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*Dreaming Princess ユーリ編 Sweet End*

2013-11-12 09:29:22 | イケメン王宮☆Dreaming Princess

イケメン王宮のイベント、「Dreaming Princess」

ユーリ編 スウィートエンドです




以下ネタバレ






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ユーリ「カレン様、俺の願い聞いてくれる・・・?」

私は耳元にユーリの吐息を感じながら、尋ねる。

「願いって・・・・・・?」

掠れる声を辿るように、ユーリの唇が首筋へと降りてくる。

ユーリ「カレン様を独り占めさせて」

「ユーリ・・・・・・」

ユーリの言葉に身体が火照ると、ユーリは指先を脚の隙間に滑り込ませた。

「あっ・・・・・・」

(シャンパンのせいかな・・・・・・)

(なんだかいつもよりも・・・・・・)

ユーリ「カレン様・・・」

名前を呼ぶユーリに私は、ぎゅっと抱きついた。

「ユーリ・・・離れないで」

「もっと側にいて」

ユーリは私の言葉に応えるように抱きしめてくれると、優しく囁いた。

ユーリ「うん、離さないよ・・・カレン様」





翌日・・・―。

運ばれた朝食を口に運びながら、国王が話し出す。

国王「本当にウィスタリアの方々を呼んで良かった」

「ありがとうございます」

にっこりと笑うと、国王はフォークを置いた。

国王「どうだ、今夜も泊まって行かないか?」

「それは・・・・・・」

(城に戻らないと、皆のことも心配だし・・・)

周りで一緒に朝食を取っていたジルとレオを見ると、気づいたジルが穏やかに答える。

ジル「では、ユーリもいる事ですしプリンセスだけ泊まられてはいかがですか?」

レオ「そうだね。俺たちは城に戻るから」

すると国王は上機嫌そうに顔を綻ばせる。

国王「そうだ、そうしたらいい。なぜなら・・・」

国王「今夜は滅多に見られない綺麗な星が見られるのだよ」

「え?」

星と言う言葉に、私は目を瞬かせた。

(もしかしてそれって・・・あの星・・・?)




朝食を取り終えると、歩きながらユーリが先ほどの事を話す。

ユーリ「びっくりしたねーもしかしてあの願いが叶う星かと思ったよ」

「うん・・・・・・」

国王の話では、明日はこの国では有名な星が見れる日なのだという。

「イタズラはされないみたいだけど、また願い事をする星なんだね」

ユーリ「まあ、星に願い事するのはどの国でも言い伝えとしてあるみたいだから」

「そうだね」

微笑むも、私はユーリと離ればなれになった事を思い出し少し不安になった。

(でももし願い事をして、またイタズラされたら・・・・・・)

ユーリ「どうかした?」

「ううん、なんでもない」

(関係ないかもしれないけど、星を見ても、何も思わないようにしよう)

考えていると、ユーリが足を止めた。

ユーリ「ねえ、カレン様」

ユーリ「せっかくだし、星を見る時間まで城下に行ってみない?」




ジルとレオを見送った後、ユーリとカレンは城下へ来ていた。

ユーリ「他の国を見るって、結構楽しいね」



にっこりと笑うユーリに、私も思わず微笑み返すと・・・。

「ユーリっ・・・!?」

「あの、ユーリ・・・・・・」

不意にユーリが私の手をさらった。

ユーリ「大丈夫。誰もカレン様のことプリンセスだって分からないよ」

握られた手が気になり辺りを見渡すと、誰ひとりこちらを向いていない。

(そっか・・・この国だと私の事を知っている人はいないんだ)

ユーリ「ね」

ユーリに微笑みかけられて私の胸に嬉しい気持ちが溢れる。

「うん・・・・・・」

ユーリ「あ、カレン様顔が赤いよ」

ユーリ「わかりやすい」

私は少しはにかむと、握られた手をぎゅっとした。

「だって、嬉しいから」

(なんだか、普通の恋人みたいで・・・)

