私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

やっと、シギチが増えてきました。4月から毎日暇なので、見る回数と滞在時間が増えただけかもしれませんが。

2023/2/26シジュウカラガンの採餌(2)

2023年02月26日 | 田谷地沼・宮崎地区

2023/2/26シジュウカラガンの採餌(2)


2023/2/26シジュウカラガンの採餌(1)

2023年02月26日 | 田谷地沼・宮崎地区

2023/2/26シジュウカラガンの採餌(1)


2023年2月23日(木)加美町宮崎・小野田地区

2023年02月25日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2023年2月23日(木)8:10-11:47【天気】曇り【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR7+ EF500Ⅱ
【場所】加美町賀美石、宮崎、旭、小野田、田谷地沼
【種名】マガン+++++、ハクガン若1、シジュウカラガン+++、コハクチョウ、アメリカコハクチョウ、オオハクチョウ、アオサギ、ダイサギ、トビ、ノスリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ヒバリ、スズメ、タヒバリ、アトリ103+、ホオジロ(11科20種)
【メモ】例年この時期に以前3年間勤務していた加美町宮崎地区を中心に、ガン・ハクチョウの観察に行っている。年によって雪解けの状況が少しずつ違うが、今回は、赴任の最初の年が震災の年だっで、その頃よりは積雪が少ないが、ほぼ例年通りの状況だった。雪解けは中新田から賀美石まではほぼ終わっていて、ガン、ハクチョウの群れは宮崎の陶芸の里スポーツ公園ラインを越え、旭地区まで進出していた。旭小学校周辺の広大な田んぼにはまだ積雪があり、ここにはまだ来ていなかった。いつも大群がいる小野田中学校前の田んぼにはおらず、それより標高が高い原、長清水地区、宮崎中学校周辺からスポーツ公園までの田んぼと、旭の赤坂地区に1万羽を超えるマガンと、合わせると500羽+のシジュウカラガンがいた。その中に1羽ハクガンの若鳥がいて、おそらく同じ個体が違う田圃でで2回ほど飛び立つのを見たが、田んぼが段々になっていることもあり、採餌しているのを見つけることはできなかった。ハクガンは震災の年から3年間勤務していた職場の職員が見たことを知らせてくれたが、自分自身は確認できなかったが、鳥に詳しい方なので、ほぼ間違いないと思う。その後、2013年にサカツラガン、2017年にシジュウカラガン、2022年にカリガネ、そして今回ハクガンと観察できた。ミヤマガラスの群れは、来る途中根白石の田んぼにはたくさんいたが、このフィールドでは今回観察できなかった。シジュウカラガンの群れは、年々多くなってきている。今回は天気が悪かったので、近いうちに晴れか雪の日に行くことにする。
【写真】
  
賀美石地区のアメリカコハクチョウ/宮崎中学校前のシジュウカラガン/スポーツセンター付近のハクガン
  
船形山を背景にマガン、コハクチョウの群れ/田谷地沼周辺のカケス
  
アトリの群れ/旭地区赤坂付近の田んぼで採餌するマガンとシジュウカラガンの群れ


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2023年2月7日(火)松川浦外港

2023年02月24日 | 磯浜漁港

■2023年2月7日(火)14:05-14:41【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】松川浦外港
【種名】ハシジロアビ(1科1種)
【メモ】羽繕いと水浴びの様子。
【動画】
 
ハシジロアビの水浴び・羽繕い
【写真】ハシジロアビ成鳥冬羽画像集
  
  
  
  
  
  
  
  
おそらくこれほど近いハシジロアビはまず今後撮影できないと思い、画像記録として掲載した。


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2023年2月7日(火)・11日(土)磯浜・釣師浜・松川浦漁港

