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5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

世界の指導者がまたひとり

2011-10-06 22:07:21 |  経済・政治・国際
今朝のツイッターニュース。アップルのスティーブ・ジョブズ死去のツイートで埋まった。いつもはオチャラカな日本のトレンドラインだが、今日ばかりは此処もほとんどがこのカリスマCEOの話題ばかり。

アップルのWEBページは速やかにジョブズのポートレイトに替わり、「世界はスティーブによって、計り知れないほどよくなった」とアナウンスした。

アップルが《iPhone4S》を発表したのはほんの翌日。これはジョブズが最期までアップルの事実上のトップだったということだと「産経」の関連記事は書いている。

《4S》はたぶん For Steveという意味なんだと思う。iPhoneを5ではなく4Sでリリースしたのは今日のことが織り込まれた結果だろう。などという穿ったツイートも読める。ナルホドである。

産経は「IT王国を築いたカリスマにして会社の文字通りの支柱であるジョブズ氏を失い、米アップルは最大の試練のときを迎えた。業界の激しい潮流と再編にもまれ、ライバル企業との覇権争いが激化するなか、ポスト・ジョブズに少なからぬ不安を抱えながら、アップルの闘いが始まる。」と、はやくも後継ティム・クックの経営力不足への疑念をあからさまに書いているが、これは気の毒というもの。勝手解釈はマスコミ共通のもの。政治家を攻めまくる最近のスタンスと同じものだ。

《iPhone》のお陰でソフトバンクを躍進させることが出来た孫正義も、2世代先の製品を陣頭指揮して開発を進めていたスティブだから、彼亡き後も新モデルが出現するだろうと、市場の不安払拭用のコメントを忘れてはいない。

孫はダヴィンチに匹敵する才能だとコメントしたが、その聡明さや情熱、エネルギーは、われわれの生活を豊かにし、進歩させる数え切れないイノベーションの源泉だったというのも間違いのないこと。

1976年にスタートしたアップル。ダルマ型マッキントッシュの古いヴァージョンには、裏蓋の内側にジョブズとウオズニアックの自筆のサインがされているという。自分の持っているマックSEはどうなのだろうか。たまにはバッグから出してホコリを払ってやらねば。裏蓋も開いてみよう。サインが見つかったら宝物だ。

《Stay Hungry Stay Foolish》 

彼が好んだ言葉「貪欲であれ、謙虚であれ」はエゴ肥大型の高慢な現代人すべてに必要な警句だろう。






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