ユーリは私の仕草に驚いたのか少し目を開くと、やがてからかうように言った。

ユーリ「でもさ、カレン様」

ユーリ「誰にも見えないようにしてあげてもいいよ?」



「え?」

ユーリはにやりと笑うと、私の手を引いて・・・。



道から外れた小道に入ると、ユーリが私の背を壁側に寄せる。

ユーリ「ここなら誰にも見られないでしょ?」

間近に迫るユーリの顔と、二人きりの空間に私の鼓動が響き始める。

「う、うん・・・・・・」

今にもユーリに聞こえてしまいそうな気がして鼓動を抑えながら答えると、

ユーリはくすくすと笑った。

ユーリ「もしかして、どきどきしてる?」

「えっ?」

見透かされた言葉に、私は視線を逸らす。

「だって・・・好きな人といたらどきどきくらいするよ」

ユーリ「そうだね」

言うとユーリは私の手を自分の胸にあてた。

その瞬間、手からユーリの鼓動が伝わってくる。

(あっ・・・・・・)

見上げると、ユーリが僅かに頬を染めていた。

ユーリ「俺もどきどきしてる」



「うん・・・・・・」

(ユーリも私と同じ気持ちでいてくれたんだ)

見つめているとだんだんとユーリの顔が近づいてくる。

私は理解したように、そっと目をつぶった。

「・・・っ・・・・・・」

唇に、優しいぬくもりが落とされる。

ユーリは唇を離すと、私の瞳を覗き込むように見つめる。

ユーリ「好きだよ、カレン様」

「私も」

答えた瞬間、抱き寄せられ今度は深い口づけを落とされた。

(どうしよう・・・ずっとこのままユーリといたい)

その時、今夜見上げる星のことを思い出してしまう。

(願ってしまいそう・・・・・・)




そうして楽しい時間も過ぎていき・・・―。

ユーリと私は星を見上げていた。

国王「綺麗だろう」

星を眺めるように言ってくれた国王が上機嫌で話す。

「はい、とても」

そこへこの国の執事が、国王に耳打ちをした。

国王「ああ分かった」

国王「じゃあ、私はこれで失礼。好きなところでゆっくり見て行きなさい」

「ありがとうございます」

答えると隣にいたユーリがこっそりと言う。

ユーリ「カレン様、いいところ見つけたから来て」



ユーリが連れて来てくれたのは、誰もいない静かな場所だった。

穏やかな夜風が、草木を揺らす。

ユーリ「綺麗だね。カレン様」

「うん・・・・・・」

夜空に目を細めるユーリを見ると、私は少し俯いた。

(あまり、見ないようにしなきゃ)

(また、願い事をしてイタズラでもされたら・・・・・・)

すると私の様子に気が付いたユーリが、星からこちらに視線を向ける。

ユーリ「どうしたの?・・・星の話をすると、カレン様寂しそう」

「だって・・・・・・」

私は困ったように見せると、小さく呟いた。

「ユーリとこのままいたいって願いたいけど」

「また、星がイタズラして離れ離れになったら嫌だから」

すると、ユーリがにっこりと笑う。

ユーリ「願わなくたっていいよ」

ユーリ「いつか俺が叶えてあげるから」



「ユーリ・・・・・・」

見上げるとユーリが微笑みかけてくれている。

(願わなくても、ユーリの願いを叶えてあげられなくても)

(ユーリは私のことを好きでいてくれるって感じる)

私は想いを募らせると、思わずユーリに抱きついた。

ユーリ「カレン様っ・・・・・・」

(今まで、どうして不安に思っていたりなんかしたんだろう)

「ありがとう、ユーリ」

ユーリは少し驚いたものの、私の身体をぎゅっと抱きしめてくれた。

ユーリ「うん」

ユーリのぬくもりを感じ、私はイタズラな星のことを思った。

(イタズラされなかったら、こんなに思いを伝えたりしなかったな・・・)

ユーリの抱きしめる腕が更に強まる。

(もしかして、本当は気付かせてくれたのかな・・・)

(だとしたらお礼を言わなきゃ)

私は、そっと目を閉じた。

(ユーリの気持ちを教えてくれて、ありがとう)

夜空には、二人の恋を見守るかのように星がきらきらと瞬いた・・・。



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おわり



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