しばらく会えないかも

いろんなことがあった3連休。

でも、サキさんのところには、初日の土曜日に行っただけでした。しかもたった50分弱の滞在時間。

結果的には、もう少し行っておけばよかったな。

今日、施設から電話で「面会時間を短縮させていただきたい。朝9時から夕方5時半までを面会時間にしたい。今後さらに時間を短縮する可能性もあります」との連絡がありました。こんなご時世なので仕方ないのでしょう。他の施設では、面会自体を自粛要請されたり、当面のあいだ面会禁止になった施設もあるようです。

昨日は、行こうと思えば行けたのですが、花粉症か、風邪か分からないような鼻の感じだったので面会を控えました。（本当は、3連休の最後をゆっくりダラダラと過ごしたかっただけなのですが）　また、水曜日には行けるし・・と思っていたので・・・。

そこで、土曜日のサキさんです。


この日は、お姉さんの介助。この前の私の介助とは大違い。いきなり大きな口を開けるサキさん。あまり途切れることなく食べ続けてくれました。この日も普段通りの声掛けだったのですが、やっぱりお姉さんの介助の仕方が良かったのでしょうか。それともたまたまなのか。

とにかく半分以上食べてくれたサキさんでした。


少し目も開けてくれました。（パッチリではありませんでしたが）

しばらくいけないかもしれませんが（日曜日もなんだかんだと用事があるので）勘弁してください。

行けるようになったら、甘いものをたくさん持っていくでね。
待っとってね、サキさん。

スタッフさんだとゴクゴクと

今日も私一人でサキさんの食事介助に行ってきました。


食事前のサキさんです。何か悲し気な感じです。何かを叫んでいるかのようにも見えますね。顔を動かしていろんな表情を作ってくれていました。

ソフト食の夕食が運ばれてきました。
「今日は食べてくれるかな」
スプーンをサキさんの口に近づけましたが、口を開けようとする反応はありません。逆に力が口を閉ざす方向に使われていました。歯にも力が入り、思いっきり食いしばっています。（そこまで嫌がらんでもいいのに）


結局、今日もほとんど食べてくれませんでした。


何か言いたげなサキさん。

最後にベテランのスタッフさんと交代し、お茶を飲ませてもらいました。すると、どうでしょう。サキさん、ごくごくと音を立てて飲むではありませんか。水分補給にと追加で持ってきてくれたトロミの付いたジュースもゴクゴク。

私の時とは全く違う反応でした。
（何か、腹立つ）

ま、でも飲んでくれたでいいか。
今度は、がんばろう。

口を開けてくれない事には

今日は私一人でのサキさんの食事介助です。

水曜日のお姉さんの時には、半分以上食べてくれたサキさんですが、今日は・・・・。


全く口を開けてくれません。ソフト食をすすろうともしてくれません。強引に口に押し込もうとしても、歯でしっかりガードします。

普通食の時と全く同じです。

ソフト食に変えても、口を開いてくれない事には話しになりません。（私の介助テクニックでは）

気の短い私ですが、根気よく粘り強く「声掛け」を続けました。それでもそれ以上の根気強さで頑なに口（歯）を閉じているサキさん。負けてなるものか・・・と、変に意地になっているように見えるくらい固く口を閉ざしています。


結局、ほんの少し口に入っただけでした。後はスタッフさんにお茶とジュースをお願いしてきました。

食事の形態を変えても、サキさんがその気になってくれないとダメみたいです。特に私の介助の時は。

今日は、食事介助よりもマッサージや耳元での歌で終始してしまった感じです。

ま、たまにはいいか。

ソフト食のサキさん

今日は水曜日。お姉さんと二人でサキさんの食事介助に行ってきました。

水曜日、ですがサキさんの食事はソフト食です。サキさんの札からは、水曜・土曜の注意書きが無くなっていました。

水曜日と土曜日の「普通食」という「特別な食事」は無くなり、全てがソフト食で統一されました。サキさんの戸惑いも無くなるはずです。


お姉さんの介助で食事がすすみます。始めのうちは普通食でもいいくらいの大きな口を何度も開けてくれました。サキさん、お姉さんの介助の時は口を開けないといけないと思い込んでいるのでしょうか。

しかし、途中から口が開かなくなります。でも、バナナのトロミだけは大きな口を開けるサキさん。「バナナだよ」という声かけと、甘いにおいをちゃんとわかっているのでしょう。


サキさんの左くちびる。少し腫れているみたいです。いつも口を開かない時に、ここにスプーンを押し込まれているのでしょうか？　強引な介助にならない様に気をつけようと思います。

結局、今日は6割くらい食べてくれました。完食とはいきませんが、普通食の時よりは、はるかにたくさんの量を食べてくれました。そして、食後、口の中にはカスは全く残っていません。

やはり、ソフト食の方がサキさんにとって負担は少ないように思えました。

普通食、やめます

風邪なのか、少しぼ～～っとしているので、今日はサキさんの施設に行くのをやめました。

昼過ぎに、サキさんの施設に連絡を入れました。
そして、サキさんの食事についても伝えました。

「今日から、普通食はやめて、毎日ソフト食にして下さい。」

ここ何回か、ほとんど食べられなかったので、今まで無理を言って続けてきましたが、やめることにしました。

サキさんの表情、うめき声や、ときおり上げる絶叫。どれも「もうやめて」と言っているようにも感じられ、食事自体がとても辛そうな感じでした。

1日3回、週に21回の食事のうち、19回はソフト食。そして、水曜日・土曜日のたった2回だけの普通食。ほとんどの食事がソフト食で「すすれ」ば食べられるので、口を大きく開ける必要がありません。
たまにタイミングが合うと大きく口を開けてくれ、口の中にスプーンが入るのですが、口の中に入った食べ物は、最期まで残ったままの時が多くなりました。

今日から、ずっとソフト食です。
というか、水曜日の夜が最後の普通食になりました。


水曜日のサキさんです。

この日もほとんど食べられませんでした。トロミの付いたお茶と、スタッフさんの出してくれたジュース（トロミ付き）だけです。口腔ケアの時にも、ほとんど口の中にカスも残っていませんでした。

サキさん、水曜日と土曜日の普通食はなくなったけれど、今まで通り行くでね。