私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

やっと、シギチが増えてきました。4月から毎日暇なので、見る回数と滞在時間が増えただけかもしれませんが。

2023年3月31日(金)蒲生海岸

2023年03月31日 | 蒲生海岸

■2023年3月31日(金)16:51-17:55【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】七北田川河口、蒲生干潟
【種名】ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ウミアイサ♀、カワウ、クイナ、オオバン、コチドリ夏羽3、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、ハイタカ、ツグミ、ハチジョウツグミ、カワラヒワ、オオカワラヒワ(8科17(亜種)・種)
【メモ】職場を4時30分に退出し、20分ほどで蒲生に着いた。退職後第2の職場は、県民の森、加瀬沼、伊保石公園、多聞山、フェリー埠頭、蒲生に近いのでグッド!
閑話休題。そろそろ、シギの1羽も来ていないかと見に行った。蒲生は晴れていれば夕方まで鳥が見られる。最初に東北大野鳥の会の会員に出会い、何かいました?と聞くと、ハチジョウツグミ、それにクイナも見ましたと言う。まだ、見られるのかと思い、導流堤から河口、干潟を見て、最後にいるところに行ってみることにした。河口にはマガモ、ヒドリガモ、ウミアイサしかいなかった。干潟は3羽のコチドリ。コチドリは渡ってくるのがどこの地域でも一般的に早い。それから、ハチジョウツグミを探しに行ったが、探さなくても、いつものところに、ツグミやカワラヒワと一緒に止まっていた。クイナはコガモと採餌していた。この時間は17時20分を過ぎていて、けっこう暗くそれでも何とかISO400の1/40という低速シャッターで撮影することができた。動いているのは無理で、止まった瞬間の写真。これくらい暗くなればハイチュウと同じ。ということで、帰りは夕日を撮影し、大沼を回って高速で帰った。大沼にはマガンが2羽まだいた。
【写真】
  
河口のヒドリガモ、マガモ、ウミアイサ/干潟のコチドリ
  
カワラヒワ、亜種ツグミ、亜種ハチジョウツグミ
  
クイナ。最初、すぐにアシの中に隠れたが、またすぐ出てきて採餌していた。
  
蒲生の夕日。


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2023年3月26日(土)鵡川漁港、鵡川河口

2023年03月30日 | 北海道

■2023年3月26日(土)12:08-13:02【天気】晴れ曇り、やや霞【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】鵡川漁港、鵡川河口
【種名】ヒドリガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ、クロガモ、カワウ、ユリカモメ+、カモメ+++、ワシカモメ3、シロカモメ++、セグロカモメ3、オオセグロカモメ+、ハシボソガラス、ハシブトガラス(4科14種)
【メモ】前回は吹雪で沼ノ端ICから鵡川ICまで走行に苦労したが、降りてからはさらに雪が多く、鵡川河口は吹雪でカラスの大群しか見なかったが、今回は、雪が全く見当たらず、地面は乾いていた。セブンイレブンで曲がって鵡川漁港に向かう途中、例によって車を降りてポニーの写真を撮影した。初めて見た時から5年が経っている。鵡川漁港に着くと漁船が次々入って来るが、船の後ろに付いてくるカモメはほぼいない状態で、オオセグロカモメが3羽しかいなかった。またいないのかと思って漁港隣の浜を見ると、この前見たワシカモメかもしれない個体が、1羽いた。また、だめ!とがっかりして、前回は吹雪で行けなかった鵡川河口に着く。すると両岸にいるではないか。シロカモメがカモメの次に多い。ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメが小群、カモメが大群、シロカモメが30羽以上はいる。向こう岸の大群の他に、浜の裏にもカモメとシロカモメの大群がいた。北海道のカモメ天国!やっとそう呼べる場所に来た。その条件はシロカモメの方がオオセグロカモメよりずっと多いところ。満足して、ウトナイ湖に行くことにして、帰りにシシャモの大野商店に孫の家に前回お土産で買うと言っていたので寄ってみたが、その場で焼いて食べるのが一番よさそうだったのでやめにした。ちなみにフェリーでは行き帰り、合計6本食べたが、むかわ町産でないことは確かだろう。その後、ウトナイ湖に着いたが、鳥1羽見なかった。
【写真】
  
