目印は海太

日付が前後してしまうけど


これは今月初めか半ばのこと。


雨を避けて、暑さも避けてとどこ行くか悩んでた頃。


足を伸ばして少し遠くのランまで行きました。





空がずっしりしてますね。


ここに到着した時、遊んでるワンコ達がいて


見覚えあるなぁと思いました。


受付とかヒトのトイレを済ませて車へ戻る時に


飼い主さんに声をかけてみました。


思った通り、空太と同じブリーダーさんとこの白ゴルさん。


とってもお久しぶりに会ったのに


覚えていてくれてたのは


「ジャックと一緒のコですよね」


と海太の存在が鍵だったようです。


そろそろ帰るとこだったみたいなのに


もうちょっと遊んでいこうかなと言ってもらえて


空太のわちゃわちゃにお付き合いいただきました。






その後はフタリになったけど


いつも通り平和に遊びます。


意外とボールがある方が


お互いに穏やかな感じでいい距離感なんです。





フタリで取りに行って








どっちが持ってくるかはその時々。


お水を飲むのは





海太にーさんが必ず先です。





楽しい証拠ののびのび海太。





だいたいいつもだけどにこにこ空太。


楽しいね。





遠くまで走り回れることが本当に嬉しいみたい。


フタリを連れてるとこういう場所があることが


ホントにありがたいなぁとつくづく思います。


ドッグラン様様です。







それともうひとつ、これは先日のこと。


出かけた帰りにたまに行くペット用品のお店でのこと。


店内をフタリ連れでぐるぐるしてた時、


目の前に立った女性がこちらを見ています。


「○○の方ですか？」


と我が家の地名をピンポイントで口にした人。


ん？と思ったけどウチもすぐにわかった。


お散歩コースにある老人施設のスタッフさん。


休憩時間で外にいる時に会ったことがある。


「ゴルじゃーん！」と言いながら空太のことたくさん撫でてくれた人。


その方もゴールデンと暮らしているって言ってた。


その日はもちろんそのコも一緒。


シニアさんでおっとりさん、その空気感がたまらない。


ウチも撫でさせてもらって少し立ち話。


「あれ？と思って見てたけど、この組み合わせは絶対そうだと思った」


だって。


海太の存在感。





色と大きさでバッと見て目を引くのは空太だけど


その下の方にちょこんと佇む海太は


確定要因なんだね。





フタリがいることでお散歩中も


小さいワンコだけの時は海太だけ挨拶したり


大きなワンコにはフタリで挨拶したりと状況によって変えてます。


ワンコと暮らしていても大型犬はちょっと苦手という人もいるので。


海太に目が行く人もいれば


空太に目が行く人もいて


好みっておもしろいです。


より多くの人と接するようになった感じがします。





一見穏やかそうなジャックラッセルテリアと


見るからにわんぱくそうな白ゴルの組み合わせがいたら


それはウチらかもしれません。





海太も空太もかわいいから、すぐにわかるはず。


フタリの横にはデレデレの犬バカ飼い主もいますしね。

雨降りちぐはぐ

暑くて暑くて大変だった次の週は


雨とか曇り空の連続でした。


ひどい雨の時には無理してお散歩には行きません。


でも、こうもお天気が悪い日が続くと


少しの雨なら　「お散歩、行こっか」　と


フタリに声をかけたくもなります。






海太は服を着るのは嫌じゃないけど


雨のお散歩はあんまり好きじゃない。


空太は雨のお散歩は嫌じゃないけど


服を着るのが好きじゃない。


なんともちぐはぐなおフタリさんです。





本気の雨仕様ではないけど





お腹周りとかをカバーしてくれるロンパース。


空太のはドッグランで着てたこともあって


ビリビリのぼろぼろです。


海太はどこもほつれてなくてきれいなまんま。


またもやちぐはぐ。






フタリとの雨降りのいろんな思い出、


たくさんできるといいね。


陽太ともたくさんたくさん雨に降られたもんなぁ。


いろんな季節に、いろんな場所で思い出す。


雨粒の冷たさとか、アスファルトや土が濡れていく匂いとか。


陽太が隣を歩いていた時の記憶がはっきりと浮かぶ。


まだまだ陽太に分離不安なウチだけど


フタリとの大切な時間も


もっともっとと欲張ってしまいます。


一緒に過ごせる時間は限られてるからね。






お散歩から帰ってきてからの空太のへそ天。





雨のお散歩に出かけたウチへのご褒美みたいな


それはそれはかわいい姿なんです。






これだからやめられない。


犬バカはやめられるはずがない。


あー、楽しい。

取ったり取られたり

お天気下り坂の昨日のお休みは


出かける直前までどこ行くか悩んで


結局はここに決めた。





ボールで遊べる広場。


なんて楽しそうなんでしょね。


お山の方にあるダム湖の公園です。


雨が降ったら降ったで、小さな小川で遊んじゃえばいいかと思って。






ドッグラン以外のところで遊ぶ時には


ロングリード使用のおフタリさん。


全くおんなじものだから、長さも一緒で平等です。


フタリを迎えてから揃えたものではなく


なぜかおんなじものを２つ持ってたんです。




陽太は水遊びの時以外で使うことはなかったロングリード、


石垣に行くようになってからは


フローティングロープばっかりだったから


しまいこんでたんですよね。


