私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

やっと、シギチが増えてきました。4月から毎日暇なので、見る回数と滞在時間が増えただけかもしれませんが。

2022年10月25日(火)赤沼・大沼

2022年10月25日 | 大沼・赤沼

■2022年10月25日(火)8:14-11:08【天気】晴れ【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】赤沼、大沼
【種名】コハクチョウ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ1、コガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、オオバン、オオハシシギ1、アオアシシギ2、ハマシギ5、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ+、カワラヒワ(17科35種)
【メモ】明日から飛島に最後の骨折リハビリを兼ねて鳥見に行くので、今日は大沼を歩いて足首の様子を見たが、大丈夫そうだった。これまで8月下旬の2泊3日石垣島はギブスで後部座席、9月下旬の3泊4日福江島は装具で歩き、10月初旬のフェリーを含む3泊4日伊良湖崎は装具なしで鳥見をしながらリハビリをしていた。明日から飛島が1日20Km歩く仕上げになる。これまでは福江島が一番リハビリになった気がする。
閑話休題、さて大沼だが今日は天気も良かったが朝は風が非常に冷たく、9:00にドンキホーテが開くのでネックウォーマーを買いに行った。まだ時間があったのでミニストップによると、何と半額で売っていたので2個買った。その後、大沼に戻る途中、最初に来た時もいたミヤマガラスの撮影をする。まだコクマルは混じっていなかった。赤沼からもう一度見ていく。ハマシギ3羽が5羽に増えていた。ハマシギが赤沼に入ること自体珍しい。肝心のオオハシシギとエリマキシギを見つけられず、まあ、もう一度寄るからいいやと大沼に行き、カモを探すと、沼のちょうど中央にぽつねんと1羽。これはトモエかなと撮影してみるとやはりそうだった。今日は、この1羽しか見つけられなかった。それから、センターの方を見ると、コハクチョウの群れがいた。親2子3のひと群れと、よく家族構成がわからない一団に分かれていた。センターを歩いて一周したがめぼしい鳥はいなかった。アオアシシギ2羽を見て、途中ノスリとチョウゲンボウ♂の一騎打ちを見て、赤沼に戻った。するとちょうどオオハシシギを見ていた方がいて、教えてもらった。エリマキシギやタシギは見つけられなかった。タヒバリが石巻、伊豆沼、蕪栗沼に大群がいたが、赤沼の田んぼでも大群まではいかないが飛んでいた。レンズを向けたとたんすぐ逃げる、困った鳥だ。
【写真】
  
ハマシギ冬羽/ダイサギ/ミヤマガラス
  
アオサギ/マガモ/オナガガモ
  
トモエガモエクリプス/エクリプスしないカルガモ/セイタカアワダチソウ
  
コハクチョウとヒドリガモ/ノスリVSチョウゲンボウ/アオアシシギ
  
ヨシガモエクリプス/オオハシシギとコガモ。赤っぽいコガモもいる/オオハシシギ冬羽


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2022年10月17日(月)蕪栗沼周辺田圃

2022年10月17日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2022年10月17日(月)9:24-13:54【天気】曇り、小雨【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼周辺田圃
【種名】マガン、カリガネ、シジュウカラガン、カルガモ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、トビ、ノスリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ+++(8科17種)
【メモ】石巻雲雀野から移動し、今期初カリガネを見たいと思い、カリガネ田んぼに行った。例年と同じ田圃でカリガネを見て、蕪栗沼周辺のシジュウカラガンを見て帰った。タヒバリの大群がいたるところにいた。カリガネは、大きく言うと2家族と単独、ペアで全部で20羽前後だった。標識が付いたマガンもいた。珍雁はいなかった。まずは、偵察という感じ。曇りで途中から雨が降ってきた。まあ、最初なのでこれくらいで帰った。
【写真】
  
