地上アナログ放送は、約1カ月後の7月24日で完全に停波する予定です
現在すでに地上デジタル放送が開始され、多くの方々がもうデジタル放送を楽しんで見えることでしょう
我が家でもじいちゃんのブログでお分かりのように先だって、じいちゃんのブルーレイレコーダー購入を最後に、すべてのTVおよび録画機器の移行が完了しました
22&32インチの液晶テレビ各1台・ブルーレイレコーダー2台合わせて20万ほどの購入費とこれまであったテレビの処分代が数千円かかりました
日本国民のほとんどの人々が、総務省が勝手に決めたこの政策にやむなく付き合わされて、最低でも数万円の出費をさせられます。
しかしです。こんなに国民がカネを使ったのに、日本の経済はちっとも良くならないのはなんででしょうか???
つまりは、国の政策が全くもってダメ(無策)で、国民が疲弊し、やる気を出せないでいるからじゃないでしょうか??
うちで購入したTVや録画機はパナソニック製ですが、これが日本で製造されたかどうかは疑問です。
すべてのTVや録画機が日本の工場で作られてるんなら、日本中の機器がドーンと入れ替わるんだから、高度成長時代のような(まあそこまではいかんか??)景気の高揚感があってもいいはずですが、政府の思惑とは異なり、製造業者の工場は人件費の安いアジアの国々に移転してしまって、我々同朋は働く場を失っただけで、厳しい生活費の中からTVや録画機を買わなければいけないという悲惨な目にあっているんですね
確かにデジタル化されれば、電波はアナログよりたくさんのチャンネルが割り当てれるし、チャンネルに載せられる情報量もすごく大きくなります。
でも、これから確実に増える高齢者の何割がデジタル放送で1チャンネルに同時に配信されている裏情報を見るでしょうか???
デジタル化って、テレビ放送に本当に必要だったんでしょうか???
どう考えても、企業と政治家が仕組んだカネもうけの方法にしかじいちゃんには思えません
政治家や企業の目論見とは、随分違ってしまったと思いますけど、彼らにはそれなりの効果はあったと思います。
さて、本題の地デジで変わる名古屋??という問題ですが、当然これまでアナログ放送を発信していた名古屋・栄のテレビ塔は7月24日でお役御免になる訳です。
そして、瀬戸に作られた新しい電波塔(ただの棒です)「瀬戸デジタルタワー」というやつですが、もちろん展望台なんかもなく、電波を出すだけの施設がその役割を担っていきます。
「東京スカイツリー」みたいに観光客からバカ高い入場料金をとって登らせる施設じゃありません。
お役御免になった「テレビ塔」では、各放送局が支払ってきた放送するための料金収入がなくなり、存続の危機という話が出ていて、名古屋市なんかでも市民の声を聞いて存続させるかどうか検討するなんてホザイテいます。
なんせじいちゃんとほぼ同年齢のテレビ塔ですから、これを残すには耐震工事等、じいちゃんたちの体に例えれば、入院して悪いところを治すように、メンテナンスが必要です
でも、「テレビ塔」が無くなった久屋大通を想像してみてください???
「テレビ塔」は、やっぱ名古屋市民の心をひとつにするシンボルなんじゃないでしょうか???
それを経費がかかるからと、市民の残せという声を待つという行政の姿勢には腹が立って仕方ありません。
つまり、「残せと言った市民の寄付で残せはいいんじゃな~い」と厚顔無恥の行政は言ってるんですね。
アホか!、市民は何のために税金を払っとると思っとるんじゃ!!
河村さんよぉ~、そのへんをよお考えて、役人たちをコントロールせんと、市民はついていけへんぞ