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*Princess Wedding ゼノ Premiere End*

2013-09-19 09:40:02 | イケメン王宮☆Princess Wedding
イケメン王宮の少し前のイベント、「Princess Wedding」


こちらはPremiere End です

最終話しかなくてすみません



↓以下ネタバレ




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ゼノ「待たせたな」

「ゼノ様・・・・・・?」

茂みの奥から現れたゼノ様の姿に、私は戸惑い目を瞬かせる。

(これは、夢?だって、ゼノ様は・・・・・・)

名前を呼んだまま何を訊けずにいると、ゼノ様が近付いてきた。

ゼノ「ああ、悪かった」

「・・・・・・・・・・・・」

そうして目の前に立ち私を見おろすと、ふっと目を細める。

その視線に、胸の奥の鼓動がドクンと跳ねあがった。

(ゼノ様だ・・・・・・)

改めてそう思うと、私の身体が喜びに微かに震える。

そんな私を見おろし、ゼノ様が手を伸ばした。

そうして突然私の身体を、横抱きにした。

「っ・・・あの・・・・・・」

途端に近づいたゼノ様の顔に、私は思わず声をあげる。

ゼノ「とにかく、すぐ城に戻らねばならない。急ぐぞ」

「で、でも・・・・・・」

(誰にも知らせずに行くわけには・・・・・・)


ためらいがちに首にすがりつくと、ゼノ様の手が私の腕を引いた。

そうして首によりしっかりと腕を巻くと、ゼノ様が言う。

ゼノ「問題ない。あとの事はユーリに任せてある」

ゼノ「お前は俺に、ついてくればいい」

「・・・・・・・・・・・・」

低い声でそう告げられると、私はそれ以上何も云えずに、

ただゼノ様の身体にしがみついた・・・。




そうしてゼノ様に連れられるまま、私はシュタイン城へと戻っていた。

「・・・・・・・・・」

そのままのドレス姿で舞踏会会場へ行くと、

私はゼノ様を待ちながら、先程ユーリと交わした会話を思い出す。



 ユーリ「舞踏会が終わったら、また教会へ向かおう」

 ユーリ「ゼノ様も、必ず時間を作るって言っていたから」



(ゼノ様は、お忙しいのに、)

(私のわがままのせいで無理をさせてしまっているのかもしれない・・・・・・)


考えていたその時、にわかに会場がざわめき始める。

「え・・・・・・?」

今までにない人々の視線に気づき、私も階段を振り返った。

すると、そこに現れたのは・・・―。

ゼノ「・・・・・・・・・」

普段とは違う礼服に身を包んだ、ゼノ様の姿だった。

「・・・・・・っ」

静かに階段を降りてきたゼノ様が、私の目の前で立ち止まる。

ゼノ「・・・・・・どうした」

「あ、いえ・・・・・・」

尋ねられ、私は頬を赤く染めながらも口を開いた。

「ゼノ様が、綺麗で驚いてしまって・・・・・・」

ゼノ「・・・・・・・・・・・・」

(あ・・・・・・)

思わず口をついて出た言葉に、私ははっと顔を上げる。


ゼノ「綺麗、か・・・・・・」

すると面白そうに目を細め、ゼノ様が告げた。

ゼノ「お前に言われるのは、悪くはないかもな」

ゼノ様が呟き、私へと手を差し伸べる。

その手を見おろし、私は指の先までもがドクドクと鼓動を響かせるのを感じた。



そして舞踏会を抜け出し、夜の教会で誓いをたてた後・・・―。

私たちはそのまま、お屋敷近くの湖を訪れていた。

「わあ・・・・・・」

風のない水面に、まん丸の月が浮かんでみえる。

わずかに目がくらみ瞬きをすると、私はため息をついた。

(素敵な夜・・・・・・)

(こんな幸せが、あってもいいのかな。それとも・・・・・・)

ちらりと視線を上げるとそこには黙って湖を見やるゼノ様の姿がある。

ゼノ「・・・・・・・・・」

(ゼノ様の隣にいるだけで、幸せはつきないのかな・・・・・・)


やがて視線に気づいたゼノ様が、私を見おろした。

目が合った瞬間、湖を揺らす風が吹く。

(ゼノ、様・・・・・・?)