2023年02月20日 | 磯浜漁港

■2023年2月7日(火)・11日(土)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+100-500(遠景とコスズ)、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】磯浜・釣師浜・松川浦漁港
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、(コブハクチョウ)、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コスズガモ1、クロガモ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、ハシジロアビ1、ヒメウ、カワウ、ウミウ、オオバン、イソシギ1、ミユビシギ3、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、オオセグロカモメ、トビ、チョウゲンボウ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ(12科27種)
【メモ】このフィールドはけっこうな頻度で行っているが、ハシジロアビが漁港にいるという情報をいただき、午後から行ってみた。次の日、出かけてお目当ての鳥がいなくなっていたということはよくあるので、やはり、行けるならすぐに行くのがいいようだ。最初、いるという場所を見たがいなかったので、「いないよ!」と電話をかけているうちに、「あっいた。ごめん。」ということなった。体が大きいのでちょっと遠くても、R7なら十分な距離。光線も午後だが悪くない。ということで、たくさん撮影した。羽繕いを盛んにしていて、その場面ばかりだったが、11日に行った時にはすでにいなかったので、この日行ってよかった。ハシジロアビを最初に見たのは、大学時代の鳥の海シギチセンサスの時で、大きくてナイフのような形で白く見えた嘴が印象的だった。2回目は鮎川に行く途中の漁港でこれは惜しくも撮り逃がした。3回目はアホウドリ調査で飛翔していたのを撮影したが、おそらくハシジロアビだと思う。4回目が今回で、アビ類はそうそう何回も目の前で見られるものではなく、今回はしかもハシジロアビだったので、大ラッキーだった。鳥友に大感謝だ。2月10日まではいたという確かな情報も。餌はシラウオ漁の網を洗う時のおこぼれらしいが、この場面は見ていない。
 餌がなければカモメも寄り付かないが、最近の漁港は昔と違って、水揚げや仕分け作業は極めて清潔に整然と行われるので、以前のようにあまりおこぼれ(廃棄物)が出ない状況。カモメの数が少ないのは、餌に関して言えば水揚げが減っただけではないようだ。この日コスズガモの姿は見えなかった。後から聞いたところでは、群れと一緒ではなく、奥の船揚げ場にキンクロと一緒にいたそうだ。11日にはちゃんといて、しかも積極的に岸壁の近くで採餌していた。ところで、松川浦内港(船溜まりのある方)は、以前はよくアビ類やシロカモメなどが出ていたが、最近は全然でなくなってしまった。
【写真】※ハシジロアビは貴重なので枚数を多く載せたいので、次にアップする(2)に掲載します。
  
磯浜漁港のミミカイツブリ冬羽。
  
ホシハジロ♂♀/スズガモ♂
  
スズガモ♀/ホオジロガモ♂/なぜか目がクリっとしていてかわいらしかったので撮影した。
  
オオセグロカモメ/ユリカモメ/ウミネコ
  
喜楽荘前のいつもの岸壁から/コスズガモ/エビを捕まえたカンムリカイツブリ


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2007年12月23日(日)稚内漁港(再掲)

