中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 初夏の拙政園と皮市街

2022-05-19 00:05:19 | <蘇州>生活

蘇州の新型コロナ(といっても感染者の大多数は昆山ですが)はようやく落ち着き、

世界遺産の園林や公園、飲食店などの営業が徐々に再開されています。

 

 

日本も似たような感じでしょうが、今年4月~5月の蘇州は暑くなったと思えば、

急に寒くなったりでしたが、今は徐々に初夏の様相になってきました。

 

 

蘇州市内の園林が再開したという話を聞いて早速、拙政園へ出かけてきました。

結構賑わっているのかと思いきや、拙政園、獅子林、蘇州博物館近辺の人影はまばら。。

 

 

新型コロナが広がり始めた2020年の春節ごろに逆戻りした感じがします。。

この日は少し曇り空でしたが空気も良くて、庭園からは遠くの北寺塔までしっかり見えました。

 

 

拙政園も久しぶりに一般開放されましたがお隣の上海のロックダウンはまだ継続中、

省外はもとより蘇州市外からもそう簡単には入ってこられないので観光客は少ないです。

 

 

入園方法は今まで、というかコロナ対策が始まってからと同じです。

蘇州園林旅游(Wechatでフォローして)から入園日時と時間帯を予約します。

今は入り口で健康コード、行程コード、72時間以内のPCR検査陰性証明をチェックしています。

園林カードを持っていなければ身分証が必要で、林カードを持っていても予約だけは必要になります。

 

 

5月に拙政園を訪れたのは久しぶりです。

それにこんなに人が少ない拙政園は初体験でした。

 

 

久しぶりのお出かけでちょっと感覚がマヒしているのかもしれませんが、

こんなに緑が眩しく感じる拙政園も初めてのような気がします。

 

 

チャイナドレスや民族衣装を着て写真を撮っている方々も。

でも、マスクを外していると係員がすぐに注意しにやってきます。

 

 

春の拙政園には、いろいろと季節を感じさせる花が咲くのですが、

夏になると蓮の花と天泉亭近くの花壇だけになってしまいます。(たぶん)

 

 

そんな中で初夏を感じさせるものを見つけました。

確か場所は玲瓏館の近くだったと思うのですが、枇杷園があります。

 

 

太平天国の時代、指導者のひとりである李秀成によって植えられたと言われる枇杷の木には、

たくさんの実がなっていました。

蘇州では太湖東山の白玉枇杷が有名です。

 

 

拙政園を一回りした後、こちらも久しぶりの皮市街まで足を延ばしてみました。

皮市街の観前街に近い所に花屋さんやペットショップなどが集まっている場所があります。

 

 

この辺りの店も1ヶ月以上休業していたのだと思います。

ここに来るのは蘇州で暮らしている人達、拙政園とは違って多くの人で賑わっています。

 

 

今週から蘇州市内のほとんどの飲食店で店内飲食も可能になりました。(園区は遅れているようですが)

学校も再開されて地下鉄や公共バスの運行も通常に近い状態に戻りつつあります。

3日に1回の全員PCR検査は継続されていますが、まだ72時間以内の陰性証明がないと、

何にも乗れないし入られないので、逆に無料の全員PCR検査をしてくれている方が助かります。

 

 

コメント (4)
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