ノートとえんぴつ

あかしかのつづき

きみがいない

2018-04-23 22:16:56 | 日々のできごと
駐車場の機械の操作をしながら毎朝眺めていた
きれいな明るい緑色の葉をつける
お気に入りだった大きな木が
今朝
切り倒されていました
切り倒されて横たわって
枝が切り落とされて
束ねられていましたから
だれかが意図をもって計画的に的確に
行ったことだと思うのですが
それにしても
さよならも言わず
突然の出来事で
悲しくて悲しくて

明日も
明後日も
その木がもうそこにいないことを感じながら
丸見えになったお向かいのマンションを眺めながら
ああああ

思うのでしょう

いつもそこにあるはずの
いつもそこにいるはずの
きみが
いないよ

今日はもう寝ます





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探索活動

2018-04-11 23:49:07 | 日々のできごと
なんだか
明日はがんばれそうな気がする

ひとつあきらめたら
すごく気が楽になった

あきらめるってことは
そもそも希望があるってことだから
たとえあきらめざるを得なくても

***

5月の連休に京都に行こうと思ったら
泊まるところがありません
あっても
通常よりとてもお値段が高いです
連休って
京都って
そういうものなのですね

計画下手が
行くところでは
ないのかと

行くけど

***

今年はわたしにとっては
干し芋の当たり年で
おいしい干し芋を
買ったりいただいたり
買ったりいただいたり
とてもしあわせです

おいしい干し芋探索活動が
少し進捗したように思います

そろそろシーズンも終わりですが
来年もまた
自信をもって活動を継続できそうです
コメント (2)
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冒険談

2018-04-08 01:45:03 | 日々のできごと
花疲れ
という季語

お花見続きで疲れちゃったりすることを
言うらしいけれど

別にお花見に行かなくても
花はいつ咲くかと気をもんで
散りはしないかと落ち着かず
味わう余裕のないわが身を呪い
おまけにどうしても目に入ってくる道端の
つくしや
たんぽぽや
モクレンやチューリップや
レンギョウやパンジーなど
春の大合唱にいちいち心を動かしたりして

春の悩みを
凝縮したような言葉だな
と思います
花は人を疲れさせる
そしてそこに喜びが滲んでる

***

久しぶりに都内にライブを見に行きました
なじみのない会場と
なじみのない演者さんのワンマンです
これはちょっとした冒険です

声とか言葉の置き方とか
歌がとてもやわらかくすてきな方なので
ギターはほどほどにしておいて欲しかったのに
実際聴いてみたら
ギターの音までとってもきれいで
すっかりぽーっとなってしまいました
こりゃあ大変なところに来ちゃったと思いました

2曲目くらいからもう
脳みそが溶けて耳下腺から流れ落ちるみたいなかんじ

そういえば
たいそうおいしいはずのコーヒーを淹れてもらっていたのに
いつの間に飲んだのか
どんな味だったのか
さっぱり覚えておりません

歌が始まるたび
会場のあちこちから
すすり泣く声が聞こえてきたりして
そのおかげで逆にこちらは
少し冷静になるのでした

よい冒険でした
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