2023年02月19日 | 北海道

■2007/12/23(日)8:00-14:40【天気】晴れ曇り【機材】EOS40DEF100-400
【場所】抜海港~ノシャップ岬~稚内港~宗谷岬
【種名】マガモ+、スズガモ、シノリガモ++、コオリガモ30+、クロガモ++、オオハム冬羽、ヒメウ、カモメ1+、ワシカモメ2+、シロカモメ+++、オオセグロカモメ++、ウミガラス1、トビ、オジロワシ2、オオワシ1、ハシボソガラス(7科16種) ※抜海港 ゴマフアザラシ+++
【再掲メモ】ジオシティの終了により、稚内でのコオリガモなどの撮影画像が閲覧できなくなっていることから、再掲。たくさん撮影した小笠原・硫黄島等の記事も同様なので、そのうち再掲したい。もう一回は行ってみたいと思っている。初期の鳥の海の写真や、歴代ハヤブサの繁殖写真も復活させないと。
【メモ】
 抜海港でゴマフアザラシの群れを見てからから移動。ノシャップ岬までは原野と漁村が続く。積雪はあまりなく,雪を踏みながら歩いていくと,すぐに低い堤防と消波ブロックがある浜辺に出る。その堤防とブロックの間にシロカモメが群れている。ほとんどがシロカモメでオオセグロカモメが多少,ワシカモメがほんのたまに見られるくらいだ。ノシャップ岬まで5,6回ほど浜辺に出て観察したが,お目当てのカモメは見られなかった。
 観光地のノシャップ岬をパスして,いよいよ来る途中見ていったポイントを丁寧に観察していく。最初にオジロワシ成鳥がいたが,何枚か写真を撮って,カモメ類がたくさん集まっていた小さな川が流れこむポイントに移動する。しかし,いざ観察しようとしてやってきたのがさっきのオジロワシだ。カモメは解散し,テトラポッドの上に散り散りに止まった。しかし,車ならゆっくり走っても10分もかからないところを1時間以上カモメを探しながら行ったが結局,でなかった。
 10時40分にフェリー埠頭に着く。有名な北防波堤ドームは実に芸術的な建造物だ。その前を通って埠頭の端まで行ってみたが,あまりいない。そこから中央埠頭を見ると,オオハム,ウミガラスが見えた。コオリガモもよく見るとけっこういる。急いで戻り,埠頭内の灯台に続く防波堤を歩いてコオリガモに近づいた。目の前のペアがやってきたので,撮影していると,後ろからアオアオアオナー・アオアオアオナーと♂が鳴きながらやってきた。かなりはっきりした「青」と「青菜」だ。ききなしではなくはっきり清音でアオ・アオ・アオナと言っている。これにはとても驚いた。それからぐるっと回って北洋埠頭に行くともう,コオリガモがやたら近くにいっぱいいる。岸壁から下を見たら,直下にオオハムがいて,互いにびっくり。急いでレンズを向けたが,近すぎ大きすぎてピントが合わない。だいたい肉眼で大きく見えるのだから400mmではさらに大きい。結局,2,3秒で潜られて遠くに出たところを撮影したのが,掲載した写真だ。鳥の海の水門で見たアビよりずっと近かった。
 それから釣り人がいる埠頭の方にいくと,埠頭の岸壁から淡水が出ている場所にたくさんのコオリガモが集まってしきりに潜水していた。クロガモもたくさん近くにいる。クロガモは頭と頬の羽毛の質がよくわかるほど近くにいた。あとはシノリガモはどこにでもいる感じだ。ウミガラスは港の真ん中へんにいるので,どこに行っても,小さくしか撮影できなかった。しかし,これだけ近くでコオリガモを見られたのだから,大学時代の納沙布岬の小港で見たコオリガモの再現にになったのはとてもうれしかったし,満足した。同じ納沙布岬小港のビロードキンクロや納沙布岬のコケワタガモはまだだが。
 地図で見ると稚内から宗谷岬までは遠そうに見えるが,これも30分そこそこで着く。この間,やはり遠浅の海にはシロカモメや海ガモ類が群れていたり,オオワシが浜辺にぽっつりいたりする。宗谷岬まであと少しというところで,あれ,宗谷岬ってどこ?と思ったら何と通り過ぎていた。岬というと函館の立待岬なんかのイメージがあって,やや断崖というのが頭にあったが,ここもノシャップ岬同様,平地というか遠浅の海岸の延長線上にあるといった感じだった。
 いったん稚内港に戻り,短時間見た後,空港に行った。「白い恋人」が置いてあったので買おうかと思ったが,どうせ新千歳空港で買えるだろうと思っていたら,何と千歳では全部売れきれだった。がっかりして別のおみやげを買い,そしてあっという間に仙台空港に,そして自宅に帰った。飛行機はやはり速かった。
【写真】

