だからか、第一志望に合格できなかった時に「鉄緑会の入会テスト受ける」と泣いてました。
そんなわけで塾の資料をもらって、入会テストの申し込みまでしてたんですよ。(ちゃんと向き合わないと面倒な子どもなので)
そのあと、受験が終わって日常がちらほら戻って、果てには、4回も卒業TDR行ったり、スマホも購入したり、友だちとボウリングやカラオケで一気に大人びた気持ちになったりしている間に「本当に入会テスト受けるの?」と聞いたら、面倒くさくなっていたようで「やめようかな」と言ってくれました。(そのように仕向けたのもあるんですけどね)
そもそも、「中学校は家から近いこと」が条件の我が家(あたし)。それが通塾で代々木とか、考えられない。さらに、課題がめちゃくちゃ多く出て大変!とも聞きます。(そういうところで、あたしの斜に構える性格が出て邪魔する)大学受験まで、まだあるし、なるべくなら勉強が辛くならないように今後の設計していきたいものでした。
結局、のん太郎が楽しく遊んでいる間、なにかのん太郎のプライド満たして、さらに相乗効果発揮するものないかな~と探していました。
それが「東進ハイスクールの数学特待制度」です!
この制度を利用するには学校の成績も必要なのですが、公文をやっていたおかげで(特待時まだ続けていた)、数学は学校ではトップクラス。(いいぞ、のん太郎(笑))
私は、学びについて、無学年制度(要するに公文みたいな)を採用しているので、得意なものはどんどん先に進める塾やシステムがあったらいいのにと思っていたので、この東進ハイスクールの数学特待制度はその考えにもマッチしていました。
と、いうことで、第一志望合格でなくても、今の学校だからこそ他に何か利用できるところも出てきます。
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と、かっこよく書いておりますが、中一の夏休みから特待制度がスタートしたのですが、最初は良かったものの、そりゃ、甘んじますよね。サボる日も増えるわけです。公文も同時進行していましたし。(公文は、あたしがお金を払っているのでめちゃくちゃ管理した)
東進ハイスクールの校長先生とは何度も面談し、担当の先生もつけてくれて、なんとかのん太郎のモチベーションを保とうとしてくださっていました。
その後、公文も最終教材を終え、数検準1級まで合格し、1級も取得したいと考えているので、ようやく中三のこの時期になってまじめにコンスタントに取り組むようになってきたみたいに感じます。(鉄緑会だったらすぐに続かなくなっていただろうな。←その前に入塾できなくてまたまた自信喪失していたか)
のん太郎の学校の友達も何人かこの制度を利用しているみたいです。
基礎力は継続力。なるべく金銭面でも通学面でも負担をかけない方法を探していけたらと思います。
気が付いたら、のん太郎ももうすぐ中学卒業です👀
あっという間だったなぁ~。
のん太郎が悔しくて泣いた日から3年も経つなんて。
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2021年秋のドラマに、ずっとドラマ化を楽しみにしていた『2月の勝者』があったのですが、家族3人でそのドラマを見て「中学受験」をいうものを思い返していました。
我が家は…今になって改めて言うのもなんですが、通っていた個別指導塾は、中学受験の勉強(四谷大塚の予習シーリーズ使ってましたし)を教えてもらってはいましたが、結果的には進学塾というよりは補習塾でした。
まぁ、「もともとは学童が終わっちゃうから」「3.11があって子どもを一人にするのが不安だったから」という理由で、通うのに不安がない小学校の目の前にある個別指導塾を選んだのが最初の理由ですから。
一応、他にも市進学院と個太郎と東京個別学院は見学しに行きました。市進学院は隣町の市進学院のほうがクラス別もたくさんあり、また、のん太郎の小学校からも優秀な子が通っていたようです。また、逆に隣町から通ってくる規模の早稲アカもありました。(こっちは、ハチマキをする時点でのん太郎に合わないだろうな…と見学すら行かなかった)
2月の勝者のような「いい受験」ができれば、それはサイコーですけど、私もなんかどっか斜に構える性格なので、それが裏目に出てしまって、なかなか中学受験塾にのん太郎を通わせることに踏ん切りがつかなかったのです。
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だから、のん太郎が恋焦がれた学校に「合格」をいただけることは、夢のまた夢でした。むしろ、こんな我が家が「中学受験」を語れるわけもなく。(語っちゃいますけどね)
身の程知らず…なわけです。
でも、のん太郎の気持ちにはしっかり向き合った(つもりだ)し、知らないなりにも最後の追い込み的なことを一生懸命調べて実行した。だからこそ、今の学校の合格はいただけたわけで。
ちなみに、今通っている学校も、あたしはたまたま「いい学校見つけた☆」なんて思っていたけど、いやいや、そんなんじゃなかった。結構な人気校だったんですよ。確かのん太郎が合格した時はフタを開けたら約10倍の競争率だったはず。(まじかー。あたし、見る目あるぅ。いやいやいや、これ合格できるの?って焦りましたもの)
終わってみて、中学受験ナメてたわ…って思いましたし、のん太郎もそう言っています。でも、今となっては「それなりに勉強していたよね!」って言ってみたり。
あの3年前の悔し涙は「それだけの努力してないでしょ」ということもあるかもしれませんが、でも、子どもが「この学校に合格したい」「この学校に通ってみたかった」という経験の涙なので、比較ではないのです。
中学受験って、小学生に強いるには結構精神的苦痛も大きいのです。
我が家ののん太郎がいつまでもいつまでも忘れない性格だからかもしれませんが。
それでも、今を見ていると「受験させて良かったな」って思っています。