一緒がいいな

今日も、仕事の後、サキさんのところに行ってきました。

今日は、水曜日と違って、少し食べにくそうにしていたサキさん。
今日のメインは、ブリの照り焼き。
でも左のほっぺたに、ブリがどうしても残ってしまいます。というか、入り込んでしまいます。


パサパサだったわけではなく、しっかりと照りの入ったおいしそうなブリでしたが、ほっぺたにため込んでしまいます。カボチャも、おいしそうに食べてはくれましたが、こちらも残ってしまいます。こちらは口の中が、かぼちゃでパサパサになったのでしょうか？　お茶を飲んでスッキリしてもらおうとしましたが、うまく飲めません。

結局、今日は半分くらいしか食べられませんでした。

でも、「大きな口開けてね」には、しっかり反応してくれて、精一杯の大きな口を開けてくれたり、途中で、肩をマッサージした時も、これ以上ないような大きな反応をしてくれました。（とっても凝っていました。素人の手の感覚でもよく分かりました。）


これからも、いっぱい、サキさんの反応を見たいです。いっぱい、ちょっかいを出しながら、これからも食事介助、がんばっていきます。

家に帰って、一人のご飯。
一人でテレビを見て、お風呂に入って、パソコンに向かって・・・。

二週間くらい前から味覚障害になったのか、口の中がとても「しょっぱく」感じ、何を食べても、おいしく感じません。いつもと味が違ってしまいます。一人での食事のせいもありますが、とてもおいしくない食事です。コーラまでまずい。

やっぱり、一緒がいいな。
サキさんと、一緒がいいな。

できるだけ、せっせと通うことにしましょう。

いろいろ言いたい事、たまってるんだろうな

昨日のサキさんです。



昨日の食事は、休むことなく口を開けてくれ、順調に食べることができました。

牛肉とごぼうの炒め煮がメインでした。いつもだと牛肉がなかなか呑み込みにくいようで、口の中に残るのですが、昨日は、そんなこともなく順調に飲み込めたみたいです。

デザートのみかんのゼリーも、おいしそうに食べてもらえました。

サキさん、食事中は、とても静かなのですが、食事の前後は、結構しゃべっているような。もちろん聞き取れないので、ブツブツ言っているような、うなっているような感じですが、きっと、いっぱい私に言っておきたいことがあるんでしょうね。

特に、食事が終わって、歯磨きを始める頃から、訴えが始まっているみたいです。

本当に、いっぱい、たまっているんだろうな。
そして、いろいろ気になって仕方ないんだろうな。

マスクして、元気無さそうな顔してると、余計に・・・。

まだまだ、頭痛は消えませんが、市販の頭痛薬の力を借りながら、がんばってみます。

片頭痛？

朝、内科に行ってきました。

ず～～っと頭がガンガンしている。
髪の毛を触るだけでも痛い時もある。

熱は、もう下がった。本当に頭痛だけだ。

先生に診てもらうとすぐに
「片頭痛の薬を出しましょう」

それで、だめならまた来てくださいとのことだった。

もらった薬を飲んだけど、時々襲ってくる、突き刺すような痛みは、今のところ納まってはいない。

効果を見たいので、市販の頭痛薬は飲むなと言う事なので、もう少し様子を見ることにする。

本当は、しっかりとした検査をしてほしいのに。
それが出来ないのなら、それのできる大病院を紹介してほしいのに。

月曜日に、もう一度行って、紹介してもらおうかな。（紹介してくれるのかな）

昼間は、ベッドでほとんど寝て過ごし、気付いたら午後5時。慌てて着替えてサキさんのところへ。熱もなく、風邪でもないと言う事なので、念のためのマスクだけしてサキさんの食事介助へ。



今日のメインは、すき焼き風の煮物。大きなお豆腐がど～んと存在感を放っていました。

お豆腐は、食べやすいのか、順調に大きな口を開けてくれるサキさんです。でもお肉は、歯にまとわりつくのか、噛みずらいのか、なかなか呑み込めません。いつまでも口の中に残ってしまいます。