  
抜海港と利尻山/ゴマフアザラシの群れ
  
シロカモメ1WとAdW/オジロワシ成鳥
  
ワシカモメAdW/シロカモメAdW/オオセグロカモメ1Wとシロカモメ1W
  
シロカモメ1W/ヒメウ/コオリガモ♂
  
コオリガモ♂W/♂と♀/♀W
  
尾が長い♂/潜水/オオハムW
  
♀W/コオリガモの群れ/まるでワンちゃん
  
はじめて図鑑で見た時、こんなカモがいるのと思った。
  
♂W/潜水する♂W/クロガモの群れ
  
いずこも同じシノリガモ/シロカモメAdW/オオワシ成鳥
  
宗谷岬/遠浅の海岸/海獣の死骸を食べるオジロワシとハシボソカラス
  
シロカモメ4W/カモメ1W/ウミガラス


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2023年2月16日(木)多聞山公園

2023年02月17日 | 七ヶ浜・塩釜・松島

■2023年2月16日(木)8:43-9:10【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】七ヶ浜町多聞山公園
【種名】キジバト、ミサゴ、トビ、ハイタカ、コゲラ♂、モズ♂、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ+、ムクドリ、ジョウビタキ♀、シロハラ、スズメ(12科14種)
【メモ】新しいフィールドを開拓したいと思い、以前から行ってみたいと思っていた七ヶ浜町、塩釜市、松島市一帯のポイントに行くことにした。まずは、以前から行ってみたかった多聞山公園。東宮浜や塩釜港を前景に南蔵王と松島の景色が絶景で、公園は桜、斜面は畑、古くからの史跡がある。駐車場から、ちょっと登ると、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、ジョウビタキが目の前の枝にたくさんいた。ついつい、エナガばかり撮ってしまった。ちょっと歩くとシロハラやハイタカ。ゆっくり歩けば、もっともっといるに違いないと思い、ここは、3年くらい四季ごとに通って見ることにした。
【写真】
  
左に太白山、右に仙台観音/東宮浜と南蔵王/白毛島
  
エナガ
  
エナガ/コゲラ♂
  
何となくご機嫌斜めなジョウビタキ♀/女川沖で見る巡視船ざおう


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2004年3月27日(土)小樽(再掲)

2023年02月17日 | 県外・国外・その他

■2004年3月27日(土)7:30-10:30【天気】晴れ、強風【機材】EOS10D+EF100-400L
【場所】小樽市祝津漁港、高島岬、高島漁港、小樽港
【種名】ウミウ、ヒメウ、クロガモ、シノリガモ++、コオリガモ♂1♀1、ホオジロガモ、ウミアイサ+、トビ、セグロカモメ、オオセグロカモメ++、ワシカモメ成鳥冬羽1、シロカモメ+、ウミネコ+++、ミツユビカモメ、ウトウ、ウミガラス、ウミスズメ、ケイマフリ、キジバト、ハクセキレイ、ハシボソガラス(8科21種)
【再掲メモ】2月4日に鵡川に行って、見事シロカモメを外したので、今まで行った中でまずここはいくら何でもいるのではないかということで、日帰りで行ける小樽と稚内に的を絞った。稚内港周辺の様子をネットで調べたところ、コオリガモさえ少ないと感じたので、それではと小樽にした。小樽なら仙台空港から新千歳空港、電車で1時間ほどで札幌ー小樽と行ける。8時ちょっと前の飛行機で行って、11時からは鳥見ができる。ということで、今度こそシロカモメを堪能したい。また、再掲したブログは、当時、画像をジオシティにアップしていたので、今は見ることができない。そういう記事が県内のもたくさんあって、少しずつ再掲していきたいと考えている。さて、3月4日(土)はどうなることか。たくさんいるといいのだが。
【メモ】仙台-苫小牧航路の3月下旬の探鳥には今まで行ったことがなかったので、土日を利用して出かけてみることにした。行きは仙台駅から八戸まで新幹線、青森まで特急、そこから札幌まで急行はまなすで行って、小樽港周辺で、シロカモメを見ることにした。鳥の海や、磯浜周辺ではよく見るが、せいぜい数羽なので、やはり本場のいっぱいいるところで、それぞれのステージの個体をじっくり見たかったからだ。仙台を19時30分に出て、札幌へは翌6時に着く。小樽へは1時間ほどで7時30分頃から探鳥を開始することができた。
 祝津、高島漁港にはシロカモメがいっぱいいたが、比率的には、オオセグロカモメが一番多く、次にシロカモメ、セグロカモメ、ワシカモメの順だった。セグロカモメとワシカモメはかなり少なかった。ウミネコは高島漁港に圧倒的な数がいた。カモ類はシノリガモが多く。ウミアイサも比較的多かったが、クロガモとコオリガモ、ウミガラスやケイマフリ、ウミスズメが岬から遠く観察できたくらいだった。時期的には12月や1月頃がいいらしいので、12月末にでも行ってみたいと思う。
 シロカモメはそこら中にいるので、第1回冬羽から成鳥夏羽まで各ステージの個体を見ることができた。岬の下にあるトドの飼養場には、いろいろな海獣の種類がいておもしろかった。ただ、トドは猛犬風で近寄ってきてはやたら吠えるので、多少怖かった。中に年のいったやたらでかいトドがいてこれはひょうきんな感じがした。
 小樽から札幌円山公園はパスして、苫小牧の北大演習林に行った。研究所の助手の方にクマゲラについて詳しく聞くことができた。貯水塔の近くで声は聞いたけれど、姿を見ることができなかったが、2,3日前まで人が来ようがお構いなしに巣穴を掘っていたという木を見せられて、写真だけは撮ってきた。6月が楽しみである。近くの池に純正のアメリカヒドリ夫婦がいて、すぐ近くまで寄ってきて餌を食べたり、陸に上がって餌を探していた。
 後で、高島岬で撮影した写真に、ケイマフリやコオリガモのペアが写っていた。風が強く、スコープでじっくり見ようにもけっこう危ない場所だった。
【写真】
  
