私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

やっと、シギチが増えてきました。4月から毎日暇なので、見る回数と滞在時間が増えただけかもしれませんが。

2023年11月25日(土)赤沼,大沼

2023年11月25日 | 大沼・赤沼

■2023年11月25日(土)11:31-12:04【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】赤沼,大沼,周辺田圃
【種名】コハクチョウ,アメリカコハクチョウ,アメリカコハクチョウハイブリッド,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,トモエガモ171+,カイツブリ,カンムリカイツブリ,キジバト,カワウ,ダイサギ,コサギ,オオバン,タシギ1,トビ,ノスリ,モズ,カケス,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,シロハラ,ジョウビタキ,スズメ,ハクセキレイ,オオジュリン(17科31種)
【メモ】朝は最初大沼に来て,トモエガモを数えようとしたが,あまりいないので,蒲生に行った。蒲生から大沼に戻って、大沼を見ると,ちょうどいつも飛ぶ時間帯になっていて,トモエガモの大群が大沼上空をぐるぐる回っていた。明らかに前回より多い。大きな群れと中ぐらいの群れ,それに小群の三つの群れになって飛んでいた。途中,群れが一緒になったり,一部ランディングしたり,また飛び上がったりと,いろいろ楽しめる。太陽の光線の関係で沼の中程よりは南にいた方がいいが,今度は南蔵王の屏風岳をバックに飛ぶ姿が撮れなくなるというように,まあ,いろいろだ。トモエガモは,朝から午前,午後といなくなったりいっぱいいたりする。群れが主に北西方向に遠く見えなくなったりすることがあるので,田圃に餌を採りに行っているのかもしれない。さて,ハクチョウもお昼近くになって少しずつ戻ってきたが,その中に正真正銘のアメリカコハクチョウがいなかったので,田圃にちょっと行ってみると,戻ってくる時にはいなかったすぐ近くの田圃で採餌していた。よく見ると,ハイブリッドらしい個体もいた。帰る時間になったので,ホシムクドリでもいないかと気をつけて見ていったが,ムクドリ自体いなかった。シロハラが1羽,園芸センターの灌木に止まっていたが,すぐ降りてしまった。
【動画】
トラクターとミヤマガラスの大群
アメリカコハクチョウの採餌
【写真】
  
ミヤマガラス/トモエガモ
  
トモエガモ/南蔵王
  
トモエガモ/アメリカコハクチョウ/ツグミ


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2023年11月25日(土)蒲生海岸

2023年11月25日 | 蒲生海岸

■2023年11月25日(土)10:21-11:04【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】七北田川河口、蒲生沖、蒲生干潟、周辺池・水路
【種名】オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、クロガモ、ホオジロガモ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クイナS、オオバン、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、オオジュリン(10科22種)
【メモ】コクガンが見たいと行って見たが、情報をいただいた通り、河口干潟は出ていたが、釣り人が要所にいて、導流堤近くにマガモの群れがいただけだった。沖を見るとクロガモの群れが浮き沈みしているのが見えた。干潟の岸辺にマガモの群れがいて、その中にホオジロガモ♂生殖羽がいた。長靴でなかったので浜を歩いて,松林の手前から土手に上がり,歩いて行くと,池の方から,優しくかわいらしい「クイクイッ」な鳴き声が聞こえてきた。水路にいれば見えるまで待つが,池の方では無理なので,また歩いて行くとオカヨシガモやキンクロハジロがいた。タシギはいなかった。
【写真】
  
