サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

サキさん、ゴメンね

2018年01月21日 22時51分15秒 | 今日のサキさん
サキさん、なかなか会いに行ってあげられずにゴメンね。

昨日は、夕食介助に1時間だけ。相変わらずの険しい表情だったね。

お姉さんは微熱が出たみたいで、行けなかったので私一人の食事介助。それでも1時間しゃべりっぱなりで頑張ったけど・・・、反応は変わらずだったね。

介助の途中で、はっきりと目が合うのだけど、すぐに目をそらしちゃうね。「何、この変なおっさんは?」っていう感じなんだろうか。今のサキさんの頭の中に、私はまだいるのかな? もういないのかな? もしいたとしても、きっと今の私ではなく、2~30年前のずっと若いころの私なんだろうな。目の前の60過ぎたおっさんと、サキさんの頭の中の私はつりあってないんだろうな。

ま、世話をやいてくれる、よくしゃべる変なおっさん、それでいいや。

今日は、何もなかったけど面会に行けなかった。ゴメンね。
昨日、遅くまで会報の原稿をさわっていたので、眠くて、ダラダラ過ごしてしまいました。
何もない休みの日は、突然、何もしたくなくなる時がある。予定のつまった日曜日は、逆に時間をやりくりして少しの時間でも会いに行こうと思うのだけれど・・。

サキさん、来週の土日も予定が詰まっているけど、行けると思うでね。
土曜日は、家族の会の岐阜地区・中濃地区合同の新年交流会。終わったらすぐに夕食介助に行くでね。
日曜日は、アルトひまわり会。11時からだから、その前に行けると思うでね。

面会に行かなければ、罪悪感を感じ
面会に行っても、義務感で行ってるように感じ
また、一人で行っても間がもたず
行ったら「何時に帰ろうか」ばかり考えている。

何かダメだな、今日は。(いつもか)
やっぱり自分のことしか考えてないんだろうか、私は。

あんまり考えず、もう寝ます。