セグロカモメ成鳥/セグロカモメ成鳥/シロカモメ成鳥
  
シロカモメ1W/シロカモメ成鳥/シロカモメ4W
  
コオリガモ♂♀とウミアイサ/海鳥いろいろ/トド
  
ワシカモメ成鳥/セグロカモメ成鳥冬羽/高島漁港のたくさんのカモメ
  
高島漁港、すごい数のカモメ/シロカモメ成鳥
 
シノリガモ/ウミアイサ


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2023年2月4日(土)仙台苫小牧航路(仙台行きフェリー)

2023年02月14日 | 仙台-苫小牧航路

■2023年2月4日(土)6:43-9:22【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】太平洋フェリー仙台行き航路-気仙沼沖から仙台港沖
【種名】ウミアイサ10(♂5・♀5)、シロエリオオハム+++、ヒメウ冬羽1、ウミウ++、ミツユビカモメ成鳥冬羽1・第1回冬羽1、ウミネコ++++、オオセグロカモメ+++、トウゾクカモメ幼鳥1(5科8種) ※アビをシロエリオオハムに訂正
【メモ】以前、太平洋フェリーの仙台湾バイキングクルーズで網地島田代島沖で船についてきたミツユビカモメを見たことがあり、また、仙台湾沖で遠くから見たことがあったことから、フェリー航路で必ず見られるはずだと思い、苫小牧往復の鳥見に行くことを決めた。また、アビや運が良ければトウゾクカモメもいるはずだと思ったわけだ。一番いいのは、網地島・田代島沖をチャーター船で周ればいいが、これはお金が高い。10万くらいはするはず。ということで、シロカモメも見たいしと思いフェリーにしたわけだ。行きの苫小牧航路と、鵡川があまり良くなかったので、帰りに期待した。しかし、気仙沼沖で夜明けを迎え、金華山を過ぎても、出たのは、たくさんのウミネコとオオセグロカモメで、その他がいない。これで、網地島・田代島沖で出なかったらどうしようと不安に思っていたが、心配は無用だった。網地島沖から、たくさんのシロエリオオハムがフェリーに驚いて、一本の航跡?を描いて、次々に飛んでいく。さらについにミツユビカモメの成鳥と第1回冬羽を発見、しかし、この2羽だけだった。両方見られたのは最低でも運がよかった。次にトウゾクカモメ幼鳥が1羽飛び、仙台港沖では何も見えなかった。結局、予想通り、網地島・田代島沖だったが、ウミスズメ類もいたはずだが、見ることはできなかった。次回は3月26日(日)の予定。複数種のアビ類やウミガラス類、ウミスズメ類に期待したい。
【写真】
  
