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【会津野】最高裁判所というもの

2016年12月12日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨日は、会津若松でパン屋としてイベントに参加。たくさんのお客様や他の出展者の方々と井戸端トークを楽しみ、「素敵な声」とほめられ、気を良くして帰って参りました。また、ありがたいことに完売となりました。

さて、昨日のエントリー【会津野】高田の市から考えるあれこれで、御蔵入騒動のことを述べました。幕府にとっては、年貢の料率をup(最高63%まで上昇した)したことで農民が一揆を起こすことが全国に波及したら大変なことになるので、それを抑えようとして南会津まで出向き、バックから応援をする人々を締め上げ、江戸まで直訴に向かったヒトのハシゴを外したうえで成敗したのでした。

そんななか、話題の本「黒い巨塔」(瀬木比呂志著)を読んでいます。

この本は小説なのでフィクションですが、最高裁判所に勤務した裁判官が書いたもの。かなりの迫力で、実態に近いように感じました。現代でも、政治的に重要な裁判や、治安維持に重要な裁判の際、最後の結論を出す最高裁判所内で、さまざまな圧力により判決が左右される様子が伝わってきます。

御蔵入騒動は、幕府にとって脅威的なものでしたから、治安維持のためにあたかも何もなかったかのように工作し、首謀者だけを裁きにかけたのでしょう。

裁きの複雑さや法体系は、江戸時代と現代では大きく違うものの、三権分立で司法が独立しているはずのものを、政治や行政が左右する実態は、いまでもあるのだろうと感じてしまいました。

しかし、最高裁のなかの力関係(権力)の構造もよく見えました。

なかなか接することのない分野で、接しない方が良いものでもありますが、裁判所の構造というものを知っておくには、とても良い書籍です。

今日も素晴らしい一日を過ごしましょう。

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