赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

お知らせ(20) 小池都知事への要望書送付について

2016-09-12 10:46:32 | 政治見解

以下の文書を東京都知事にお送りしましたのでお知らせいたします。 



要 望 書


東京都知事 小池百合子殿

豊洲移設の白紙撤回を求める



食の安全を無視した豊洲新市場への移設推進は、都民に対する背信行為であり、重大な犯罪行為です。このままでは日本の食に対する国際的な信用失墜を引き起こす事態に発展します。
豊洲新市場は、市場としての存在価値はもはやありません。いったん取り壊し、場所を変えて建て直しすべきです。

不正な談合で入札した建物、利権が絡む建物、不正な工程を隠蔽して作られた建物。そのような建物はすべて取り壊して白紙に戻すことは当然です。当初の建設動機に伴う精神が間違っている限り、食の安全を担保することはできません。
取り壊しと建て直し措置は前代未聞のことになると思いますが、今後、日本中の談合や利権をなくすためには、今までにない強い決定を下す必要があります。

全ての消費者にとって、また、豊洲移転に向けてまじめに努力してきた市場関係者にとっても、取り壊しと建て直しは絶対に必要な措置であります。

したがって、当初予定していた調査報告時期を待たず、調査を前倒しして結果を出し、虚偽報告をした関係者、不正談合と手抜き工事をした建設業者、そして、利権に関わった者への告訴が急がれます。とくに、建設業者と莫大な利権を得た国会議員、都議、都職員の特定と責任の所在を明らかにし、彼らに対しての刑事告発と、豊洲市場建設費用並びに取り壊しの解体作業の費用すべてについての損害賠償請求を断行していただきたいと考えます。

なお、建て直し場所は、豊洲の埋め立て地ではなく別の場所が適切だと考えます。
有力な候補案として、現在の築地市場の全面改修に加え、敷地を拡大して増設してもいいのではないでしょうか。
良心的な専門家を交え知恵を結集していただきたいと思います。

都民の大多数は、豊洲移転延期を宣言した小池都知事の英断を歓迎しています。
圧倒的多数の都民の存在を背に、力強く都政の闇に立ち向かい、更なる大改革を断行していただきたいと念願いたします。

平成28年9月12日
赤峰和彦



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