２つ持ってたことさえ忘れてたくらい。


こんな風に日の目を見る時がくるとはね。





フタリでボールを取りに走って











空太が取っても海太はニコニコ。




逆に海太に取られたって








シッポぶんぶんで順番待ちです。





平和でいいですね。





休憩の時にはなんとなくそばにいたりしてね。





ウチらが遊んでる間、すぐそばの湖では


カヌー教室みたいのをやっていて


いくつかのカヌーが浮かんでいた。


空太はその様子をじーっと見つめて





声をかけても聞こえてない。


ちんまりと伏せたその姿は斜め後ろからだと


ちょっと老けて見えて


なんだか陽太みたいなんて思ったりして。


お耳が遠くなってからは、


集中してないとウチの声も聞こえなくなってたシニア時代。


あの時は寂しくて嫌だったけど


自分の好きな世界だけにいられる


いい時間だったのかなぁなんて


またぐるぐると考えてた。





パラパラと少し雨にも降られたけど


遊び終わって公園をお散歩する頃には太陽も出てきた。


吊り橋を渡ってる時はちょっと暑かったね。





体力の限り遊べるなんて


幸せモノかよ、おフタリさん。

兄弟なフタリ

今週は朝晩が涼しくて助かります。


まだ真夏には早いですものね。





おとといの夜散歩で途中のコンビニに立ち寄りました。


空太はこういう時、お店に入っていった第一飼い主の姿を探します。


ずっとドアのところを見つめてるんです。


けれど背後に来たフレブルさんに気づいた海太が


体の向きを変えたのをきっかけに


空太の集中力は途切れました。


ウチに向けられるニコニコのお顔。





海太はやってやったみたいな顔して。


思えば去年の今頃はまだカート散歩でした。


カートに乗ることは嫌いじゃないけど


とにかく外の世界に興味津々で





こんな風にカバーの上を開けておくと


かならず身を乗り出していたものです。






黄色のカート、通称サングーは今は玄関の収納にしまわれてます。


第一飼い主は　"夏場とか地面が熱い時に使えばいいよ"　と言うけど


一旦納めてしまうとなかなか面倒なものです。


空太がおとなしく中に乗っていられるかも微妙ですしね。






みるみる大きくなった空太。


わかっていたこととは言え、あっという間でした。


けれど、自分の何倍もの大きさに育った弟に


全くひるむことのない海太もすごいですよ。


フタリの遊びは遊びだけど本気。


空太の出方を見て、海太は押さえるところはしっかりと本気で怒ります。


海太と空太の関係はずっと変わらないんだろうなと思って見てると


ホントにかわいい。





海太に怒られてちょっとへこんだ空太は





お耳をペタんコにたたんでウチのところへ。





気持ちを立て直してるかのような時間。





海太は我が家に来るべくして来てくれた


犬バカ飼い主達にぴったりのコ。


そして、空太は海太という強いにーさんワンコがいる我が家で大正解。


フタリとウチらは、会うべくして会えたんだなぁと思います。






空太には厳しいけど


こんなにかわいい一面もある海太。





珍しくブランケットの端っこをカミカミ。


こんなとこ見たの初めて。


空太の行動を見て真似してるのかもしれません。






お互いに真似して学んで。


いいコンビですね、おフタリさん。


さて、今日も遊びに行きますか。


疲れてもらいましょな、しっかりと。

ユメとウツツ

お散歩の準備して立ってたウチ、


スニーカー履いてお水とか袋とか持って。


たぶんリードも持ってた気がする。




頭を撫でようと左手を伸ばしたけど


そこにワンコはいなかった。




床だか地面だかに落ちた影を見ると


ウチ１人の影しかなくて。




"いないんだった、陽太いないんだった"


そう気づいて、泣きながら目が覚めた昨日の朝。






そして、


目の前にあったのは小さな丸いおしり。


海太がウチの顔の辺りで寝てました。


海太はウチに寄り添ってくれる。


寝てる時はそんな気はないんだろうけど、


結果的に寄り添ってくれた。






ウチが床に座って、おいでと呼ぶと





足の間にすっぽり入ってきて



"撫でて"　と催促してくる。


かわいいなぁ。


ウチじゃなくて空太とくっついて





と少しずらしても、またウチの足の間。






そんなカワイナさん達を雨降る前にと思って


青々とした草がはえてる広場へ連れ出しました。





ボールですよね。





いつものことだけどいい顔してるね。


海太は自分のボールがあればそれでＯＫ。





ウキウキさん。


空太は海太のがうらやましいし、海太に気にかけてほしい。





ひどいお天気になるはずだったけど


まぁまぁ涼しく、楽しく遊べてよかったね。





目の前にいてくれるって、すばらしい。


それだけで、ホントにすばらしい。


このコ達にしかできないことを


ウチはよくフタリにしてもらってます。


陽太のことでメソメソしていても


陽太はそれを慰めてはくれない。


フタリにお願いするしかないことなんです。





ウチはフタリのことを利用して


なんとか気持ちを切り替える。





夢と現をいまだ行ったり来たりで


頼りない飼い主です。




ありがとね、ほんと。


たくさん遊んで恩返しするしかないね、おフタリさん。