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▲メルケル首相のコロナ緩和政策について、ドイツの友人から情報が届きました

 仕事は、5月3日までテレワーク延長になりましたが、それ以後のことはまだ未定です。今回の発表で、マスクを強く推奨するとなっていますが強制ではありません。ドイツでは、コロナ関係なく、マスクが手軽に手に入らないです。

 幼稚園は、もともと3月12日から春休みでした。コロナで一斉休校になったのが3月16日からだったので、もともと春休みも長いこともあり、長い休みになったことに負担は感じていません。
 とにかく、医療がしっかりしているので、安心して暮らせています。

 公共の場で家族以外と3人以上で集まることは、引き続き5月3日まで延長になりますが、家族で買い物に行くことは禁止されていません。日本では、家族での買い物を控えるように言われているようですが、ドイツでは店舗の入り口で入店規制をしているので、家族での買い物を規制することは必要ではありません。

 各州にある日本大使館から最新の情報がメールで届くので、いつも最新の情報が得られ、心配なく暮らしています。
 ドイツでは州の力が強いので国と調整し、今後、各州の方針が示されるようです。

◆以下、メルケル首相の発表を受け、大使館から届いた情報を要約してみました。

★概要
《学校について》
・高校卒業試験を控える生徒のみ、4月20日から授業開始。その他は、5月4日から開始。
《制限措置の成果》
・成功は途中段階であり、脆弱なもの。緩和は慎重に一歩ずつ行う必要がある。

★連邦と州の合意内容(具体案は各州が定める)
・接触制限=5月3日まで延長
・他人との距離=引き続き必要
・公共交通機関利用・買い物=強くマスク着用を推奨
・学校=5月4日以降段階的に再開
 卒業試験や進学試験を控えている最終学年等から再開
・大規模イベント=少なくとも8月31日まで禁止
・適切な措置のもと、5月4日に再開できる店
 =800平方㍍以下の全ての店舗
 =自動車・自転車取扱業者
 =書店・理髪店(衛生措置・入場人数規制・・・を前提に)
・カフェ・レストラン・バー・デパート・ショッピングモールは、引き続き営業できない。
教会・モスク・シナゴーグ及びその他の宗教施設での会合は、引き続き禁止。
・市民は、私的な旅行や私的な訪問(親戚の訪問も含む)は、国内外を問わず行わない。
★5月4日以降の措置は、4月30日に決定する。
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★感染防止のため接触禁止・営業禁止等の措置の条例改正
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(1)接触禁止措置の期限延長
・公の場での3名以上の集会禁止等の接触禁止措置=5月3日まで延長
(2)学校の一部再開
・4月20日から中等教育再開の準備可能
・卒業試験・進学支援を控えた高学年は、4月23日以降、授業再開可能。
・???5月4日以降、段階的に授業の再開が可能。
(3)集会、文化・教育・スポーツ施設に関する禁止措置の期限延長
・5月3日まで延期されるもの
 =公共空間での3名以上のイベント(葬儀等は除く)
 =バー、クラブ、ディスコ、酒場、劇場、映画館、美術館、博物館等
 =フィットネス・ジム・プール、浴場施設等
 =公園等
 =全ての市民大学、音楽教室、学校以外の教育施設等
 =カジノ、ゲームセンター等
(4)レストラン、小売店等の禁止措置園長と一部緩和
・レストラン、酒場、食堂、カフェ等の飲食店の禁止措置は、5月3日まで園長
・テイクアウト、宅配サービス、屋外のスタンド形式の軽食店営業の禁止除外は、引き続き維持。
・現在営業が認められている食品販売店、薬局、ガソリンスタンド等に加え、4月20日より、自動車・自転車取扱業者、書店・家具販売店、ベビー用品店、800平方㍍以下の小売店(業種問わず)の営業許可(対策等の措置をして)
・上記以外の小売店の営業禁止は、5月3日まで延長
(5)宿泊施設に関する禁止措置の期限延長
・観光目的の禁止は、5月3日まで延長
(6)緊急保育が提供される対象業種の拡大
・新たに食料品・薬局等の従業員も対象に。
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