まるで胸の奥の方まで見抜くような視線に、私は微かに喉をならした。

やがて、ゼノ様が唇をわずかに開きささやく。

ゼノ「カレン・・・・・・」

そうして名前を呼び手を広げるので、

私は引き寄せられるようにその胸に顔を寄せた・・・。

その胸に顔を埋めると、私の目にはなぜだか涙が滲む。

「・・・・・・っ・・・」

(・・・・・・私、今すごく幸せを感じているんだ。誰よりも)

ゼノ「・・・・・・・・・」


私が前髪をこするように顔をうつむかせると、ゼノ様が口を開いた。

ゼノ「・・・・・・婚礼が夢だとは、思ったことはなかった」

ゼノ「むしろ、通過点だと思っていたからな」

くすっと笑みをこぼすように息をつくと、ゼノ様が手に力を込める。

ゼノ「お前といると、新しく気づかされることばかりだ」

「・・・・・・・・・・・・」

(ゼノ様だけじゃない。私だって・・・・・・)

私はゼノ様の背中に、そっと手を回した。

そうしてぎゅっと力を込めながら、ささやく。

「・・・・・・私もです」

「夢ではなく、通過点でもあると気づきました。ゼノ様との・・・・・・」

ゼノ「・・・・・・・・・・・・」

私の言葉の余韻が、静寂の森に静かに響いていった。


やがてゼノ様の手が腰を離れ、私の頬に触れる。

(あ・・・・・・)

顔を上げると、穏やかに目を細めるゼノ様の姿が見えた。

そうすることが当然のように目を閉じると、ゼノ様の唇が重なる。

「・・・・・・ん」

その温かな感触に、身体の芯までもが甘く痺れた。

(まるで、誓いのキスみたい・・・・・・)

目を閉じゼノ様の口づけを受け止めると、

私の身体の奥の方から甘い疼きが湧きあがるのを感じた。

「・・・・・・ん」

ゼノ様の離れる唇をわずかに寂しく思うと、そんな自分に頬が熱くなる。

(私、今・・・・・・)

自分からかかとを上げそうになり、私ははっと息を呑んだ。

すると視線を逸らす私に気づき、ゼノ様が顔を近づける。

ゼノ「・・・・・・こちらを見ろ」

「あ・・・・・・っ・・・」

ゼノ様が顔を傾け、先程よりも深いキスをした。

唇を重ね合わせ絡ませ合うと、それだけで吐息が熱を持つ。

私はいつの間にか、ゼノ様のキスに必死で応えていた。

キスの合間、敏感になった私の肌にゼノ様の手が触れる。

「っ・・・・・・ぁ」

ドレス越しに太ももを撫でられるだけで、私の身体はぴくりと揺れた。

ゼノ「・・・・・・戻るか?」

ゼノ様がどこかからかうように、私の耳元で尋ねる。

ゼノ「俺は、このままでもいいが?」

「・・・・・・っ・・・」

ゼノ様の舌が、私の耳に触れ音を立てた。

身体の甘い痺れに声をこらえながら、私は口を開く。

「・・・私、は・・・・・・」

その先の言葉を紡げずにいると、ゼノ様が言った。

ゼノ「選べ。お前の思う通りにしてやる」

「・・・・・・・・・・・・」

そう告げながら、ゼノ様の手はゆっくりと腿を撫であがり、

私の胸の下でぴたりと止まる。

(これは、命令ではないのに・・・・・・)

「っ・・・・・・ゼノ、様」

私はゼノ様の腕にしがみつくと、長くため息をついた。

ゼノ「・・・・・・・・・・・・」

(なぜ私は、何も言えないんだろう)


ゼノ様の手が、胸元からゆっくりと差し込まれ素肌を撫でる。

そのうちに露わになった胸元に、ゼノ様が顔を埋めた。

「・・・・・・んっ・・・」

(私も望んでいるのかな・・・・・・ゼノ様との、こうした時間を)

(だって、こんなにも)

私の目じりには、涙が浮かんでいた。

(幸せ、だから・・・・・・)

やがてその涙は、ゼノ様の唇に拭われていった・・・。




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以上です

プリンセス本当に幸せそうだー


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