いつものポニー/オオセグロカモメ4S
  
クロガモ/スズガモ♀Ad/コガモ
  
入港する漁船/鵡川河口のカモメの群れ/ワシカモメAdS
  
ワシカモメAdS/シロカモメ4W
  
シロカモメAdW,3W/シロカモメ3W/シロカモメAdW
  
対岸の群れ/シロカモメAdWの咆哮/シロカモメ、カモメ、オオセグロカモメ、カワウ
  
シロカモメとカモメ/シロカモメ/ハシブトガラス
 
シロカモメAdW


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2023年3月26日(土)仙台苫小牧航路

2023年03月29日 | 仙台-苫小牧航路

■2023年3月26日(土)6:20-10:22【天気】曇り時々晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】尻屋岬沖~苫小牧港
【種名】コハクチョウ9、オオハクチョウ5、マガン14、シノリガモ4、クロガモ12、コアホウドリ8+、クロアシアホウドリ2、アホウドリ2,ミツユビカモメ++、ウミネコ2、セグロカモメ1、オオセグロカモメ+、ハクセキレイ4(4科13種)
【メモ】朝は6時から7Fデッキで観察を始めた。幸い雨風は天気予報通りなく、海面も凪と言ってよい状態だったが、天気が曇りで暗く、そこが天気予報とはちょっと違っていた。海上だから仕方がないが、それでも時々晴れ間もあったが、ほぼ曇りと遠景は霞んでいて、尻屋岬と恵山岬は全く見えず、GoogleMapで位置を見ながら観察した。例によって尻屋崎沖からコアホウドリ、アホウドリ、ミツユビカモメが見られ始め、一番多かったのはカモメだった。その後、北上するカモメとミツユビカモメの混群を何度か見た。船のすぐ下を、船と並行して、ハクセキレイの小群が北上していくのには驚いた。疲れたらフェリーで休むのだろうか。それとも一気に海峡を渡るのか。そのうち、あまり遠くない距離に、オオハクチョウとコハクチョウ、それにマガンの一群が、写真のように一列になって北上していくのを見ることができた。これにはかなり感動した。その後、恵山岬沖を過ぎる頃に、船首の方向を見ると、黒い群れが飛んでいた。ウミスズメか!と思ったが、ちょっと群れの形や飛び方が違う。それは何とオナガガモが北上するむれだった。がっかりと言うとオナガガモに失礼だが、渡りを見ることができたのでよかった。県内にあんなにいたオナガガモも、こうして海を渡っていくのだろう。苫小牧港に近づくにつれ、例によって何もでなくなり、最後は苫小牧港内にウミネコ、クロガモとシノリガモを見て終わりだった。ウミスズメ類はまたしても見ることができなかったが、ハクチョウとマガン、カモメ類、カモ類、ハクセキレイの北上を見ることができたのはよかった。

【動画】海を渡るオオハクチョウ・コハクチョウとマガン

【写真】
  
ミツユビカモメ1W/ミツユビカモメAdW/アホウドリ若鳥
  
カモメ1W/夜明け/セグロカモメ4W
  
海峡を渡るハクチョウとマガン/オオハクとコハクが混在していた/カモメAdS
  
カモメとミツユビカモメ/カモメAdW/カモメとミツユビカモメの混群、次々に群れが現れた。
  
オオセグロカモメ幼羽/オオセグロカモメAdS/コアホウドリ
  
コアホウドリとオオセグロカモメ2W/オオセグロカモメ3W/クロアシアホウドリ
  
コアホウドリ/ミツユビカモメ/北上するオナガガモ/カモメとミツユビカモメ


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2023年3月22日(水)多聞山・代ヶ崎漁港

2023年03月22日 | 七ヶ浜・塩釜・松島

■2023年3月22日(水)8:07-8:54【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】多聞山公園・代ケ崎漁港
【種名】ハジロカイツブリ1、キジバト1、オオバン1,オオセグロカモメ2、ハシボソガラス1、ハシブトガラス2、シジュウカラ2、ヒヨドリ8、メジロ4、ウグイス4、ツグミ2、ハクセキレイ2、セグロセキレイ3、カワラヒワ4(12科14種)
【メモ】4回目の多聞山。早咲きの園芸品種「大漁旗」は月曜日から、それほど咲いてはいなかった。ソメイヨシノはまだまだ蕾は花壇のそれより硬そうだった。白梅は満開。そこにたくさんの小鳥がいるが、花枝が重なってよく見えない。メジロ、シジュウカラ、カワラヒワは撮影できなかった。ウグイスはあちこちで鳴いている。代ヶ崎漁港に降りると、近いところにハジロカイツブリがいたが、1羽だけだった。オオバンも1羽しかいない。オオセグロカモメはペアで仲良く街灯の上に止まっていた。少しずつ違う写真が撮れるのがいい。
【写真】

