海太

陽太からのバトンをもらったのは


大型犬ではなく


白犬でもなく


垂れ耳でも、尻尾も長くない


４才のオトコのコ。









名前は　"あのコ"　改め


海太です。






ウチらの時間はまだ始まったばかり。


お互いに探り探り。





でもきっと大丈夫。


一緒に過ごす時間と、相手の気持ちを想像することで


かけがえのない存在になれるんだと


教えてくれた白犬さんがいたからね。





海太に関しては初心者の飼い主だけど


ここのお家に来て良かったと


そう思ってもらえるようにしていくよ。





海太、よろしくね。

陽太

いい季節のいいお天気の土曜日、


しかもお仕事お休み。


最高です。






そして２４日。


何となく執着してしまう日付です。





今日は　"１３・１０"　だからね。


３年前の今日は富士山が見えるプールで遊んでたなぁ。


ふとそんなこと思い出せるのは


自分で書いたブログのおかげ。


１０・１０と記事のタイトルに入れたおかげ。








ブログなんて何のために書くの？


一旦始めたら、その終わりって　"その時"　ってこと？


迎えたくもないゴールに向かってわざわざ始めるなんてどういうこと？







６年前のウチはこんなこと考えてた。






でも始めて良かった。


陽太の写真をたくさんたくさん撮った。


何てことない日常の出来事を読み返すことができるし、


忘れかけてた出来事を鮮明に思い出せる。






間違いなく、ウチらは一緒に過ごしたのだと


いつでもすぐに実感できる。





こんなことなら


もっともっと早くに書き始めれば良かったね。




逢いたい陽太にすぐ逢える場所。




今日逢いたいのは





１０・１０のプールでワクワクさんな陽太かな。





あー、良かった。


今日もかわいいよ、陽太くん。

リンゴさん持って

雨があがった日曜日。


まだ少し肌寒くって、ちょうどいい。


寒くてちょうどいいとか、風が吹いてちょうどいいだなんて


犬と暮らさなければ出てこない言葉かもしれません。







今日ウチら、あのコを迎えに行きます。


気に入るかどうかわからないけど


陽太が大好きだったおリンゴさんを持って。





陽太だったら軽く一個食べてたけれど


あのコはどうなのかなぁ。


とりあえず様子見でこれくらい。






一番キツい時に自分達で蒔いた種。


流れにまかせて待つだけと思いながらも


あちらこちらで必死にもがいて手繰り寄せた縁。


考えてることと起こしてる行動が


なんだかちぐはぐな気がしたこともあったけど


今日、迎えに行きます。






きっと陽太と比べるし


陽太の姿を重ねるに決まってるけど


あのコと会った瞬間に


ちぐはぐが全部繋がって、一つの形になった気がするから


大丈夫だと思う。





あのコと仲良くしてね、陽太くん。

いつもの公園、いつもの場所で

平日お休みの風が気持ちいい日、


海が見える公園に来ています。






陽太と暮らしたから知ることができた場所。


陽太と何百回と訪れた場所。


陽太も大好きだった場所。






ヒトだけではもちろん来たこともなかったし、


陽太を見送ってからは


行っても心がキツくなるだろうからと


来るつもりもなかった。







でも、今日はなぜだか行ってみようと。


行くなら今日かな、と。







まもなくウチら


また　"犬の飼い主"　になります。






だから、


今日ならまだ陽太のことだけを


のんびり考えられるのかなぁ


とそう思ってのことです。






やっぱりいいとこだね、陽太。





ホントならど真ん中には陽太にいてほしい景色。


今まで何枚も何枚もおんなじとこで撮ったなぁ。







次にここへ来た時には


きっとボーッとしてる暇なんてないのかもしれない。


ウチらをまた　"飼い主"　という立場にさせてくれるあのコと


いい時間をゆっくりと過ごそう。






これまで見つけてきたお気に入りの場所を


あのコにも教えてあげてもいいかな、陽太くん。