中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 相門埠頭の古運河游船

2019-11-28 00:11:30 | <蘇州>観光

相門埠頭の観光船ができたのは相門が復元されてからなのでしょうか、

昔はなかったと思います、たぶん。

 

 

運行時間は9:00~19:30で新市橋埠頭と同じです。

乗り場は相門の北側、地下鉄の最寄り駅は相門になります。

干将路の蘇州大学の対面から入って川沿いに相門を通り過ぎた先にあります。

 

 

船は新しくとても綺麗。

船内も明るくて、ちょっとしたクルーズ船のような雰囲気です。

 

 

航路はこんな感じになります。

古城河の南側の部分は、新市橋埠頭の観光船とかぶります。

新市橋埠頭の観光船の記事はこちら、

蘇州 新市橋埠頭の古運河游船

 

 

出航してすぐ右手に相門、前は干将橋になります。

昨年までは、休閑カードで古運河観光船に乗船するには事前予約が必要でしたが、

現在は新市橋、相門ともに予約不要になっています。

 

 

干将橋をくぐって、蘇州大学沿いに進みます。

次の橋は、蘇州大学構内に架かっていて学生寮のあるエリアに繋がっています。

この橋だけは渡る機会がありません。橋の名前は何でしょう。

 

 

続いて十全街と封門路をつなぐ葑門橋。

葑門は蘇州古城門のひとつでしたが、残念ながら1936年に楼閣が取り壊され、

1950年代には城壁も取り壊されてしまいました。

この門は復元されておらず、今は橋の周囲が公園になっています。

 

 

ここから竹輝橋までの間は住宅街、特に見るものはありません。

竹輝橋を過ぎると桂花公園、蛇門で川は右へ曲がります。

この船で見られる唯一歴史があるものが蛇門です。

 

 

蛇門から南園橋の間は、新市橋埠頭の観光船と同じ航路です。

相門からの船は南園橋を過ぎたところで相門へ引き返します。

 

 

この船、前方の景色も楽しめるのでいいなぁと最初は思ったのですが、

ずっとおじさんの背中越しに見ることになるのでちょっと。。

 

 

 

昼間はそれぞれの橋の特徴もよく分かるので橋好きな方は楽しめますが、

それ以外の方には明るいうちはちょっとつまらないかも。。

今はもう17時半頃には暗くなっているので、乗るなら17時半~19時半の船がお薦めです。

 

 

船着き場が小さいので場合によっては、

こんなふうに隣の船を通り抜けして下船なんてこともあります。

 

 

今回は昼間に乗りましたが、客はとても少なかったです。

そりゃまぁ、これだと予約なんて不要です。

 

休閑カードが使える古運河游船は石路(白居易埠頭)からも出ています。

最近は水上バス1号線と2号線も追加されてました。

それ以外には楓橋、山塘街、虎丘、平江路などなど、蘇州には大小様々な遊覧船があります。

私が今まで乗った中で好きなのは虎丘から山塘街行きの観光船です。

またそのうちご紹介できればと思います。

 

 

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蘇州 新市橋埠頭の古運河游船

2019-11-21 12:17:07 | <蘇州>観光

水郷の街、蘇州には観光船がいくつもあります。

今回は休閑カードが使える、蘇州旧市街を囲む古城河の観光船のうち、

新市橋埠頭と相門埠頭の観光船を紹介します。

 

 

まずは新市橋埠頭の方から。 新市橋の観光船の航路はこんな感じになります。

運行時間は9:00~19:30です。

 

 

新市橋埠頭への行き方は、

蘇州駅からだと、7路(南広場)522路(北広場)のバスで新市橋埠頭下車。

地下鉄は4号線の南門が最寄駅になりますが、1.5kmほど離れているのでちょっと遠いです。

南門駅から新市路を西へ、新市橋を渡って盘胥路を右折した先にあります。

 

 

ここの観光船は、私が初めて蘇州に来た2007年にはすでにありました。

いかにも観光用といういでたちの船です。

前に乗ったのが2007年なので、もう12年ぶり。

 