気仙沼沖で夜明け。ウミネコが飛び、はじめ海藻かと思ったキタオットセイの少群がいた。
  
追波川河口、女川原発、笠貝島を通過、もう少しで金華沖だが、ウミネコとオオセグロカモメしか出ない。
  
金華山の大函埼・小函埼におそらくヒメウやウミウの姿が見える。ウミアイサの群れ。田代島沖でちょっとした鳥柱。
  
シロエリオオハムの群れが現れ始め、やっとミツユビカモメ。
  
続いて第1回冬羽とキタオットセイの群れ。
  
トウゾクカモメ幼鳥とアビの群れ
  
シロエリオオハム/仙台湾からの風景


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2023年2月11日(土)蕪栗沼

2023年02月12日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2023年2月11日(土)17:05-17:08【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】白鳥地区
【種名】ハイイロチュウヒ、チュウヒ(1科2種)
【メモ】全部飛んでいるんだったら、ハイチュウ♂3幼若1・♀1・雌雄不明幼若1計6、チュウヒ♀2・幼♀1計3=9羽?飛んでることになる。
【動画】
 
蕪栗沼ハイイロチュウヒ(♂4♀2)とチュウヒ(♀2)、他の群翔


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2023年2月4日(土)北大苫小牧研究林

2023年02月10日 | 北海道

■2023年2月4日(土)13:28-14:33【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】北海道大学苫小牧研究林
【種名】オオハクチョウ成鳥1、マガモ+、キンクロハジロ♀2、ホオジロガモ♂1、ハイイロチュウヒ♂成鳥1、エゾコゲラ2、エゾアカゲラ♂1、ハシブトガラ2+、ヤマガラ2+、シジュウカラ1+、シマエナガ6+、トラツグミ1(6科12種)
【メモ】鵡川を早めに切り上げ研究林に移動した。フェリーは19時出航で、フェリーターミナルまでは15分で着くので、ここは少し余裕だ。雪道を走って最初に池の脇に駐車し、何かいないか見たが、ホオジロガモ1羽とマガモの群れしかいなかった。また、車に乗り、ちょっと走って研究林の駐車場に着く。鳥を見ている人はたくさんいるので、情報を仕入れると、アオゲラ、トラツグミ、エゾライチョウとの話。エゾライチョウはこれまでウトナイ湖で何回か見たことはあるが、写真は撮れず。ということで、歩いて行くと、小鳥に餌をあげないでくださいの看板。以前は、手に餌を置いて、スマホでヤマガラなど撮影している人がいたので、それは禁止になったということ。別にそんなことをしなくても、小鳥は目の前で撮影できるのがこの場所。今回は、普通に見られるエゾリスとミヤマカケスを見ることができなかった。しかし、驚きは、ハイチュウ。池の中にオオハクチョウがいて、そこにドボンと落ちてきたのが、キンクロの♀。何と、数分後、池の低いところをハイチュウ♂が飛び回っている。急いでレンズを向けたが、何しろ枝被りで結局、上空で旋回したところしか撮影できなかったが、青空と池と林の美しい風景の中に、青灰色のハイチュウ成鳥♂が目の前で飛んでいるわけだから、その美しい光景と言ったらとても言葉に表すことはできない。いつも、薄暗くなった白鳥地区の土手に座って、こたつがほしいと思っている風景とはまるで違う。近所のケーズデンキの大型テレビで8K画面を見ているような鮮やかさだ。写真は撮れなかったが、この光景はしっかり目に焼き付いている。カメラにも写ってればなおよかったが。そういうことで、エゾライチョウは見れないと思っていたので、至近距離のハイチュウを見て満足して、帰途に就いた。ちなみに、今回の旅で、オジロワシは見なかった。シロカモメはかろうじて、航路で飛んだが、あれではちょっと・・・・だった。次回に期待。
【写真】
  
