陽太と海街

海のそばの街で3年間暮らした英国ゴールデンの陽太
海街での想い出の記録
そして家街に戻った日常の記録

愛着という名の執着

2019-01-29 22:11:56 | 陽太のコト
なんだか久しぶり。


さぼっていたわけではなく、忙しかっただけ。


いつもの暇人に “ケ” が生えた程度の忙しさでしたけどね。







日曜日はお天気が良くてお昼頃から陽太とお出かけ。


近場の眺めのいいとこ。





背景が青空というのは


撮ってるウチの気持ちがリセットされて


また次にきれいな景色を見るまで頑張ろうと


そんな風に思えます。






カラカラに乾燥した家街は


秋の落ち葉がまだ数ヵ月前と同じように


お山には積もっています。





そんなカサカサ落ち葉の道を


音を楽しみながら無駄にぐねぐね遠回りしながら登ったり。


頂上に着くと、遠く遠くに見える大きなお山を眺めながら


「また行こうね、陽太」


と ”ナンのコトかいな?” の白犬さんに勝手に約束したり。








ご近所散歩を楽しんだあとは


陽太にはウチの用事に付き合ってもらいました。


なかなか気が乗らなかったけど


現実的な話、そろそろだよなぁとどっかでわかってたこと。




スマホの機種変更。




使いなれた愛着のあるスマホ。


ホーム画面にはかわいい陽太の写真を配置できてたスマホ。


ウチらの海街での生活になくてはならなかったスマホ。


バージョンが追いつかなくなってきて


いくつかのアプリへの対応ができなくなって


変えること、決めた。


長く使いすぎて、使い続けるということに


執着してしまっていたウチ。


変化していくことも必要です。


対応できなければ、前に進めません。




手元にやってきた新しいスマホを


なくてはならない相棒に育てていかなくちゃ。







もう寝る準備ができてる陽太と


お世話になったスマホを記念撮影。


3年半ありがとうの感謝を込めて。





今度はもっともっときれいな


もっともっとかわいい陽太の写真を


じゃんじゃか載せていきまーす!


陽太日食

2019-01-23 14:26:23 | 陽太のコト
昨日は火曜日お休み。


カラカラに乾燥してるけど、お天気良くて助かります。


お昼前には陽太と共にお出かけです。






海を臨む公園へ。





気持ちいいなぁ。


もう少し何枚か写真を撮りたかったけど





すぐに陽太はウチの方に来てしまう。


ニコニコへらへらしながら。


写真を撮ったらウチのとこに戻るっていうのは


たぶん海街暮らしで刷り込まれたもの。


毎日毎日飽きもせずにおんなじことしてたら


そりゃあ、身に付きますよね。






今度は階段上に陽太を残しての撮影。





ホントに素敵です。


耳のひらめきが最高です。


そして “陽太日食” の写真。





陽太がキレイに浮かびあがって


縁取りがキラキラで


ウチはまたしょーもないこと考えてました。


“これをずっと見られるなら、一生日影でもいい”