 

船内は空調も完備されていて快適です。

大きなテーブルがあるので、飲み物や食べ物を持ち込んでも大丈夫。

 

 

乗船して最初に向かうのが胥門、まずは北の方へ進みます。

胥門での乗下船もできます。

胥門で折り返して南の方向へ、百花洲公園を左手に見ながら進みます。

 

 

行き帰りまったく同じ場所を通るので船の左右どちら側に座っても大丈夫。

必ず両岸の景色を楽しめます。

 

 

この先で川は左へ曲がります。

ちょうど曲がり角にあるのが世界遺産の盤門です。

 

 

瓮城、陸門を左手に見ながら、呉門橋をくぐります。

石造りの古い橋を至近距離で見るのも観光船の楽しみのひとつです。

 

 

古城河の南側に入ると、蟠龍橋、人民橋、南園橋をくぐります。

人民橋の下にはこんなレリーフがあります。

健身歩道からも見えますが、船からだとこちらもこんな近くで見られます。

 

 

南園橋を過ぎ、桂花公園、蛇門で船は折り返します。

折り返しあたりで評弾を披露してくれます。

評弾は、琵琶などの弦楽器の演奏と共に弾き語りをする中国の古典芸能のひとつで、

蘇州評弾はとても有名です。

 

 

復路は往路と同様に胥門に寄ってから、新市橋へ戻ります。

今回は地下鉄駅に近い胥門で下船。

新市橋、胥門どちらで乗り降りしても料金は同じはずです。

 

 

乗船時間は1時間ほど。昼夜共に楽しめる観光船ですが、

ライトアップされた夜の方が、見ごたえがあるかもしれません。

船の貸切や、食事付きの観光なども予約すればできるはずです。

お客さんの接待にも使えるかと思います。

次は相門から乗る観光船です。

 

 

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北京 朝陽公園

2019-11-14 00:11:14 | <北京>

朝陽公園は、各国の大使館が多く集まる亮馬橋エリアにある有料の大きな公園です。

日本大使館も近くにあります。

 

 

北京のセントラルパークと言ったところでしょうか、違うかな。。

北京を幾重にも取り囲む環状道路のひとつ、四環路の内側では最も大きい公園です。

(環状路の番号が小さい場所は都心、大きくなるほど郊外になります)

 

 

公園の大きさは、南北約2.8km、東西約1.5km。

ぐるっと周るだけで2時間ぐらい必要です。

中には結婚式場もあるようです。

 

 

ジョギングコースも整備されています。

足の負担を減らすように柔らかい塗装が施されています。

 

 

入園料は5元。 開園時間は朝6時から夜の10時まで(冬季は夜9時まで)です。

 

 

公園はざっくり北+中エリアと南エリアに分かれており、

北側~中央は池や森が多く配置されています。

 

 

南には遊園地など子供向けの施設が多くあります。

 

 

平日の昼間に覗きに行ったせいもあるのか、ほのぼのとした雰囲気の公園です。

お年寄りと孫のような組み合わせが多かったです。

 

 

公園の中ほどにある桜の谷には1600本の桜の木が植えられています。

写真を見た感じでは八重桜でしょうか。

2002年に日中国交正常化30周年を記念して植えられたそうです。

 

 

公園内の施設やモニュメントなどは、

すごく大きい、広い、立派な、というイメージを連想させる名前が多いのですが、

行ってみると、え、何これのこと?何かあった?という場所もそこかしこに。

ちなみにこれはたぶん”生命の源”。

 

 

もちろん名前負けしないものもあります。

世紀噴泉広場は、ここで放水しているところが見られたらかなり迫力があると思います。

 

 

でも。。

これと同じ感覚で名前に釣られて行ってみると気付かずに通りすぎそうな所も。

”南門大草坪”なんて言うのは、大して広くもない普通の芝生の広場のひとつだし、

歓迎中心島劇場!みたいなアーチにひかれて劇場まで行ってみたら、

長らく使われていない感のある、立ち入り禁止の屋外劇場が。

 

