acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

妙義・金鶏山~筆頭岩

2019年03月01日 20時31分19秒 | 山行速報(薮・岩)

2019/2/23 妙義・金鶏山~筆頭岩


ポカンと空いた休日。

2日後の谷川行を鑑みて「完全休日もアリかな」とは思ったものの、せっかくジョイントできるパ-トナ-がいるとなれば、答えはGO→だ。
軽く岩登りとル-ファイが楽しめればいいなぁ。ということで、記憶もかすかに残る金鶏山~筆頭岩(薮尾根縦走&クライミング)にした。

メンバ-はkim会長、isiさん、新入会のatさん。そしてsak。
sakにとってはリバイバルな一本です。

パラグライダ-飛行場の路側帯から中ノ岳神社方向へ少し進む。
「金鶏山は岩が脆く大変危険ですから入山しないでください」
と、記された階段のところから尾根を目指す。
みなさん、決して油断なきよう。

しばらくは落ち葉の急登。
これがなかなか歩きにくいので、その辺の枝を杖代わりにする。

しばらく行くと、岩場。
妙義らしいアバタ岩だ。

凹角状になっていて溝を行ったり、リッジに乗ったりを繰り返す。
ホ-ルド豊富で解放感もあるので、とても楽しい。
本格的な岩登りは初めてのatさんもしっかりついてきている。
まだまだ、これからが楽しいところですからね。

ほどなく金鶏山の山頂。
ここで一休み。

atさんはsakのチョットした軽口にも余裕のコメント。
この先も問題なさそう。
isiさんは安定した登り。不安はないので後半はトレ-ニングでル-ファイを頼んでみようと思う。
kim会長は金鶏山は初めてらしく、とても気に入っていただけた。

それぞれの背景に合わせて楽しめる山。
そう思うとなかなかグッドなチョイスだったかなぁとsakも安堵。

金鶏山から先はいわゆる薮山。
赤布や踏み跡もあるが、時に不明慮。
あちこちにある踏み跡に惑わされたりもする。

そんな中、皆で協力しながら筆頭岩を目指す。
登山は「全体最適」を目指す冒険ミッション。
登頂という結果のみを目指すものではない。
それでこそパ-ティ-(パ-トナ-)というものだ。

筆頭岩を目前に岩尾根の乗越。
降り口は断崖。

筆頭岩側から見れば、ここは懸垂下降が「吉」だったのだが、この時は岩尾根基部を回り込むように下降する。
県道が見えた頃、岩尾根基部。
そこから登り返しで、筆頭岩の取付に到着。

ロ-プをつけたら、登山靴での登攀。
isi-at、kim会長-sakのオ-ダ-でクライムオン。

とにかく、快適。
うららかな陽気に程よいクライミング。
そして、切れ落ちているリッジはスリリング。
いわゆる「インスタ映え」する場面。

全5ピッチで山頂。
4ピッチ目が一番美味しいピッチです。
(怖い人にはクサリもあります)

少し、風も出てきたので記念写真を撮ったら下ることにする。
10m、40mと二回の懸垂下降で基部に至る。
atさんは初めての懸垂下降。慌てず慎重に降下完了。

自由闊達にフィ-ルドを駆け巡る。
いい大人が、子供のころを思い出すような時間。
もちろん技術や知識を学ぶ場としても、こういう山は必要だ。

この山が次の登攀につながる。
そう思う。


sak


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。