陽太と海街

海のそばの街で3年間暮らした英国ゴールデンの陽太
海街での想い出の記録
そして家街に戻った日常の記録

雪の年越し

2022-12-31 17:07:17 | ミンナのこと
あっという間に大晦日です。


海太と空太、第一飼い主との毎日は楽しくて忙しくて


ホントに1日が過ぎるのが早いです。


そんな毎日を繰り返していると


1年が過ぎるのも早い、ということになってしまいます。





今年は久しぶりにさくらんぼ県での年越しです。


大雪だの寒波だの言われていて


いろんな準備をしてきたわりに


雪遊びをしようと思うとあっちこっちと


うろうろ探し回るような感じです。





お昼寝の時間が削られるからか


いつもよりも格段におりこうさんに過ごしているおフタリさん。


さくらんぼじーばーちゃんにも


「なんだか随分とおりこうになったね~」


とお誉めの言葉をいただいたりして。






フタリはどんどん陽太みたいなおりこうさんに近づいている。


ありがとね、陽太。


きっとウチらも陽太との時間を頭の片隅に思い描いていて


そんな風になれるようにと


フタリへも日頃接しているのだと思います。






フタリの溢れるエネルギーを上手に発散しながら


楽しい1年にできたのかなぁと振り返ってます。











選びきれない写真たち。






全然撮れないなぁと思ってたけど


見返すのが大変なくらいのフタリの笑顔でした。





ホントに幸せ者です、ウチは。


この幸せをくれるフタリと


全てのベースを築いてくれた陽太に


心からの感謝を捧げます。





まもなくやってくる2023年が


もっともっと楽しい1年になるようにと


犬バカ飼い主はいろんな思いを巡らせます。





まだまだ若い元気なフタリだけど


いつものおまじないを唱えます。


"できるだけ、いつまでも"


楽しい時間を1日でも永く。





皆さまも大切なワンコとよいお年をお迎えください。





朝の待ちぼうけ

2022-12-12 13:36:23 | 空太のコト
空太のことです。


いつもキョロキョロして、何かを見つけてはジーっと見つめる。


そして急に走り出す危なっかしいコ。


誰かに会わないか、誰かいないかとお散歩中も探したり。


なかなかに忙しないコです。






そんな空太が数分に渡って待っているのは





第一飼い主です。


この坂で何度か、第一飼い主が後から追いついてきたことがあって


ウチがふと立ち止まって綺麗な空を眺めようかと思ったら


空太は坂の下に向かって上手にお座り。


第一飼い主の姿が見えてくるのを


今か今かと待っているわけです。


この日は第一飼い主は朝散歩は欠席の日。


待っても来ないとウチはわかっているんだけど


空太のこの姿がかわいくて、切なくて。


「さ、行こう!空太!」


と声をかけたらくるっと振り返って歩き始めたけど


きっとそのままにしてたら


まだまだずっと待つのかもしれない。






ワンコの信じる気持ちはすごいね。


ウチら人間はその気持ちを裏切らないように


なるべくだけど、応えていかなきゃね。





いつもあのお部屋でフタリで待っててくれる。


待ちぼうけにさせないように


今日もさっさと帰らなきゃね。


海太だってベッドの上でくるんと丸くなって


きっと待っててくれてるんだから。





おりこうさんでお願いしますね、おフタリさん。




涙の一期一会

2022-12-04 21:40:14 | 海太と空太のコト
12月に入って寒い日ばっかり。


今日は少し気温が上がるかなと期待して


平日お休みのお楽しみに、


フタリと遊びに出かけました。






季節外れもいいとこ。


プールで水遊びです。


ワフみたいな全天候型ではありません。


完全なる外プールです。





ね、寒々しいでしょ。


でも空太は期待どおりジャブジャブ入って遊んでくれました。




深い方のプールのへりからウチに突き落とされたり、


ボールを追いかけてうっかり登ったすべり台から


思いがけずだけど上手に降りてきたり。


ほとんどの時間を貸し切り状態で過ごしました。





プールサイドは海太のボール遊びに最適。





滑ったり、足を痛めたりしないようにと


人工芝が広く張ってあります。


ありがたや。










フタリで遊ぶのが一番平和。


誰かにかまわれてる海太を見て、


焼きもちやきながら空太がつきまとうこともないし。


おもちゃも自分たちのだから交換っこしながら。





届きそうで届かないとこのボールを


仲良く眺めるおフタリさん。





こっち来い!ってフタリの心の声が聞こえてきそう。





願いは叶うのね。






夏には何度か来た場所だったけど


プールへの階段を見るまでは空太も気がつかなかったみたい。


まさか今日、プールだなんてね。


そういう思ってもみない楽しいことを


ウチはいくらでもフタリにあじわわせたいんです。








ここのプールに来る前に海のそばの公園をお散歩して


しっかり準備運動をしてきたフタリです。


そこで出会った女性との話。




ウチよりも一回りくらい年上のその方は


「あら、ゴールデン?」


と空太を見て声をかけてくれました。


「私もゴールデン飼ってたのよ」


と立ち話が始まりました。


最初のコは12歳、次のコは13歳7ヶ月だったって。


陽太と時期とか年齢とかかぶるとこもあって


ついつい長話。


シニア時代を思い返して


「そうそう、そうなのよね」「うちもそうよ」


なんて笑ってたかと思ったら


最期の時の話になったら


お互いに自分のことも思い出すし、


相手の気持ちもよーくわかるから


目に涙を浮かべながら。





こんなことって普通はないよね。


出先でたまたま会った人と


泣きながら話をするなんて。




ワンコはその場にいればもちろん


人と人との架け橋になれるけど、


その場にはもういない大切な大切なワンコも


やっぱり心と心を繋ぐんだ。






「お散歩の邪魔してごめんなさいね、またね」


そう言って女性は先へ行ってしまった。


また会えるんだろうか。


また会って、またちょっと昔の話を立ち話したいものです。


ピンクのニット帽にピンクのシャカシャカを着た


若々しい姿をちゃんと覚えておけるように


しばらく後ろ姿を見送りました。





きっかけは空太だったけど、


話題の中心はアビスとフウロ、そして陽太。


ウチもフタリのオンナのコのこと


しっかり覚えておこう。