マガモ♂♀とホオジロガモ
  
どちらも♂エクリプスからほぼ生殖羽/キンクロハジロ♂幼羽


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2023年11月23日(木)伊豆沼

2023年11月23日 | 伊豆沼・内沼

■2023年11月23日(木)12:47-13:35【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼2工区,3工区
【種名】オオヒシクイ,マガン(白化マガン1),ハクガン成鳥24幼鳥5計29(幼鳥2と幼鳥3のおそらくファミリー4羽と5羽),オオハクチョウ,コハクチョウ(1科3種)
【メモ】波伝谷漁港から三陸自動車道志津川IC~三滝堂SA~登米IC~みやぎ県北幹線道路で,あまり疲れず,伊豆沼にやってこれるようになった。この2つの道路のおかげだ。三滝堂SAは,いろいろおいしいものが売っているし(その分,旧登米高等尋常小学校やうなぎを食べられなくなった),みやぎ県北道路は,佐沼の街をパスできるので(その分途中でラーメンを食べられなくなったが),快適なドライブができる。くんぺるでいつもピザを食べたいと思っているが,これは,最初から伊豆沼に行かないと土日は厳しい。
閑話休題。前回,ピザが食べたくて,2回行ってみたがだめだったので,今日は最初からハクガン情報をいただいたので2工区に行った。水路の方に複数の車が止まっていたので,行ってみると,学生時代からお世話になっているS氏が手を振ってくれたのでしばしお話しをして,それから撮影を開始した。最初に100mmで全体を撮影して,カウント用画像とした。さらにビデオを撮影し,マガンとハクガンの群れを端から端まで撮った。ハクガンにしては,距離は遠かったので群れの行動とかハクガンファミリー同士の餌場争いとか,数羽が飛んで降りる場面など楽しんだ。ここに来る前に毎年撮影している秋の逆光のハクチョウを撮りたかったが,秋野明秋風白の景色には,ちょっと逆光がいまいちで,秋の淡々とした風情はなかったのが少し残念だった。
【動画】
伊豆沼2工区マガンとハクガンの群れ
ハクガンファミリーの餌場争い
【写真】
  
この時期逆光がきれいなのだが/ハクガン29羽/手前の方のハクガンペア
  
ハクガンの2ペア/幼鳥2羽のファミリー飛翔
  
小学校をバックにハクガンとマガン/ハクガンペアのランディング
  
同上/1羽隠れて見えないが3羽幼鳥/幼鳥4羽が写っている


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2023年11月23日(木)蕪栗沼

2023年11月23日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2023年11月23日(木)14:29-16:14【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼,白鳥地区東側田圃
【種名】オオヒシクイ,マガン,カリガネ成鳥1,コハクチョウ,オオハクチョウ,オナガガモ,クイナ1,トビ,チュウヒ成鳥1幼鳥1,ハイイロチュウヒ♂成鳥1♀成鳥1,オオジュリン+(4科11種)
【メモ】伊豆沼から蕪栗沼に向かう途中で,カリガネ1羽がいるのを確認して,それ以上は探さず,蕪栗沼に急いだ。15時前には駐車場に着きたい。ちょうど1台空いていてそこに駐車し,三脚と組み立てチェアは必需品なので,それにレンズカメラを持って,ポジションにやって来た。今日は西行の木陰(と自分で勝手に名付けた)の東側にした。いつもフィールドでお会いする機会が多いお二人と三人で鳥談義をしながら、ハイチュウ♂が現れるのを待った。すると,まだ明るい15:06オスが現れ,15:07にヨシの中に入った。それから途中,チュウヒが飛んだりして,しばらく飛ばなかったが,15:45~15:55までの10分間は,でずっぱりで♂♀が飛んだ。15:06からの飛翔ではISO400,F4,1/1250くらいでシャッターが切れた。15:45からは夕日がさしてきたので,ISOを100にしたが,さすがに1/200くらいにしかならなかったので,ISO200にしたら,1/600で切れるようになり,もうあとは流し撮りしかない(と言っても近いなら流し撮りもあるが遠いのであまり意味はない)。途中ビデオも2回ほど撮った。ビデオを見るとわかるが,とにかくピントが全体の半分くらいしか合わない。しかし,家に帰ってから,もういちどハイチュウの飛び方を見ることができるのでいいわけだ。だいたい撮れるものは撮れたし,観察もできたので16:00前に帰ることにした。さすがに朝から漁港巡りと伊豆沼,蕪栗沼コースは,早く帰りたい気持ちになるのだった。見ている途中,腹が白く上面が茶色いクイナみたいな鳥が目の前をすーっとゆっくり飛んでいった。3人で見ていたが,写真より識別に注意がいき,というかそれくらいゆっくり飛んでいった。色については見間違いもあるかと思い,またクイナが「クイックイッ」と可愛い声で鳴いていたのでクイナとしたが,腹は白かったような。大きさはキジバトくらいだった。ちょっと悩ましかった。
来週12月2日土曜日,もう1回同じコースを回って,その次は磯浜漁港方面の予定。
【動画】
ハイイロチュウヒ♂の飛翔
【写真】
  