・・・大バカですね。







こんな景色を十分に楽しめただけでも


昨日は満足なはずだけど


さらにこのあと、陽太もウチもドッグランで楽しい時間を過ごしました。


入れ替わり立ち替わりワンコさんはいたけれど


ずっと何となくそばにいて絡んでいた兄弟犬。


一緒に産まれた正真正銘の兄弟のフタリ。


保護犬だというそのコ達は


一旦離ればなれにもらわれていくけれど


また同じ屋根の下で暮らすことになったんだって。


そして今はフタリじゃれあって遊んでる。


どんな経緯があったとしても


今、そしてこのあと過ごす時間が幸せで


ホントに良かったなぁと思いながらフタリのこと見てました。







ふと頭をよぎったのは、陽太の兄弟。


少なくてもオトコノコがフタリはいるはず。


陽太を迎えに行ったあの夜、


元気一杯に走り回るコと怖がってすぐに隠れてしまったコと陽太がいた。


他のフタリは元気にしてるのかなぁと


今更ながら思いを巡らせたウチです。


みんな幸せでいてほしい。


みんなまだまだ元気でいてほしい。


とまだ小さなパピーの頃の姿しか知らないけれど


どこかにいる兄弟犬のことを考えていました。







土埃の舞うドッグランでめいっぱい遊んだ陽太は


帰ってきてお風呂へ直行。


珍しく早く帰ってきた第一飼い主にも乾かすのを手伝ってもらって


みんなヘトヘトになって就寝でした。






陽太の犬らしい姿を見たいときは


やっぱりあの公園に行くに限る。


帰宅後のシャンプーをするエネルギーがあるなら、だけど。




サンニン日曜日

2019-01-21 14:22:44 | 陽太のコト
昨日は昼間は暖かくてお出かけ日和の日曜日。


あんまり体調が万全じゃないと言いながらも


第一飼い主も一緒に近場に出かけてみました。





緑道の先にあるハワイアンなお店でランチを目的に


手前の方に車を停めてサンニンで歩いていきます。




サンニンだと陽太のやる気がみなぎっているのがわかります。


第一飼い主もいる安心感とちょっとした特別感。




その気持ち、ウチもわかるよ。







道の途中で第一飼い主がトイレに寄ったので


その間に樹々の小路で陽太撮影。





表情が柔らかい。


「どこ行ったんだろうねぇ?」


と聞いてみると





ん?





こっちか・・・





こっちじゃない?


とのんびりと辺りを見回して探しています。




危機感が感じられないところが微笑ましいんです。






このあとウチらの食事に付き合ってくれた陽太は


家に戻ってからも付き合わされることになります。





お天気がいいので洗車することにしたウチら。


気持ちいいので陽太にも外にいてもらったんですが





ぺったりと臥せてブッツブレちゃん。





顔は起こさず目だけでウチを監視中。






たくさん歩いた日曜日ではなかったけど


ずっとサンニン一緒だったお休みの日。


貴重な1日に気持ちが満たされたウチでした。




繋がる隙間

2019-01-16 22:02:45 | 陽太のコト
昨日の3連休最終日はお家の近くでウロウロ。


お天気も微妙だったし、何より寝坊したし。






お昼前にやっと出かけてお散歩です。


まずはご近所散歩で陽太の足慣らしをして


カングーに乗って森の公園へ。






ところが森の公園に着いた頃には雨がパラついてきて


その後しっかりめな雨降りに。


雨雲の動きを調べてみたらずっと続く雨ではなさそうだったので


雨宿りを兼ねてペット用品のお店へ向かいました。






年明けのセールと書いてはあるものの


これといって欲しいものがあるわけでもなく


言ってみれば、時間潰しに来たウチらです。


お店の中をぐるぐる見て回るのも飽きた頃、


思いついたのがハーネス。


前にも悩んだんだよな・・・


そう思いながらもやっぱりずっと気にはなる代物です。


前に試着したのと違うタイプのを


陽太に着せてみました。





かわいい。


けど、陽太は “ボクのお洋服おかしくないですか?” と


まるで洋服のつもり。


少し動き回ってもらいたかったけど


じっとしてるのが正解だと思ってるんでしょうね


“どう?似合う??” なんて聞こえてきそうです。


そして出た結論は


陽太は生涯カラー生活がいい。ということでした。





背中にリードがくっつけられてること


ピンとこないばかりか気づいてもいない。


今まで通り、いつもの通りが一番だと


改めて思ったウチでした。






陽太の首とウチの手首をつなぐ革紐は


自由を奪うためのものじゃなくて


信頼の証のようなもの。


これからも馴染んだ革紐で


繋がっていきましょな。




海だらけの休日

2019-01-15 11:06:18 | 陽太のコト
昨日はウチらの連休中日でした。


目的地を前日の朝までは迷っていたけれど


心を決めて夜9時過ぎにはお布団に入って早寝して


まだ暗い内にカングーさんで陽太と出発です。






朝の太陽を見たかったウチ。





ただ太陽を見たいんじゃなくて


朝日を浴びる陽太のことを見たいんだってことに


写真を撮っていて気づきました。





お天気もとっても良くて陽太もニコニコだし





一緒に海を眺めたりしたし





海沿いのお散歩は気持ちいいね。





キラキラのふんわり陽太。かわいいね。









堤防歩きはあんまり乗り気じゃなかったみたいで


ジャンプして飛び乗ってはすぐ降りるを繰り返して


“ボクだって、まだまだできる!”


