陽太と海街

海のそばの街で3年間暮らした英国ゴールデンの陽太
海街での想い出の記録
そして家街に戻った日常の記録

レンゲでお花見

2020-04-29 21:33:59 | 陽太のコト
陽太と共に自粛の日々。


もともと群れずに動き回るウチらは


人に会えない不便さよりも


自由に行きたいところへ行けない不便さを感じています。


改めて 「自由」 って素晴らしいことなのだと


しみじみと思ったりして。





休日になれば、買い出しの用事にからめて


陽太とお散歩もかねて公園散歩が、最近の過ごし方。





大きな公園は混雑しているエリアもあるので


こじんまりなところを開拓してみたり。





丘を利用したなだらかな斜面を楽しめる、初めて行った公園。





第一飼い主の用事を待つ間のお散歩で


太陽も西に傾いてきました。





樹のすき間からの少しの陽光と


がんばって登ってきた陽太くん。


登り下りの加減がいい感じで


陽太もウチも満足散歩でした。





第一飼い主と合流直前に見つけたのは





レンゲの花畑。


同じ場所でのもう一枚は





フニャフニャ陽太と共に。





今年は桜の時期に写真を撮ることを忘れてしまってた。


思いがけずこんなところで


今年の春の花と陽太の写真が撮れて


更なる満足感を得たウチでした。






土曜日にはいつもの森の公園。





日曜日には近場の公園。









緑の中の陽太の写真を見ていると


今の状況を一瞬忘れそうになります。





始めのうちは軽く考えていた自粛生活、


ジワジワと、ホントにジワジワ来ますね。





終わりが見えないのが、一番きつい。





こんな風に時間が過ぎていくことが恐くなる時もあって。





どんな世界でも、陽太は毎日老いていく。


それは止められない。





この病気が収束する頃に


陽太は変わらずウチらのところにいてくれるのだろうか。





そんなことを朝のお散歩の時に考えていると


ふと不謹慎なことを思ってしまう。





この病気がなくて、陽太もいない世界よりなら


どんな状況でも陽太のいる世界を


きっとウチは選ぶんだろうな、なんて。






けれど現実の世界ではそんなこと言っていられないから


もうこの辺で収まってほしいものです。





神頼みじゃなく、


自分と自分の隣の人、周りの人次第で


状況は変わるのだと


それだけを信じて日々を過ごすしかないね。




元気でいてね、陽太くん。



お散歩写真

2020-04-12 10:17:55 | 陽太のコト
振り返ること3週間前。


世の中の緊張感が緩んだ3月の3連休。


お天気もとっても良くて


ウチら、目的ある買い物に出かけたんだったなぁ。


第一飼い主の必要なもの買って、


ウチもついでにペットグッズ屋さんに寄って。


思えば危機感が薄かった、つい数週間前。






その時に買ったのは





季刊紙RETRIEVER。


陽太と一緒の写真を撮ろうと奮闘して





お芋さんで釣ってたら、立ち上がりそうになったりしてさ。





その後状況は悪い方向へみるみるうちに転じていって


のんきなお出かけは控えてます。





「家街県から出なければいいのかなぁ」


なんてポロリと口走ったウチを


「もうそういう状況じゃないんだよ」


と常識的な考えでぴしゃりと制してくれた第一飼い主。





誰かと暮らしているということは


色んな意味でありがたい。




自分の判断というものが


正しいのかどうかもわからなくなってしまうから。





出かけないから写真がない。


それじゃあ、つまらない。




ウチは朝のお散歩の時に


陽太の写真を撮ることを


いつのまにか再開してました。


海街の頃以来。





背景には気を遣うけど


朝陽を浴びた陽太の綺麗なこと。














今こそ、こんな日常を守りたいと


これこそが一番大切なんだと


そんなことばっかり考えてます。





私たち、小さな小さなアイツに今年の春を奪われたけど


来年は、会いたい人にどこででも会えるような


桜の季節を迎えられるように。




もちろん、陽太と一緒に。




青空の清々しさを


心の底から楽しめる日々が早く戻ることを願うばかりです。





・・・陽太は、楽しんどるね。