  
早咲きのサクラ「大漁旗」/白梅
  
ヒヨドリ/ツグミ
  
ツグミ/代ヶ崎漁港/ハジロカイツブリ夏羽
  
ハジロカイツブリ夏羽。正面を向いてくれなかった/オオバン
  
ハクセキレイ/セグロセキレイ/オオセグロカモメ4SとAdS


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2023年3月20日(月)

2023年03月20日 | 七ヶ浜・塩釜・松島

■2023年3月20日(月)8:06-9:12【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】多聞山公園・代ケ崎漁港
【種名】ハジロカイツブリ2、キジバト2、オオバン3,オオセグロカモメ3、トビ1、ハシボソガラス2、ハシブトガラス5、ヤマガラ3、シジュウカラ4、エナガ4、ヒヨドリ4、ウグイス6、ツグミ3、ハクセキレイ1(12科14種)
【メモ】3回目の多聞山。出勤シフトで遅番の10:15出勤の月曜日に多聞山に来ているが、これまで3回すべて晴天、蔵王連峰、船形連峰の山並みがきれいに見えている。今日は、駐車場に車がすでに10台ほど止まっていたが、公園内に人の姿は見えなかった。駐車場のすぐ下の斜面でヤマガラ3羽が地上採餌をして、上の木にエナガが止まって採餌していた。公園内の桜がすでに開花していて、とてもきれいだった。梅も満開で、桜の種類を見ると早咲きの園芸品種で塩竈らしく「大漁旗」という名称だった。確かに広瀬川や青葉山公園の桜とは蕾の形や花が開く形状がちょっと違う感じがした。小鳥は上記の種類くらいで、あまり数も多くはなかった。代ヶ崎漁港に行くと、オオセグロカモメ3羽が飛んでいた他、この前は1羽だったハジロカイツブリがペアでいた。今日は鳥というよりも桜や梅の花がきれいだった。今週、この様子では確実に数日で満開になりそうなので、水曜日にもう一度来たいと思った。
【写真】
  
シジュウカラ♂。
  
シジュウカラ♂。地上採餌で、葉っぱをひっくり返したり、木の根あたりを盛んに何かいないか探していた。
  
サンシュユの花/松島湾の遊覧船
  
多聞山からの風景/ウメの花
  
サクラの花/紅梅と白梅
  
紅梅と白梅/サクラの一種だと思うが/白梅
  
中景:塩竈魚市場/オオセグロカモメ第4回夏羽移行個体/ハジロカイツブリ夏羽のペア


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2023年2月18日(土)伊豆沼

2023年03月16日 | 伊豆沼・内沼

■2023年2月18日(土)6:18-7:21【天気】曇り、小雨【機材】EOSR7+500 EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼、2工区
【種名】マガン、ハクガン(1科2種)
【メモ】前回は霧の白い世界だったので、霧でないところで見たいと思って行ったが、今度は曇りで小雨と言うことで、ハクガンの飛び出しから2工区に降りるまで見て、帰ってきた。今シーズンはこれで終わり。2工区田んぼに降りたハクガンの羽数は138+だった。
【写真】
  
