私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

カニをつかまえたキアシシギ。最近、キアシシギとチュウシャクシギがどこに行ってもいますね。渡りの後期に突入か。

2023年2月4日(土)北大苫小牧研究林

2023年02月10日 | 北海道

■2023年2月4日(土)13:28-14:33【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】北海道大学苫小牧研究林
【種名】オオハクチョウ成鳥1、マガモ+、キンクロハジロ♀2、ホオジロガモ♂1、ハイイロチュウヒ♂成鳥1、エゾコゲラ2、エゾアカゲラ♂1、ハシブトガラ2+、ヤマガラ2+、シジュウカラ1+、シマエナガ6+、トラツグミ1(6科12種)
【メモ】鵡川を早めに切り上げ研究林に移動した。フェリーは19時出航で、フェリーターミナルまでは15分で着くので、ここは少し余裕だ。雪道を走って最初に池の脇に駐車し、何かいないか見たが、ホオジロガモ1羽とマガモの群れしかいなかった。また、車に乗り、ちょっと走って研究林の駐車場に着く。鳥を見ている人はたくさんいるので、情報を仕入れると、アオゲラ、トラツグミ、エゾライチョウとの話。エゾライチョウはこれまでウトナイ湖で何回か見たことはあるが、写真は撮れず。ということで、歩いて行くと、小鳥に餌をあげないでくださいの看板。以前は、手に餌を置いて、スマホでヤマガラなど撮影している人がいたので、それは禁止になったということ。別にそんなことをしなくても、小鳥は目の前で撮影できるのがこの場所。今回は、普通に見られるエゾリスとミヤマカケスを見ることができなかった。しかし、驚きは、ハイチュウ。池の中にオオハクチョウがいて、そこにドボンと落ちてきたのが、キンクロの♀。何と、数分後、池の低いところをハイチュウ♂が飛び回っている。急いでレンズを向けたが、何しろ枝被りで結局、上空で旋回したところしか撮影できなかったが、青空と池と林の美しい風景の中に、青灰色のハイチュウ成鳥♂が目の前で飛んでいるわけだから、その美しい光景と言ったらとても言葉に表すことはできない。いつも、薄暗くなった白鳥地区の土手に座って、こたつがほしいと思っている風景とはまるで違う。近所のケーズデンキの大型テレビで8K画面を見ているような鮮やかさだ。写真は撮れなかったが、この光景はしっかり目に焼き付いている。カメラにも写ってればなおよかったが。そういうことで、エゾライチョウは見れないと思っていたので、至近距離のハイチュウを見て満足して、帰途に就いた。ちなみに、今回の旅で、オジロワシは見なかった。シロカモメはかろうじて、航路で飛んだが、あれではちょっと・・・・だった。次回に期待。
【写真】
  
ハシブトガラ/エゾコゲラ
  
シマエナガ
  
シマエナガ/ヤマガラ
  
エゾシカ/オオハクチョウ
  
エゾアカゲラ♂/ハイイロチュウヒ成鳥♂
  
研究林の風景。
  
トラツグミ。たくさんの方が写真を撮影していた。


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