いつまでたっても失言癖が治らない五輪組織委員会の森会長さんが「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言して物議を醸しています。
まったくご時世というのを理解してない人を世界が注目する委員会の中枢にいつまでも置いとくことは、日本の恥だと思わないんでしょうか。
森さんは「女性は競争意識が強い。誰か手を挙げると、自分も言わないといけないと思うんでしょうね」とか「女性を増やす場合は発言の時間もある程度は規制しておかないと、なかなか終わらないので困る」「組織委にも女性はいるが、みんなわきまえている」とも語り、完全にアウト。
それに五輪組織委員会の女性委員は、みんな自分の言うことを聞くイイ子たちと言ってるようで、これもまた女性委員をバカにした発言です。
そんなに女性が嫌いなんだろうか、それともお殿様気分で言うこと聞く女性は「憂い奴じゃ~」とふんぞり返りたいんだろうか。
一旦演説を始めてしまうと自分の弁舌に酔ってしまうんでしょうね。
そして、発言を非難されても平気の平左。
タレントの田村惇さんが、このおっさんの「タレントは人が集まるから田んぼを走らせとけ」という発言に納得できないと決まっていた聖火リレーを辞退しました。
コロナ禍にあって、タレントさんが走ると人が大勢集まるからそれを避けたいという気持ちも分らんではないですが、「田んぼを走らせとけ」とは酷い言いようです。
その癖、五輪招致の際にはタレントをゴマンと集めていたじゃないか。
自分の都合に合わせて、持ち上げたり裏切ったり、まったくこんな人がよく総理大臣をやってたもんだ。
まったく情けない。
今もそうだけど、日本の政治家の質が悪すぎる。
シッカリとした意見を構築できる人は、アホらしくて政治家なんぞやってられないと思っているのでしょう。
日本では、箸にも棒にもかからない人が政治家や官僚になっているようで本当に心配ですわ。
お先真っ暗じゃ~。