氷が融けた水面に、ハクガンは群れごとに分散していた
  
飛び出し/2工区に降りたハクガンの群れ
  
標識ハクガンも/雨がやや上がって明るくなった田んぼのハクガン


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2023年2月12日(日)伊豆沼

2023年03月16日 | 伊豆沼・内沼

■2023年2月22日(日)6:25-10:28【天気】霧、霧氷、のち晴れ【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼、2工区
【種名】オオヒシクイ、マガン、ハクガン200以内、アオハクガン幼鳥ハイブリッド2、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、コガモ、オオバン、トビ、オジロワシ若1、ハシボソガラス、ハシブトガラス(4科13種)
【メモ】ハクガンが飛び出す前に沼にいる様子を見たいと前から思っていたので、行ってみたが、何と霧でほぼ何も見えない朝だった。水門の上から見ると、氷の上にハクガンの群れが見え、東の方に歩いて行くと、端の方にもかなりの数がいた。氷の上ということでファミリーや一族ごとにまとまっているようだった。とりあえず、水門に戻って、飛び出しを撮ることにした。と言っても全く白い世界で、視界がものすごく悪い。そのうち飛び出しの時間になり、運よく目の前にまとまっていたハクガンの一団が正面からこちらに向かってきた。ハクガンやマガンの群れは、2工区の田んぼに降り、横長の集団になった。そのうち、半分くらいが3工区の方に一斉に飛んで移動した。何事と思って、あとで写真を見たら、キツネが群れに近寄ったようだった。あとは霧が晴れるのを待つばかりだが、10時を過ぎても霧が晴れたりまたかかったりという状況だった。晴れた時には霧氷がきれいだった。マガンとハクガンの群れの中から何とかアオハクガンのハイブリッドらしい幼鳥を2羽並んでいるのを見つけたが、首をずっと突っ込んだままだった。昨年、ハクガンを124羽カウントしたが、今年は200羽近い数が見られ、このペースで秋田なみにそのうちなるといいなと思うのだった。
【写真】
  
氷上のハクガンファミリー/飛び出し
  
キツネに飛び出す群れ/ハクガンの小群
  
霧が晴れた様子/アオハクガンハイブリッド幼鳥と全景
  
ハクガンの群れ/全景/オジロワシ若鳥

伊豆沼の氷上のガンの群れ


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2023年3月11日(土)鳴瀬川河口、奥松島

2023年03月11日 | 奥松島・野蒜

■2023年3月11日(土)6:41-11:21【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口、洲崎、奥松島、東名漁港
【種名】キジ♀1、コハクチョウ5、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ8、ハシビロガモ、コガモ6、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ♂2♀7、カイツブリ2、カンムリカイツブリ3、ミミカイツブリ2+、ハジロカイツブリ+++、キジバト、ヒメウ1、カワウ、アオサギ1、ダイサギ1、オオバン1、ウミネコ+++、オオセグロカモメadW-S2、ミサゴ1、トビ4、(オオワシ成鳥1)、ハイタカ1、ノスリ2、モズ1、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス(S)、ムクドリ8、ホシムクドリ6、ツグミ++、スズメ4、ハクセキレイ2、シメ2、ホオジロ+、カシラダカ3+、オオジュリン4+(21科42種)
【メモ】自宅を5時40分に出て、現地に着いたがオオワシは見当たらない。仕方がないので、河口に行ってから奥松島を回った。運よくホシムクドリが電線に6羽いて、一羽がもう一羽にすりよって行ったので何事と思ってあとで写真を見たらマウントしていた。軽乗用車がすごい勢いで通って行き、逃げてしまったが、あとで再度現れた。漁港の方はカイツブリ類が若干とウミアイサの小群くらいで、大型カモメはいなかった。観光船近くの小島にウミネコの大群がいた。ここは以前、ヨシガモがよく見られたが、ヨシガモどころかヒドリガモさえいない。途中ノスリのペアらしい個体と、大高森付近でハイタカ♂を見たが、飛んで行ってしまった。もう一度河口に戻り、カモメを見ていて、結局オオセグロカモメだった。あとで鳥友に教えてもらったが、それを見ているうちにオオワシが低空で近くを飛んでいたそう。カモメを見ていて、見損なったというわけ。最後にミミカイツブリが混じっていたハジロカイツブリの大群を見て帰った。
【写真】
  