実際にはこの半分以下にしか見えない。画面をトリミングして♂成鳥
  
♂成鳥
  
♂成鳥。
  
♂成鳥
  
♂成鳥/チュウヒ♀幼鳥
  
ハイイロチュウヒ♀成鳥
  
ハイイロチュウヒ♀成鳥/♂成鳥
  
♂成鳥/やっと♂♀一緒に見えた/♀成鳥
  
月/最後に♀/ガンの塒入り
  
ガンの塒入り/自宅について庭から撮影,月と木星17:30頃


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2023年11月23日(木)南三陸漁港

2023年11月23日 | 南三陸漁港

■2023年11月23日(木)9:32-11:20【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】追波川河口・周辺田圃,大室・小室漁港,波伝谷漁港
【種名】コクガン61+,コハクチョウ,アメリカコハクチョウハイブリッド,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,スズガモ,カンムリカイツブリ,カワウ,コサギ,オオバン,ウミネコ,ワシカモメ4W,オオセグロカモメ,トビ,ノスリ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,スズメ,ハクセキレイ,オオジュリン(14科28種)
【メモ】昨シーズンは11月19日にオオワシを見ることができたので,そろそろ来ているかもしれないと思って行ってみたが,地元の方もまだ来ていないという話だった。今日は暖かい日で風もなく,明日から寒くなり,風も吹くので,週末には来るかもしれませんね,などとお話して,漁港に行った。大室はほぼカモメはいない状態で,相川もカモも少なく,コクガンは0。波伝谷に来てやっと,コクガン61+にオオバン30羽+が例によってくっついて回っている。しかし,よく観察していると,オオバンが採ったアオサをコクガンが横取りしている状況も。個体数は,最初に黒いのを大きいのも小さいのも数えて,次にコクガンだけ3回数え,中間を採るようにしている。浜で1羽だけで,アオサを食べているコクガンを間近に見たが,ほとんどは,湾内でマコモを食べていた。漁港に行くと今季初のワシカモメ4Wがいたのでうれしかった。他のものがいないので,ワシカモメがいただけでもよしとしなければならない。
【動画】
コクガンの採餌
ワシカモメ第4回冬羽

【写真】
  
ハイブリッド。よく見るとまわりにかなりの数がいる。/アマモを食べる幼羽/オオバンもアオサらしきものを食べている
  
コクガンよく見る光景/こちらは1羽だけで食事していた。
  
オオセグロカモメAdW/ワシカモメ4W


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2023年11月18日(土)19日(日)大沼

2023年11月18日 | 大沼・赤沼

■2023年11月18日(土)・19日(日)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】赤沼、大沼、周辺田圃
【種名】マガン16、コハクチョウ1、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ18日16羽・19日118羽、コガモ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、タシギ1、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、カケス、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ホシムクドリ4+、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ(15科35種)
【メモ】11月3日文化の日以来の副鼻腔炎と花粉症の悪化で、休みの日はやっと大沼に行く程度だった。来週は、南三陸~伊豆沼~蕪栗沼に行く予定だが、どうなるか?ということで、近場でも、いろいろ見られるフィールドがあるというのはとてもよいことで、これで、一番近くのフィールドにアメヒが来てくれればなおいいが、どうも、1回普通にカモがいて、安心して翌日行ったら何もいないという状態。閑話休題。赤沼はオナガガモだらけで、コガモを探したが、5羽しかいなかった。大沼も、トモエガモがいるエリアには、コガモはいないので、カウントしやすい。何しろ周りはオナガガモとマガモがほとんどなので、まず、大きさや形が違う。日曜日は、朝に数えたら118羽いて、やっと100羽を越えた。でもどんどん増えていって、ある日突然いなくなるので、油断はできない。今日は、カウントを終わって、いろいろ見ていると、上空を旋回しているカモの一団がいて、あれ、トモエだ、と言って写真を撮りまくった。いなくなる前にもっといい写真を撮りたいものだ。ミコアイサは♂がもう少しで生殖羽になりそうなのが2羽いた。よく見れば、もっといると思うが。カンムリカイツブリもこの沼で繁殖したものや外から来たのかもしれないが、けっこういる。ハクチョウが、2日間で、観察した8,9時頃から11時、12時頃まではコハク1羽しかいなかった。ミヤマガラスの大群の中のコクマルを探したが、見つけられなかった。ホシムクドリは、田んぼに降りているのを撮影しようと頑張ったが、いちばん遠くに1羽いたのを見つけて切り上げた。
【写真】
  
