「家の近くにほしい店は?」
と聞かれたら、子どものころから、答えは一つ。
「本屋!」
だった。
昔自分が住んでいるところには本屋はなく、最も近い本屋でも3kmくらい先にしかなかった。
中学生になって、自転車で出かける範囲が広がると、よく8km先の本屋で立ち読みをして帰ったものだ。
まあ、ご想像のとおり、マンガの立ち読みが多かったのであるが…。
今住んでいるところは、近くに本屋があった。
数百mの距離にある、本屋が気に入っていたのだ。
大きなスーパーに隣接するその書店は、結構行きやすくて、適度に広くてよかった。
買物のついでに寄ることもできたし、その存在はとてもよかったのだ。
ところが、その本屋が、この秋に閉店してしまった。
なんと寂しいことだろう、行きつけの本屋がなくなるということは。
空っぽになったその建物の内部には、1冊の本もなくなった。
ただ、広い空間だけである。
まもなく閉店して1か月になるが、自分の中で、本屋を求める気持ちは高い。
本屋をうろつくことで気分転換にもなっていた。
目に留まる雑誌や本を手に取って、別な世界に入り込むこともできたのだ。
だが、今は、そういうことがなくなり、なんだか心が落ち着かない。
読書の秋が遠ざかっていく、本屋の閉店である。
と聞かれたら、子どものころから、答えは一つ。
「本屋!」
だった。
昔自分が住んでいるところには本屋はなく、最も近い本屋でも3kmくらい先にしかなかった。
中学生になって、自転車で出かける範囲が広がると、よく8km先の本屋で立ち読みをして帰ったものだ。
まあ、ご想像のとおり、マンガの立ち読みが多かったのであるが…。
今住んでいるところは、近くに本屋があった。
数百mの距離にある、本屋が気に入っていたのだ。
大きなスーパーに隣接するその書店は、結構行きやすくて、適度に広くてよかった。
買物のついでに寄ることもできたし、その存在はとてもよかったのだ。
ところが、その本屋が、この秋に閉店してしまった。
なんと寂しいことだろう、行きつけの本屋がなくなるということは。
空っぽになったその建物の内部には、1冊の本もなくなった。
ただ、広い空間だけである。
まもなく閉店して1か月になるが、自分の中で、本屋を求める気持ちは高い。
本屋をうろつくことで気分転換にもなっていた。
目に留まる雑誌や本を手に取って、別な世界に入り込むこともできたのだ。
だが、今は、そういうことがなくなり、なんだか心が落ち着かない。
読書の秋が遠ざかっていく、本屋の閉店である。