ムクドリ/ツグミ/ホシムクドリ
  
ホシムクドリ。全部で6羽いた
  
ハシビロガモ/カイツブリとオカヨシガモ/採餌するダイサギ
  
ウミネコ/スズガモ/仙石線
  
ウミアイサ♂/キンクロハジロ♀1W
  
ウミネコ/オオセグロカモメ/野蒜海岸
  
ハジロカイツブリの群れ/ハジロカイツブリほぼ夏羽
  
3/7の太陽/霞む3/8の太陽
  
太陽黒点/3/8の月/オオワシと一緒に撮りたかった3/11の月



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2023年3月4日(土)・5日(日)小樽

2023年03月10日 | 北海道

■2023年3月4日(土)・5日(日)【天気】吹雪・快晴【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR7+RF100-500
【場所】4日(吹雪):高島岬→祝津漁港→高島漁港/5日(快晴):高島岬→祝津漁港→高島漁港→色内埠頭→3号埠頭→2号埠頭→中央埠頭基部雪処理場→フェリーターミナル→小樽港南防波堤→小樽築港ベイエリア前海面
【種名】シノリガモ15+、ウミアイサ♂1、ヒメウ冬羽1、ウミネコ++++、ワシカモメ2+、シロカモメ成鳥夏羽2・第1回冬羽1+、アメリカセグロカモメ4W1、セグロカモメ+++、オオセグロカモメ++++、トビ、ハシボソガラス+、ハシブトガラス+、スズメ+、ハクセキレイ2、ハギマシコ1(8科14種)
【メモ】鵡川漁港でシロカモメがいなかったので、道東以外で、稚内か小樽にはいくら何でもいるだろうと思い、飛行機2回の稚内ではなく、飛行機と新千歳から直通電車で行ける小樽にした。7時50分発のJALと新千歳からの快速電車で10時47分に小樽駅に着く。1日目は途中の北広島付近は猛吹雪で、新球場もかすんで見えた。小樽に着くと曇りだったが、祝津漁港にタクシーで着くと、吹雪となった。何とかに鰊御殿まで坂を上り、途中、トド飼養場のトドを崖上から見て、海も見たが何もいない。祝津漁港はワシカモメが1羽、オオセグロカモメが数羽、シノリガモが2羽、カラス類数羽しかいなかった。高島漁港まで3つのトンネルがあるが、ここは雪が吹き込まないのでよかった。トンネルの外は吹雪なので雪だるま状態。高島漁港に着くと、オオセグロカモメとウミネコがそれぞれ数千羽、セグロカモメが2羽。シノリガモが4羽しかいなかった。さすがに、今日はここまでにした。電車の中から小樽築港付近にオオセグロカモメの群れがいるのが見えた。
翌日は、うって変わって、無風、気温が高く、雲一つない快晴だった。早速高島岬に行って海を見るが、やはり何もいない。晴れても吹雪でも海鳥が全くいない。祝津漁港には昨日のワシカモメがいた。昨日は分からなかったが、祝津漁港のはずれの断崖下の磯にシノリガモの群れがいた。ちなみにウミアイサ♂1羽は電車の中から磯にいたのを見たもの。トンネルを3つ歩いて、高島漁港。昨日と同じでオオセグロカモメとウミネコしかいなかった。セグロカモメは若干、シノリガモは2羽。たくさんはいるがシロカモメはいないし、セグロカモメもとても少ない。だんだん不安になってきた。
 ここでタクシーに乗って数分で色内埠頭に着く。ここは遊覧船(今の季節はやっていないが)発着の港や、運河めぐりの発着場があるところで観光客がとても多かった。例によってオオセグロカモメとウミネコは千羽単の群れがあちこちにいるが、他の種類はいなかった。埠頭内に海鳥は皆無。3号、2号埠頭も同様。工事もやっていて立ち入り禁止箇所が多く、鳥見には不適。ここで、タクシーに乗り、昨日見た小樽築港へ向かう。タクシーの運転手さんに、どこかカモメのいる場所ないですかと聞いたら、ほら、そこ。というので見ると、中央埠頭と新日本海フェリー埠頭を結ぶ橋を渡る途中、たくさんカモメがいる場所があった。礼を言い、戻ってもらって降り、中央埠頭で金網越しにカモメを見る。いたー!かろうじて1羽シロカモメの夏羽。すぐ近くにどう見てもアメリカセグロカモメという感じのカモメもいた。セグロカモメも多い。カナダみたいな体型のカモメもいたが、セグロカモメだろう。金網越しなので、画面がもあっと白い。ふと気が付くと後ろでダンプが何台も来て、雪を捨てていた。ここは川への雪捨て場だったようだ。ちょっと気を取り直して、小樽築港までちょっと長かったが歩いた。すると、長大な防波堤が沖まで何重にもあり、そこにほぼ万羽を超えるオオセグロカモメの群れがいた。すごい眺め。道路近くの防波堤を見ると、シロカモメの成鳥夏羽と幼鳥1羽がいた。セグロカモメもたくさんいる。カナダっぽいのもいたが、あとから見るとセグロカモメ。ということで、結局、タイミルもカナダも、さらに海鳥もまったく見られず、シロカモメも見たのは3羽だったので、やはり、以前と比べるとシロカモメは激減していると言っていいのではないかと思った。次は、3月下旬にもう一度太平洋フェリーで仙台苫小牧航路と鵡川に行くが、どうだろうか?今シーズン、銚子でシロカモメ0、苫小牧航路で成鳥1、小樽で成鳥2幼鳥1というのは、あんまりではないだろうか。道東(風連湖や落石など)もいることはいるが少ないようだ。もちろん、わがフィールドではまだ見ていない。
【写真】
  