ミコアイサ♂/ハヤブサ成鳥/モズ幼鳥
  
マガンの親子一部/ミヤマガラス/マガモとミコアイサ
  
トモエガモの飛翔/きりもみ背面飛行/トモエガモ
  
小~中群という感じで飛んでいたが、沼にはまだたくさんいた/カワウのいつもの場所にトモエガモの成鳥と1年目
  
オナガガモの群れに混じって違うのが1羽/ムクドリとホシムクドリ
  
ホシムクドリ。


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2023年11月11日(土)大沼・赤沼

2023年11月11日 | 大沼・赤沼

■2023年11月11日(土)12:44-14:14【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】赤沼・大沼
【種名】マガン成1幼1、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ66+、コガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ツルシギ冬羽移行個体3、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ(16科30種)
【メモ】ミヤマガラスは、2週間以上前から周辺田圃にいたが、今日は少し遠くへ採餌に行ったのか、いなかった。赤沼にはコガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモがいた。前回は2羽だったツルシギが今日は3羽いた。大沼に移動すると、園芸センターで収穫祭が土日開催中で、う回路を通って、いつもの大沼南側に駐車した。そこから周遊路を塞いでいたススキや花粉アレルギーのセイタカアワダチソウがきれいに刈られた小径を歩いて行くと、最初の奥まったところにマガンの成鳥と幼鳥がいた。幼鳥の羽衣と顔は、伊豆沼や、蕪栗沼周辺田圃で近いところでいつも見ている個体に比べ、何と言っていいかわからないが、あまり健康そうな感じではなかった。途中、いつもいろいろ教えていただいている方にお会いし、珍鳥はいないよと言われ、まあ、トモエガモのカウントができればいいですと言ってカウントしたところ、66+だった。まだ数が少なく、近くにも来ないので、ちょっとだけ撮影して帰ってきた。これから、どんどん増え、群れで飛ぶ姿も美しいので、もう少し後かなと思った。ちなみに赤沼にはアメリカコガモの♂も♀もいなかった。
【写真】
  
ノスリ/ツルシギ
  
ハシビロガモ♂、♂幼羽、♂幼羽
  
コガモ♀♂の幼羽
  
マガン成鳥、幼鳥
  
オオハクチョウ幼鳥/コハクチョウ成鳥/オナガガモのペア
  
カイツブリ/カンムリカイツブリ/この写真内にトモエガモ10羽以上いる


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2023年10月22日(日)苫小牧-仙台航路

2023年11月05日 | 仙台-苫小牧航路

■2023年10月22日(日)5:47-9:09【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】気仙沼・志津川沖~追波湾沖~金華山沖~網地島・田代島沖
【種名】マガモ、カルガモ、キジバト1、オオミズナギドリ++++、ウミネコ、オオセグロカモメ(4科6種)
【メモ】今回のフェリーはハジロミズナギドリをきちんと見ることと、宮城県の沖エリアで観察することだった。前週の海鳥調査では、見ることができなかったので、たとえ小さくてもいいから見られればと思ったが、結局見ることはできなかった。この時期、昨年茨城沖で見て2羽見て、今回八戸沖から津軽海峡は、途切れることなく(小さかったが)観察できたのでよかったが残念だった。毎年、金華山沖に行っているので、そのうち見られるかもしれない。
さて、今回は、朝日が昇るころに室根山が見えた。頂上付近は雲に覆われていたが、広大なすそ野が見えた。気仙沼エリアに入って、キジバト1羽とウミネコ1羽が出たが、他が出ない。志津川湾よりも追波湾寄りで、1回目のオオミズナギドリの大群が遠くを飛び、さらに女川湾から金華山手前で、もっと大きな群れが出たが、写真でわかるようにとにかく遠く、フェリーの近くを飛んでいるのはごく少数だった。網地島・田代島沖はシーズンになると、アビ、ミツユビカモメ、ウミスズメ、トウゾクカモメが出るが、今回は、全然いなかった。例によって朝食をレストランで食べ、仙台港接岸までゆっくり寝ていたら、目覚めた時にはとうの昔に接岸していて、どうやら、最後の客だったようだ。ちなみに、この船はこのあと名古屋に行くので、寝過ごしても名古屋に行くだけだが、月曜日からの勤務には間に合いませんね。
【写真】
  
夜明けは5:51/室根山/マガモとカルガモの群れ。けっこう沖合
  
笠貝島と女川原発/小さいが画面の端から端までオオミズナギドリ/7:50に大洗から来るフェリーが金華山沖を通過。ちなみに、5月の金華山沖の海鳥調査は6時出航で、フェリー航路の外側にあるGPS波浪計周辺海域で観察し、フェリーが通り過ぎるのを待ってから、鮎川に帰港する。近くを通ると波が危ないから。