カリガネ成鳥/カリガネの家族/飛ばなくてもいいのに飛んで行った。
  
6羽の群れ/標識マガン/手前と後ろにそれぞれファミリー
  
単独でいたカリガネ/シジュウカラガン


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2022年10月14日(金)蔵王エコーライン・御釜周辺

2022年10月14日 | 宮城蔵王

■2022年10月14日(金)7:10-9:36【天気】晴れのちガス【機材】EOSR5+RF100-500mmLIS、RF16mmstm
【場所】蔵王エコーライン、ハイライン、馬の背、リフト乗り場周辺
【種名】キジバト2、アオバト8、トビ1、ホシガラス1、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ウグイス1、イワヒバリad1、カヤクグリad2、アトリ地鳴き+、ウソ♂1(6科11種)
【メモ】賽の河原のゲートが明日から9時開放という1日前にエコーラインを登ることができた。本当は4時起き5時自宅出発のところが、目覚めたのが5:50。これは大変ということで、急いで出かけ、何とか、7:27にハイラインゲートを通過できた(7時30前なら無料なので)。この日は、アトリの渡りを見るために、7時には馬の背にいなければならないのだが、結局、アトリの声はハイマツの中からするが、渡りは見られなかった。
とはいえ、まずはアオバト8羽が山頂方面へ飛んでいくのを澄川ゲート手前のカーブで発見。かなり近かったが、何しろカーブ連続の場所では、撮影も不可能。いつもは、賽の河原ゲートより上から刈田岳周辺で見ているのが、今回はもっと下だった。レストハウス駐車場に着くと、山形側の風景がきれいだった。宮城県側はこの時間は逆光なので暗い感じ。今日は、骨折のリハビリを兼ねて、リフト乗り場までトボトボ歩いて行くことにした。御釜まではまだ無理なので、下を見ながら石ころに注意して慎重に歩いた。と、目の前のコンクリートの杭に鳥が1羽止まっている。よく見ると、イワヒバリではないか。急いでレンズを構えたが近すぎてピントが合わず、数歩後ずさり、飛ばないでよーと念じながら、ISO100とアンダーにして撮影した。ふと向こうから、犬の散歩を終えて馬の背を歩いてくる夫婦を発見。これはまずい。人はいいが、犬では飛んでしまうと、急いでたくさん撮影する。すると案の定、飛んで御釜の方に行ってしまった。がっかりして、また歩くと、今度はチリリリーの声、またしてもすぐ目の前のハイマツにカヤクグリが止まって囀っている。ちょっと斜光だったので、飛ばさないようにゆっくり順光の方に回り込んで撮影。すると、そのうち、もう一羽がやってきてじゃれ合って、行ってしまったが、少し経つとまた戻ってきて今度は少し離れたところで囀っていた。他にも6,7月にいるような鳥がいて、虫まで飛んでいる。気温は13℃だった。ビンズイはおそらく御釜の方にまで行けばいたと思うが、この足では到底無理だったので、リフト乗り場から引き返した。ウソは乗り場の近くにいて下の方に飛んで行った。アトリは、周辺のハイマツの中でピチピチと鳴いていたが、姿は見せず、飛びもしなかった。ちなみにキジバトは2羽が馬の背を戻るときに飛んでいて、見たいのはアオバトなんですが、とキジバトに言ってもしかたがないことだった。その後は、ガスが山形側から上がってきたので、下山し、青根の公衆浴場でお風呂に入り、さらに下ってピザを食べて帰ってきた。
【写真】
  
駐車場から山形県側/御釜周辺
 
月が出ていた/山形県側
  
イワヒバリ成鳥。
  
イワヒバリ成鳥。
  
カヤクグリ成鳥。
  
怖い顔だが囀っている。/ナナカマドの赤い実/紅葉
  
ヤマハハコ/不帰の滝/周辺の紅葉
  
紅葉/雨に濡れたコマクサ/駒草平周辺。たくさんの人が撮影していた。


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2022年10月11日(火)・12日(水)蒲生海岸

2022年10月12日 | 蒲生海岸

■2022年10月11日(火)・12日(水)【天気】晴れ,曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】七北田川河口
【種名】マガモ,カルガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,チョウゲンボウ♂,ヒバリ,ツバメ,ハクセキレイ,オオジュリン(11科17種)
【メモ】2日続けて蒲生に行った。初日は晴れだったが,2日目は”天気予想”がはずれ,晴れではなく曇りになった。2日目は鳥の海がメインだったが,潮が引きすぎてシギチがおらず,そのうち,蒲生にミヤコドリがいるとの連絡があり,急いで蒲生に行ったが飛んだ後だった。あとで写真を見せられると,換羽のためか,頸部に羽毛がなく赤く細い首がそのまま写っていた。幼鳥らしい。しかし,ミヤコドリがいたという河口の砂浜を見ると,カモメシーズンが始まったばかりで,1年ぶりだと最初なんだか分からなかったが,カモメとユリカモメの第1回冬羽が1羽ずついて,これはうれしかった。11月になれば,閖上のかわまちテラス前の中州と亘理大橋下流の中州に中~大群がやって来るが,10月初旬に,第1回冬羽が見られたのはラッキーだった。
【写真】
  