ワシカモメ第4回冬羽/高島漁港のオオセグロカモメとカモメの群れ
  
鰊御殿のハギマシコ/トド/雪の祝津漁港
  
同じワシカモメ/シノリガモの群れ/オオセグロカモメとセグロカモメ1羽
  
オオセグロカモメ/セグロカモメ第1回冬羽/セグロカモメ第3回冬羽
  
シロカモメとアメリカセグロカモメ4W/セグロカモメ2W/セグロカモメ成鳥冬羽
  
高島漁港から小樽築港/中央埠頭雪捨て場のカモメ類
  
シロカモメ成鳥冬羽から夏羽/シロカモメ1W
 
灯台と防波堤上のオオセグロカモメの群れ


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2023年3月3日(金)自宅庭

2023年03月03日 | 庭に来る鳥

■2023年3月3日(金)7:34-8:15【天気】晴れ、小雪【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】自宅庭
【種名】キジバト2、ヤマガラ1、シジュウカラ1、ヒヨドリ2、イソヒヨドリ♂若、スズメ26+、カワラヒワ6(6科7種)
【メモ】今日は、朝小雪がチラついていたので、チャンスと撮影を始めたが、量が少なく写るほどではなかった。最初にリンゴを枝にさして、餌台に餌をやる。すると、待ち構えていたスズメたちがやってきたが、キジバト2羽がやってきて餌台でお見合い、それから2羽で仲良く餌のトウモロコシを食べ、餌台から去るとスズメがやって来る。シジュウカラとヤマガラ、カワラヒワは、地面で採餌して、近くの木の枝に止まってヒマワリの種を食べる。表玄関近くの植え込みに、たくさんヒマワリの殻が落ちていて、ぐるっと回って玄関側の小さな庭で食べていることもあるらしい。どちらの種かは分からない。さて、毎日イソヒヨドリの成鳥♂と若鳥♂がリンゴを食べにやって来るが、今日は若鳥が先着して独占していた。そこにヒヨドリ2羽がやってきたが、イソヒヨドリが食べているのを見ると、近くの枝陰でじっと去るのを待っている。どうやらヒヨドリよりイソの方が強いようだ。イソヒヨ若は、出勤前にカーポートから庭に行って、餌台の近くに行っても食べている。もっと近づくと、餌台に乗ってこちらを見ている。というわけで、ヤマガラ並みに慣れている。最近はメジロを見ていないが、来るときは周りに鳥がいない時に2羽できてリンゴを食べている。
【写真】
  
お見合いの雰囲気/採餌するキジバト・スズメ
  
王林大好きのイソヒヨドリ♂若/しょんぼりのヒヨドリ


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2023年2月27日(月)多聞山公園・代ケ崎漁港

2023年03月01日 | 七ヶ浜・塩釜・松島

■2023年2月27日(月)8:34-9:04【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】多聞山公園・代ケ崎漁港
【種名】スズガモ2、ハジロカイツブリ1、カイツブリ1、カワウ1,オオバン6,オオセグロカモメ1、トビ3、ハシボソガラス2、ヒヨドリ2、シロハラ3、アカハラ1、ツグミ4、アオジ1(10科13種)
【メモ】2回目の多聞山。犬の散歩をしている方がいて、自分が歩く前に、地上採餌のツグミ類や灌木の小鳥類もみんな逃げていた。撮影できたのは、遠くのアオジ1羽。ツグミ類は前回もそうだったが、あまり落ち着かない感じ。人が通るとすぐ逃げる感じだ。眼下に漁港があったので、公園を後にして、細い道を車で降りていくと、ちょうどよいくらいの漁港があって、オオバン、オオセグロカモメ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、ツグミがいた。港の外を遊覧船とフェリーが走っている。もう少し、鳥がいると公園と漁港でいいセットなのだが。とりあえず、通って見るつもり。
【写真】
  
アオジ/オオセグロカモメ/ハジロカイツブリ夏羽移行個体
  
オオバン/フェリーと遊覧船
  
多聞山公園からの風景。遠景に蔵王、船形連峰、中景に仙台の街、前景が塩竈。


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