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2023年10月21日(土)仙台苫小牧航路

2023年11月04日 | 北海道

■2023年10月21日(土)5:43-9:10【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】八戸沖~苫小牧西港
【種名】マガン121、オシドリ1、マガモ♂エクリプス1、オナガガモ8、フルマカモメ2、ハジロミズナギドリ+++、オオミズナギドリ+++、ミツユビカモメ成鳥冬羽8、ウミネコ2、ホオジロ科SP3(4科10種)
【メモ】天気はよく、風もフェリー航路にしては弱めで、波も高くはなかった。八戸沖を通るころからデッキで観察を始めた。すぐに、ハジロミズナギドリが比較的近くを続けて2羽飛ぶが、何しろ暗いので、写真は無理。5時51分頃、朝日が昇り始め、美しい光景となった。オナガガモの群れが飛び、次に特徴から、どう見てもオシドリとマガモがペアでフェリーを追い越していった。下北半島を横に見て、ハジロミズナギドリが次々に飛ぶが、オオミズナギドリのように群れでは飛ばず、1羽1羽と次々に出る。これは函館沖くらいまでずっと続いた。昨年茨城沖で見たハジロミズナギドリをきちんと見たいとは思っていたが、それしかしか出ないとなると、さすがに飽きる。すると、本州に向かうマガン121羽の群れが渡っていった。とても感動的な光景だった。しかし、全体を通すと、フルマカモメとミツユビカモメが途中出たくらいで、もう少し出てもいいかなと思った。函館沖を過ぎるともう海鳥は出なくなるので、朝食をレストランで食べ、着岸までぐっすり眠った。
【写真】
  
夜明け/オシドリとマガモ
  
ハジロミズナギドリ/フルマカモメ/ハジロミズナギドリ
  
ミツユビカモメ成鳥冬羽/海を渡るマガンの群れ
  
マガンの群れ/ハジロミズナギドリ。フェリーからだと実際にはこういう感じにしか見えない。/ホオジロ科の小鳥3羽が本州を目指して飛んで行った。
  
フルマカモメ/ハジロミズナギドリ


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2023年11月3日(金)伊豆沼、内沼

2023年11月03日 | 伊豆沼・内沼

■2023年11月3日(金)5:49-7:34【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ R5+RF16mmSTM
【場所】伊豆沼、内沼
【種名】マガン、ハクガン6、コハクチョウ、オオハクチョウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヘラサギ2、ツルシギ2(4科9種)
【メモ】伊豆沼獅子鼻に本格的に飛び出しの写真を撮影しに行った。撮影しているうちに、ハクガンとヘラサギもいると教えていただき、ヘラサギは早い段階で見つけたが、ハクガンが見つけられない。結局、あとで写真で探したら、ピンボケだが確かにハクガン6羽が写っていた。ヘラサギの左の方にいるかもしれないという話だったのだが。なるべく水平位置で撮影したかったので、土手の一番下まで行って一脚を短めに立てたが、水平が取れてない写真が多かった。画面の中の風景で水平の線を見ているつもりだが、傾いていた。三脚は16mmで動画をこれもかなり低い位置から撮影した。枯れた沼にハスがまだ青々と立っているのもあって印象的だった。今日の日の出は、いつの間にかぼうーっとした黒点も見えるまんまるい太陽が昇っていて、大きな飛び出しは最低3回はあった。ヘラサギは、最初寝ていたが、途中右側の1羽が背伸びをしていた。また寝てしまったが、さすがにガンの飛び出しの時は、起きて右往左往している感じだった。明るくなって、また寝てしまった。内沼に行くとツルシギが飛んできて、じゃぼんと入り、沼で泳いでいたが(ワシタカがいたのか)、そのうち、飛んでサギたちのいる水路に行った。太陽もまんまるでよかったし、とてもいい飛び出しの日だった。ここから、蕪栗に行った。
【動画】
6:16マガンの飛び出し R5+RF16mmSTM
【写真】
  
6:10マガン飛び出しのはじめとヘラサギ/6:14日の出/
  
6:16最初の大きな飛び出し
  
6:17太陽とマガン/6:18太陽黒点とマガン/0619ハス
  
6:20 マガンとハクガン6羽/6:21飛び出し
  
6:21ヘラサギ2羽/6:21太陽にマガン/6:22戻りマガン
  
6:28飛び出し/6:33戻りマガン/6:49ハクチョウとヘラサギ
  
6:59中央にヘラサギ/7:00内沼/7:48水路のサギとツルシギ


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