まるたんのSpaceOdyssey

気楽につぶやいていきます。

「三体Ⅱ」  劉 慈欣 

2020-08-16 22:59:15 | 文学

 

今、中国はコロナの隠蔽や人権弾圧や

領海侵犯、ファーウェイ

の疑惑など信用できない国だが、

経済の急成長によってSF小説

には良質なものが増えている。

特に、今年発売された「三体Ⅱ」は去年出た

続編となっている。全三部作だ。

上、下巻となっていて読み応えがある。

「三体Ⅰ」は去年書評したが、今回は意外な

展開となっている。

いわゆる異星人との遭遇(ファーストコンタクト)

前巻では地球が発見され、三体星人に

全滅させられる危機が訪れる。

なんと400年後に地球に到達するという。

圧倒的な科学力の開きがあるため地球人

は苦悩するが

ある秘策があった。

最終刊は来年春か夏、翻訳されるそうだが

待ち遠しい。

全体的に無駄な描写が多くもう少し短く

できたのではないのか

と思う。

 ★★★★☆