なんて得意気になったりして。







お散歩の後はそのまま海のそばで陽太の朝ごはんです。


「ご飯にしよっか」 そう声をかけたのに


“え?” みたいに首をかしげて


まさかここでご飯とは思ってなかったみたい。





お外ご飯気持ちいいよね。


またここ来ようって決めて海岸をあとにしました。







お散歩海岸から朝日を浴びながらドライブして


朝から街中にお店が立ち並ぶ朝市へ。


何を買うつもりもなかったのに


不思議と帰り道には両手に袋をぶら下げて


朝市の通りからはずれたところにあった


元気なおばちゃんのいるお店でも


だめ押しの塩辛を買ってしまったウチ。





その間陽太は、


地面に並んだ野菜を食べることもなく


顔の高さでおいしそうに焼かれている干物をなめることもなく


ふいに頭をなでてくるおじいちゃんに吠えることもなく。




空気を読む。




ホントにウチにとっては出来たワンコです。


久しぶりに来たこの朝市、やっぱり雰囲気がいいなぁ。


八戸みたいに大規模じゃないけど


毎日のお買い物に来られるような、そんなこじんまり感。


暑くならないうちにまた来ようね。






朝市のお買い物に付き合ってくれた陽太に


お礼の気持ちを込めて岬の公園へ。





思いつきで来たわりにとってもいいとこ。





あづまや好きな陽太も満足気です。








岬の公園だけあって


あっちもこっちも海の景色を堪能できる。




展望広場は囲われてる感じがあって


陽太と付かず離れずで楽しんでたけど


ウチが離れると








こっちに来る白ワンコ。





こんなことで目の辺りがじんわり熱くなって


視界がボヤけてしまうなんて年のせいですかね。





年を重ねてきたからこそのこういう瞬間は


時間が過ぎることに感謝したいけど


時計の針が進むのを止めたいという


何とも言えない葛藤が沸き起こります。





そんなバカ飼い主の気持ちは関係ない陽太くん、





本日3回目のお散歩を楽しんでくれました。







この海沿いに点在する街達は


それぞれがけっこう距離があるので


計画的に移動しないとあっち行ってこっち行ってになってしまいます。


かくいうウチも早起き具合が足りなかったせいで


朝日を見るポイントを変更したために


あっち行ってこっち行ってしちゃいました。






お昼をとるお店は行きたいとこがあったので


朝市の街から一気に南下します。


2時間弱のんびりとお店で過ごしてから


再び陽太とのんびりお散歩、午後の部に移ります。








お店のそばの海沿い公園。





なぎさ公園よりも規模の大きなこの場所も


何度か陽太と訪れている気に入っているところ。


砂浜ではなくて岩場が続く海なので


陽太も入りたがらないのが助かります。











青空と陽太を写真に納めて


次の目的地へ移動です。








小さな灯台です。






(おまけの鼻ペロ)


登っていって、のんびり見て、下ってきても30分もかからない。


でも眺めはとってもいい場所です。





霞がかってはいたけれど


海の向こうにはウチらの懐かしの海街が


ぼんやりと見えていて


目を細めてみたり、太陽の光を手のひらで遮ってみたり


なんとかもっとくっきり見たかったけど


お天気ばかりは仕方ない。




カングーを停めさせてもらった駐車場のおじいちゃんも


「この季節は見えるはずなんだけどなぁ


時間が悪かったねぇ」


と慰めてくれてるのか何なのか


“ぼんやりとしか見えなかったよ” という


ウチの報告に応えてくれました。








ここからは帰り道に入りながらのドライブです。


日が落ちるのもまだ早いこの季節、


あっという間に休日は終わってしまいます。





太陽は沈んでしまったけれど


まだその光をきれいな色合いで海の上に残していました。





朝なのか夕方なのかわからない写真。


まだ朝ならいいのにと心の中で思いながら


今日の締めの写真を撮っていきます。





陽太の顔の少し先の方には、小さく小さく富士山が見えていました。







さて帰ろっか。


陽太をカングーに乗せて何気なく撮った写真。





わわわ、すご。


と急いでドアを閉めてもう一回撮ったのは





ガラスに映った夕やけでした。




陽太には申し訳ないけど


陽太バカの第一飼い主にも申し訳ないけど


陽太なしの写真。







陽太の写真ももちろん、どれもこれも大事だけど


陽太と一緒にいた風景も


陽太がいなかったら見られなかった風景も


ウチにとってはどれもこれも大事。







いい休日をありがとうございます、陽太くん。


お疲れ様でした。