きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

糖尿病闘病記~自律神経性腹痛~

2017-02-17 07:56:24 | 健康・病気
さて、闘病記第2弾。
今回のテーマは「自律神経性の腹痛」です。

あれ?糖尿病に関係してないんじゃないの?と思われると思いますが、ところがどっこい。
これが関連しているケースがあります。

糖尿病は神経障害も表れます。
その中の一つに自律神経障害がありまして、具体的には下痢、便秘などのお通じ関連。
胃腸、とくに腸という臓器は自律神経の反応に敏感な臓器だそうで(私が通院した大学病院医師より)、自律神経が敏感になると下痢や便秘になりやすい。
もちろん、自律神経は発汗などの症状もありますが、腹痛が一般的に表れやすい症例です。

以下は私の実体験から。

私が糖尿病で入院した際、ほぼ毎日下痢と発熱に悩まされました。
検査をしても何も原因が特定できません。
必ず夕食後に発熱と下痢が起こり、翌日の朝には治ってる状態。
医師もとくに異常がみられないので診断した結果は「糖尿病に関連する神経障害」。
いわゆるストレスが原因ではないか?とのことでした。

高血糖状態が続き、体内の循環に異変、自律神経が過敏な状態となり腸を刺激して下痢となる・・・と。

入院食は問題ありませんし、衛生関係も問題はありません。
おそらく、生活環境の変化に敏感に反応してしまったのが発熱、下痢の原因ではないかとのことでした。
入院中の病室は相部屋、カーテンで仕切られてるとはいえ普段の生活よりもプライバシーは守られてませんからね。

その後、退院して復職したのですが、ここでも「自律神経性腹痛」に悩まされることになります。

毎日の通勤時、通勤電車での通勤ですが、腹痛で1時間ほどの通勤時間に4~5回程度、駅のトイレに駆け込んでました。
ひどい下痢で、トイレに駆け込む度に衰弱していくのがわかるほどです。
これでは通勤どころではありません。
当時通院していた大学病院にて診察してもらうと、またもとくに胃腸関連に炎症などの疾患は診られません。
ここでもやはりストレスによる自律神経性腹痛と診断されました。

とくに疾患が無いので、とりあえずは整腸剤としてビオフェルミンを処方され、あとは病院にて点滴治療です。



ここで重要なのは、下痢を止めることではなく出し切ってしまうこと。
そして私のようにインスリン治療を行っている患者は、とにかくインスリン投与を止めてはいけませんので、何かしら食事をしてインスリン投与を継続します。
もちろん、担当医師に相談します。

この自律神経性の腹痛、なかなかやっかいなもので、退院してから9か月経つ現在でも月に数回は起こります。
ひどくなればかかりつけの病院に相談しますが、そうでなければメモして次回の診察時に相談してます。

糖尿病は生活習慣だけでなくストレスも発症原因になる病気。
心と体、双方の健康バランス維持に心がけることも重要ですね。





制限の多い生活がつらい方へ

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