ハシブトガラ/エゾコゲラ
  
シマエナガ
  
シマエナガ/ヤマガラ
  
エゾシカ/オオハクチョウ
  
エゾアカゲラ♂/ハイイロチュウヒ成鳥♂
  
研究林の風景。
  
トラツグミ。たくさんの方が写真を撮影していた。


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2023年2月4日(土)鵡川漁港、鵡川河口

2023年02月09日 | 北海道

■2023年2月4日(土)11:52-12:43【天気】曇り、雪【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】鵡川漁港、鵡川河口
【種名】ヒドリガモ、ホシハジロ、スズガモ、シノリガモ、ホオジロガモ、カイツブリSP、ワシカモメ、ワシカモメ雑種、オオセグロカモメ、トビ、ハシボソガラス(5科11種)
【メモ】苫小牧西港のフェリーターミナル2Fでトヨタレンタカーの手続きを済ませ、ヤリスに乗って鵡川漁港に出かけた。鵡川ICで降りると、これまで5回来ているが、6回目にしていまだないくらいの積雪。天気が悪いのはしょっちゅうだが、これは多い。鵡川の橋を渡り、セブンイレブンで曲がって漁港への道を行くが、雪でけっこう大変だった。悪い予感はしていたが、漁港について唖然とする。カモメがいないに等しい。全部で20羽はいなかった。しかも、シロカモメが1羽もいない。堤防を乗り越え、膝まで来る深雪にどぼっと足を取られ、何とか浜まで来たが、いるのはハシボソガラスばかり、遠くにワシカモメが1羽。ちなみに堤防にいたのは、ほとんどオオセグロで、ワシカモメが1羽と上嘴の一部が大きく赤い(これはヒューグリンやタイミルの特徴)ワシカモメのハイブリッドのみ。漁港内にはカモはいたが、数は少ない。ヒドリガモ、スズガモが多かった。それから鵡川河口に移動したが、ハシボソガラスしかいなかった。吹雪いてきたので河口までは行かず、引き返した。ちなみにオジロワシを見なかったのは初めてだった。次回3月25日にいなければ、もう行かないかも(悲)。帰りに、昔ポニーと最初間違えたどさんこが元気でいたのを見たのが慰めだった。雪がひどくなり、大野商店でお土産にししゃもを買っていく予定だったが、やめにして、北大演習林に向かった。銚子をはじめ(cf.2/2の日本テレNEWS)、カモメも小鳥も少なくなっていく。今のところたくさんいるのは、ガン類くらいだろうか。
【参考】過去の記録へのリンク

2018年2月11日(日)鵡川漁港・鵡川河口

2017年11月7日(火)鵡川漁港(1)

2017年11月7日(火)鵡川漁港(2)