やっぱり、お豆腐のようなものの方が食べやすいんでしょうね。

頭もズキズキしてきたので、早めにサキさんのところを後にしました。

明日も、「アルトひまわり会」あるけど、ちょっと休ませてもらって、ゆっくり寝て過ごそうと思います。

変な病気じゃないと良いけど、どこか大きな病院でちゃんとみてもらおうかな。

熱っぽいサキさん

頭が痛いまま、サキさんのところへ行ってきました。

車椅子に座って、スタッフさんにお茶を飲ませてもらっているサキさん。
スタッフさんと交代し、お茶を飲んでもらいました。

「サキさん、お父ちゃん、来たよ」
と言って、サキさんのおでこに、私のおでこをくっつけてみた。

何か、暖かい。
熱のある（？）私より、熱いような・・・。



今日のおかずは、みそおでん。
大根に、ウズラの卵、里芋にはんぺん。

大きな口を開けて、休むことなく食べ続けてくれました。
口の周りに、いっぱいお味噌をつけて。

まるで、お味噌の口紅みたいに。

食後の歯磨きの時、サキさんの口（歯茎）から血が。
歯磨きティッシュが、真っ赤に染まってしまいました。

帰り際に、スタッフさんにお話ししましたが、忙しそうな中、ただ、伝えただけで・・・。



サキさんの熱、大丈夫かな。
鼻水も、いつも以上に出ていたけど・・・。

熱が！頭が痛い。

最近ずっと体調が悪い。

口の中がイガイガする。
熱がある。（何十年ぶりに38度台上がった）
頭が痛い。

先週は、木・金と仕事を休み、
9日（土）と、16日（土）のサキさんの食事介助も休んだ。

「すみません、今日、体調が悪いのでサキさんの介助に行けません」
「わかりました。食事、ソフト食に切り替えますね」
あっさり、言われた。
（何とかしますねとか、ないのかな）

内科でもらった薬は、無くなった。

市販の頭痛薬を飲んで、早めに寝ます。

いつになったら、すっきりするのだろう。
ズキズキする。


こそッと行った、13日（水）のサキさんです。

サキさん、水曜日は、がんばっていくでね。
待っとってね。

講演会の反省

どうしたんだろう？
のどが痛い。

土曜日の疲れが、今頃、のどにきたのだろうか？　それとも風邪をひいたのか？

「バカは風邪ひかへんで大丈夫」
病気になってからのサキさんの自虐的な決まり文句。

サキさんの思いをできるだけ伝えようと臨んだ、瑞浪市での講演会でしたが、十分に話が出来たのか？　反省しきりです。

思ったよりも沢山の参加者の皆さんでした。でも特に緊張もなく話を進めていきました。しかし、90分という時間を頂きながら、伝え忘れた内容も多々ありました。

以下、土曜日の講演会の反省です。

講演会の反省
一番伝えたかった、自分の介護の後悔についてはお話しできましたが、以下の点がお伝えしきれていませんでした。
1.サキさんの名前の事
　サキさんの名前のことを伝えたのは、いろんな施設、病院を変わるたびに同じ説明を繰り返さないとならないわずらわしさを知ってほしかったのですが、その辺の説明がうまくできませんでした。名前だけに限らず、澤井ふみ子という個人の情報をきちんと把握・整理し（できれば役所で、無理かな）医療、介護での情報の共有に向けての資料ができないものかなと思います。
2.認知症の予防について
　これについては、全く触れることができませんでした。また、認知症になったサキさんの発症以前の性格も、皆さん気になるところだったと思いますが、これも伝えきれませんでした。私とサキさん、二人を比べ、認知症予防で言われている観点（運動・食事・ダラダラした生活）から言えば、間違いなく私の方が発症しているはずです。
　あまり、声高に予防予防と言われると、現に発症している側からすると面白くありません。もちろん数十パーセントでも、認知症を発症する人が少なくなれば、経費は大幅に軽減されると思います。でも、その陰で、全ての人が予防できるわけではない事、きちんとした生活をしていても認知症を発症することのある事を、機会のあるたびに、参加される皆さんにお伝えください。
　怠け者だから認知症になったと言い切れる人はいません。ましてや、サキさんは。
3、近所の方の助けについて
スーパーのレジの方に助けてもらったこと。
バスの運転手さん（小銭でもたつくサキさんを待ってくれました）
歯医者へ行くとき迷子になり、親切な方が歯医者さんまでついていって下さったこと。




瑞浪市の皆さん、お世話になりました、ありがとうございました。

その日のサキさんです。

「また、いらん事、しゃべらんでいいの」
と、少し怒っているような。