 

案内図はちょっと分かりにくいです。

行けそうに見える所も実際には関係者以外立ち入り禁止だったり、

避けて進むと公園から出る以外に道がなくなって延々と引き返すなんてことも。

 

 

国家4A級旅游景区に指定されていますが、

何かのイベントでもない限り旅行客が来るような場所ではなさそうです。

まあ、いろいろとツッコミどころもありますが、

ジョギングをしたり、のんびりと散策できるいい公園だと思います。

トイレなどは少し古いですが綺麗に清掃してあるので安心です。

 

 

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蘇州 焼肉祭りその2 天街の焼肉好牛

2019-11-07 00:11:07 | <蘇州>食事・喫茶

焼肉好牛は天街の6階にある中華系日式焼肉屋さんです。

こちらはあじやさんと違って混んでいます。

 

 

肉のレベルはそれなりに高いと思います。

肉類は外からも見えるように陳列されています。

 

 

こちらももちろん炭火焼き。

しっかりと赤く、白くなった炭を入れてくれます。

 

 

焼肉のタレは安心の日式。

この店はどちらかというと焼肉居酒屋、焼肉ファミレスという感じの店です。

 

 

メニューはすべて日本語ですが、日本語のできる店員さんは見当たりませんでした。

 

 

サイドメニューも豊富でお酒のアテなどもあります。

またフリードリンクのセットもあるようです。

 

 

和牛の赤富士、このボリュームで110元ってどうゆうこと、

と思ったら、上げ底ならぬ立派な大根を芯にして肉を巻いてありました。

 

 

タン塩はあじやよりこちらの方が厚くて美味しいです。

他の肉もどれも柔らかくて美味しくいただけました。

 

 

すき焼きなんてのもあります。

いろんな料理も肉と一緒にずらっと並べると結構な迫力に。

もちろん赤富士も発注済。

 

 

肉は基本的に店員さんが焼いて切り分けてくれます。

かなりしっかりと焼いてくれますが、その方が安心かも。

切ってくれた肉がこま切れのように小さいのはご愛嬌、中国式なんでしょうか。

 

 

ただし焼肉以外は全て中華系日式料理で、

日本と同じような味を期待するとちょっと残念なことになります。

 

 

お好み焼きは鰹節がいっぱい乗って見た目はまずまずですが固い。。

すき焼きセットに付いてきたみそ汁は薄茶色のお湯みたいな。。

 

 

料理の当たり外れはありますが、

中国人の方々との食事や、あまり肉は食べないという人と一緒ならば、

メニューの豊富な好牛のほうがお薦めです。

 

 

2つの店を比べてみて、私の個人的な感想は、

焼肉だけ食べるならあじやでなくて好牛でもいいかな。

次に行く機会があっても好牛では焼肉以外は頼まないけど。。

あじやはもうステーキセットが一押しです。

すでに昼も夜も何回かステーキセットを食べに行ってます。

 

あじやさんの記事はこちら

蘇州 焼肉祭りその1 天街のあじや

 

余談(蘇州新区ローカルの)ですが天街周辺にはショッピングモールが乱立していて、

天街:今のところ勝ち組、最近駐車場代が高くなった。

金鷹:天街に客を取られて厳しそうな気配。

緑宝:新区ではもう老舗、新しいモールに負けず頑張っています、ここはまだ駐車場無料。

陽光:こちらも結構前からあったがもうダメ、営業停止状態。

IfMall:最初からパッとしないが、今でもそのままで頑張ってます。

獅山石路:最初から厳しかった、もう壊滅状態。

索山広場:最初から論外、テナントが埋まることすらなくほぼ廃墟。

 

銀行や蘇州市の不良債権も積み上がってきてるんじゃないかなぁ。。

地下鉄3号線がもうすぐ開通するし、

蘇州楽園の跡地には大規模マンションなどができるようなので、

これで潰れかけたショッピングモールが復活するのか、ちょっと見ものです。

 

 

コメント (2)
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