2007年2月21日(水)鵡川,北大演習林

2006年3月4日(土)~5日(日)仙台苫小牧航路他

2005年1月22日(土)~23日(日)仙台-苫小牧航路他

【写真】
  
ワシカモメっぽいのが2羽、他はオオセグロカモメ/ワシカモメ第4回冬羽から夏羽
  
上嘴の先が赤いワシカモメ風/本当はここにたくさんシロカモメとかいるはずなのだが/シノリガモ♂1W
  
シノリガモ♂♀成鳥
  
ホオジロガモ♂成鳥/鵡川河口の手前/どさんこ


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2023年2月4日(土)苫小牧航路

2023年02月07日 | 仙台-苫小牧航路

■2023年2月4日(土)7:04-10:27【天気】晴れ・吹雪・強風・曇り・晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】青森県尻屋埼沖(7:15)~北海道恵山岬沖(8:30)~苫小牧沖(10:30)
【種名】コアホウドリ12+、ミツユビカモメ32+、カモメ5+、シロカモメ成鳥1、オオセグロカモメ8+(2科5種)
【メモ】この時期に過去行ったのは2005年1月22(土)。天気は晴れ、烈風、波高しで、オオセグロカモメ8、シロカモメ1、ミツユビカモメ多数、ウミガラス1、エトロフウミスズメ8と言うところだった。後で撮影した写真を見るとコウミスズメも1羽写っていた。今回は、時期的にあまり違わないが、ウミスズメ類は見つけられず、コアホウドリはけっこういた。6時に起床し、フェリーの朝風呂で体を温め、7時頃からデッキに立った。風がかなり強く、レンズを船体から外に出しただけで持っていかれそうになるので、観察、撮影できる場所はデッキ入口の陰しかない。まだやや暗い中、位置は尻屋埼沖でミツユビカモメが群れではなく1羽1羽と出る感じだった。尻屋埼を過ぎて恵山岬までは、猛吹雪でほぼ観察できない状況だったので、船内の窓から見たがほぼ何も飛ばなかった。恵山岬を過ぎて、苫小牧方向に青空が見えて、ミツユビカモメやコアホウドリが1羽、また1羽と飛ぶようになった。風は相変わらず強いが、6階の後部デッキに行こうとしたが、階段を下りるより、風で体が飛ばされそうなくらいの強風で、船の取っ手につかまりながら、姿勢を低くして、結局元の場所での観察となった。苫小牧港接岸30分前までに、カモメが複数とシロカモメが1羽飛んだきりで、あとは接岸まで鳥は出なかった。ウミスズメ類は若干出るだろうと予想していたが、全く飛ばなかった。次回は3月25日(土)なので、次に期待したい。ウミガラスくらいはいてもいいと思うのだが・・・。帰りの仙台湾(網地島・田代島沖)がたくさん出たのでまあよかったが。
【写真】
  
ミツユビカモメ1W/ミツユビカモメ成鳥冬羽/恵山と駒ケ岳
  
ミツユビカモメ成鳥冬羽/カモメ2W/コアホウドリ
  
カモメ成鳥冬羽/コアホウドリ/オオセグロカモメ成鳥冬羽
  
コアホウドリ
  
オオセグロカモメ/シロカモメ/コアホウドリ
  
コアホウドリ
  
八戸ー苫小牧航路/カモメ成鳥冬羽


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2023年2月2日(木)自宅庭

2023年02月02日 | 庭に来る鳥

■2023年2月2日(木)11:21-12:27【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】自宅庭
【種名】キジバト3、ヒヨドリ1、メジロ2、シジュウカラ2、スズメ42+、カワラヒワ3(6科6種)
【メモ】朝から晴天だが、風が激しく吹いている。ヒヨドリも強風に何度も飛ばされそうになりながら、採餌していた。
【動画】
 
リンゴを食べるヒヨドリ。強風に苦労している。


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2022年11月18日(金)内沼浄土

2023年02月01日 | 伊豆沼・内沼

■2022年11月18日(金)10:23-10:28【天気】薄曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】内沼浄土
【種名】オオハクチョウ、オナガガモ、セイタカシギ第1回冬羽移行個体(3科3種)
【メモ】朝は蕪栗沼に行ったが、オジロワシの幼鳥が1羽木に止まっているのを見ただけだったので、伊豆沼・内沼へ移動した。内沼浄土に6月たくさんいたセイタカシギだったが、その後姿が見えなくなり、今日は第1回冬羽に移行中の1羽がいた。※この個体が越冬して滞在中。
【写真】
  
全体風景/飛翔。次列・三列風切の羽縁が白く、初列も幅は狭いが白い。
  
オナガガモに混じっている/マッシュルームカット?/上背、背、肩羽の一部に冬羽が出ている。


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