蒲生干潟全景/ミサゴ/まだまだ元気なチゴガニ
  
ユリカモメ第1回冬羽/カモメ第1回冬羽
  
カモメ第1回冬羽


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2022年10月4日(火)~8日(土)仙台港~名古屋港往復・伊良湖崎

2022年10月08日 | 県外・国外・その他

■2022年10月4日(火)~8日(土)【天気】曇り・雨・晴れ【機材】EOSR5+RF100-500mm、RF16mm
【場所】仙台港~名古屋港往復海上、伊良湖崎周辺・鳥羽
【種名】オオミズナギドリ、ハジロミズナギドリ2(北茨木沖)、ウミウ、クロサギ黒1白1、アマツバメ++、ウミネコ、セグロカモメ1ミサゴ1トビ5サシバ5ノスリ4ハヤブサ1モズ1ハシボソガラス8メジロ+イソヒヨドリ3エゾビタキ2キビタキ♀1ハクセキレイ8コジュケイ2(14科20種)
※赤字は初見、太字は伊良湖崎オーシャンビュー(旧伊良湖ビューホテル)屋上から観察
【メモ】福江島のハチクマがあまりによかったので、伊良湖でサシバをと勇んで仙台港からフェリーに乗った。亘理沖でオオミズナギドリ2羽を観察。その後は全くでないのでS寝台から変更した一等室でゆったりくつろぎ、2日目の朝を迎える。伊良湖岬の海域でオオミズナギドリが出たが、それほど数は多くない。名古屋フェリーターミナルから電車を乗り継ぎ、豊橋へ。そこから無料送迎バスで伊良湖オーシャンビューへ。途中石堂山中腹を飛ぶサシバ2羽を確認。ホテルに着き、驚いたのが3Fの部屋の窓からの景色。伊良湖岬を望むまさにオーシャンビュー。これは本当に美しかった。iPadminiで何枚も写真を撮影、前後で画像を保存する形式。これがあとで失敗のもととなる。早速屋上に出るがアマツバメとツバメが飛ぶくらいで何も出ないと思っていたら、サシバが1羽飛ぶ。だが、これで終わり。翌朝は2羽。しかし、水曜日から金曜日までいて、サシバがたったの5羽でしかも、撮影できず。たとえできても、写真にはならず。要するに、サシバは天候不順のため、まったく渡っても来ないし、鳥羽へ渡っても行かないという運の悪いこともあるという鳥見だった。帰りのフェリーで北茨木沖に望みをかける。銚子沖を過ぎる頃からオオミズナギドリが出るが、何しろ遠い。フェリーだってもう少し近く飛ぶはず、と思っていたら、北茨木沖で比較的頻繁に近くに出るようになり、その中にオオミズナギドリより小さく、初列風切りが白いミズナギドリを1羽発見。双眼鏡で特徴を確認する。それから10分後にもう1羽。これはハジロミズナギドリに間違いがないと確信して、次は写真を撮るぞとずっとかれこれ30分ほど構えていたが、出ない。そのうち、いわき沖となり、部屋に戻って荷物をまとめ(帰りも一等に変更)、相馬沖から岩沼沖まで観察するが何も出ないで、航海は終わった。ハジロミズナギドリだけが収穫だった。まあ、長年鳥を見てると、こんなこともありますね、と慰められる始末だった。
 大学野鳥の会時代に、仲間と伊良湖岬に行き、ホテルの屋上は宿泊客のみと断られ、サシバの若干のタカ柱と、オオタカが飛んだかすかな記憶、汐川干潟は何にもいなかった記憶、レンズは100-300mmF5.6を持っていた記憶、カメラはCanonAE-1だったような記憶。そのリベンジだったが、だめでした。ちなみに藤前干潟にも、オオアジサシを見に行くのも、雨降りでいやになり、早々にフェリー乗り場に行ったのだった。
【写真】
  
亘理沖オオミズナギドリ/2日目夜明け/宿泊したホテル
  
屋上から伊良湖岬と反対側。いずれも絶景/仙台沖


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