サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

プロ

2017年08月22日 20時43分53秒 | 介護日記
サキさんを在宅でみることは、今は出来ない。

仕事もあるし(辞めたら生活できない)、食事の用意や、おむつの交換、等々、仕事の後の疲れた身体と頭では、ちゃんとした介護は出来ません。

訪問介護や、看護を使うにしても、サキさんだけの自宅に、知らない人を入れるのには非常に抵抗がある。(訪問事業者の皆さん、申し訳ありません)でも、どうしようもない本音です。


だから、施設にお願いしています

介護のプロである施設にお願いしています。

素人では出来ない介護をお願いするために、高いお金(ユニット式なので月に13万円以上)を払って、サキさんの世話をお願いしています。

素人に出来ないことを、代償を払って代わりにしてもらっているわけです。

だったら、利用者の要望に出来るだけ答えることは、当然の事ではないのでしょうか?


この先、サキさんがいつまで普通食を食べられるか分かりません。だからこそ、よけいに、食べられる今を大切にしていきたいのです。

本人にまだ残っている力・機能を維持する事がとても大切であることは、介護の世界にいる人なら、だれでも知っている、とても基本的なことだと思います。

もっと、もっと、利用者さんに寄り添った介護をお願いしたいと思います。

スタッフの皆さんは
介護のプロなのだから。