくいただけました。

 

 

蘇州は秋から冬にかけて空気があまりよくないので、遠くの景色が霞んでしまうのが残念。

夏場の空気が綺麗な時にくればもっと良い景色が眺められそうです。

 

 

入園料の割にはあまり大して見る所もない風景区なので、

観光ツアーバスが来ることもなく訪れる人もそう多くありません。

でも、最近はどこに出かけても人がいっぱいなので、

こういう場所でのんびりするのもいいなぁと感じています。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする