陽太と海街

海のそばの街で3年間暮らした英国ゴールデンの陽太
海街での想い出の記録
そして家街に戻った日常の記録

今のちょうどいい

2019-10-26 10:31:12 | 陽太のコト
先週日曜日。


前日の雨の影響なくお散歩できるとこ


久しぶりの尾根道が続く公園です。









まずは緑の中を登ったり下ったりして、


そこを抜けると





広々とした尾根道に出ます。






ここはランナーさんもいれば自転車の人もいるけれど


通路がとっても広く取ってあって


犬連れも歩きやすいんです。





しかも所々にお休み処も設けてあって





疲れた陽太も休憩しやすい。






ほんと、ちょうどいいんだよなぁ。





陽太の年齢に合わせて "ちょうどいい" は変わってくる。


若い頃だと物足りなかったような


穏やかな散歩道が今は第一候補になってきます。





一方で、前に歩いたお山の起伏のある散歩道を懐かしく思う。


延々と続く登り道を


陽太に励まされながらフタリ歩いたなぁと。


お山の上で一緒に気持ちのいい風に吹かれるのは


"ウチら、やりきった!" と達成感を感じたものです。






犬との時間は瞬く間に過ぎていく。


それは、どうしようもないこと。


それでも





こんなニコニコ笑顔に


ウチはまた励まされながら


今は穏やか道を歩いてる。





どんな道でもいいんだよ。


陽太と歩くことが一番大切なんだからね。





できるだけ、いつまでも。




頭おかしいかな?陽太DAY

2019-10-22 10:05:14 | 陽太のコト
これは大きな被害を残した台風直撃の日のことです。


ウチの行動は常識的に考えて


よろしくないもの、です。


振り返ってみれば何事もなかったからいいけれど


なものです。







"台風に備えて・・・" とか


"不要不急の外出は・・・" とか


ひっきりなしにテレビから流れていたにも関わらず


その日の夜は


陽太を連れてここで過ごしました。





富士山の麓の陽太の大好きな場所です。






自分の行動の振り返りも含めてここに書いておこうと思います。






ずっと予約いっぱいだったワフに


空きが出たことを知ったウチは


すかさず予約を入れました。


その夜だったか、次の日に台風のこと知りました。


まだ一週間くらいあるし


ルートずれるかもしれないし


勢力が弱まるかもしれないし


自分に都合のいいことばっかりを頭に浮かべて。


でも、日に日に状況は厳しくなります。


意を決してキャンセルの連絡を入れることもできないままに


時間は過ぎていきます。





そして当日、


雨風の強くなる時間帯を調べて


道路状況を調べて


何より行き先の状況を調べて


朝、早めの時間に家を出ました。





幸いなことに風のないうち、しっかりめな雨が降る中で


ウチらは無事に到着できました。





プールは貸し切りで


いかにウチの判断が常識はずれかを思い知ります。





それでも陽太は





"だーれもいないね!"


とニコニコちゃん。





"プールのお水、飲んじゃうね"


と舌ペロです。





ライジャケの準備をしている間に





勝手に泳ぎはじめて






外の雨の様子を伺う白犬。


ライジャケ着て遊び始めた後も





普段とは違う様子を感じてか


何度か外をじーっと眺めてました。














ジャバジャバ雨降りの中で


静かに遊ぶウチら。


遊んでいてもお天気のことが気になって仕方ありませんでした。






ホントなら陽太の安全を守るためのことを


しっかり考えるべき時に


こんな風に過ごしたわけだけど


良かったと思えることもありました。





自宅よりもよっぽど頑丈に出来ている建物の中で


雨風の音でビクビクすることなく


遊び疲れた陽太がぐっすり眠れていたこと。





自分でも "こんなことして、頭おかしいかな・・・" と


何度も思ったホントのバカ飼い主です。





たいていの無理はやって良かったと思うウチだけど


今回ばかりは無事で良かったと


思う気持ちの方が大きいです。





まだ日常を取り戻していない人達がたくさんいるなかで


能天気すぎるこんなブログ、


陽太とウチの日記なのであくまでも記録として。







幸せ探し

2019-10-13 09:39:57 | 陽太のコト
これは一週間も前のこと。


まだ昨日の台風が台風になってもいない


先週日曜日のこと。






月に一度の健康診断へ。


お散歩の距離も短いし、


階段登れたご褒美におイモちょこちょこあげてたし、


体重増えてても仕方ない。


と腹をくくっての体重測定。





予想を裏切る28.24kg。


・・・なんで?


ここまで来ると不安になる。


筋肉が落ちていってるとしか思えない減り方。


不安な気持ちをそのまま先生に伝えると


「足腰への負担を優先すれば、適正体重以下がいいんだよね。


ほら。」


と棚に並んでるたくさんの本の中から一冊を取り出して


関節炎なんかのことが書いてあるページを見せてくれた。






この先生はいつもそう。


自分の経験に基づいた知識を押し売りしない。


言葉だけではなく、こちらが信じられるものを提示してくれる。


"先生がそういうならそうなんだろうな"


という曖昧なものはない。


医療って難しい。


どれだけ良いものであっても納得感がなければ


そこまでの価値が引き出せないもんね。


ホントにいい先生に診てもらってるなぁ。


だから12年もお世話になってるんだね。





今回もなんだかんだとアドバイスもらって


病院を後にしたウチら、


向かったのは湖を見下ろすドッグランです。





とは言っても写真を見返すと











ウチのそばでのんびりする陽太ばかりが写ってました。


"ドッグランは走るところじゃありません


雰囲気を楽しむのがオトナってもんです"


なんてそれっぽいこと言いたそうな陽太です。





それでも "ここはボクの馴染みの場所ですから!" と


初めてのコが来ると





耳に力を入れてチェックを欠かさない。


これが貫禄というものでしょうか。


ただの怠け者でしょうか。





いつものところがあるというのは


幸せなことだね、陽太。


陽太の幸せ、探し続けるからね。



尻もち陽太

2019-10-05 17:56:07 | 陽太のコト
今月は土曜出勤は一回だけ。


よって、平日のお休みも一回だけ。


木曜日は貴重な平日お休みでした。







朝のうちで終わるかなぁと思った自分の用事は


思いがけずお昼近くまでかかってしまって


陽太とのお散歩はどこにしようかと考えるウチ。






近場の森の公園にしました。


大回りすると結構な距離だし起伏もある。


平らな辺りを小回りで・・・かなと


プランを考えながら向かいます。





まずは陽太の行きたいほうへついていってみます。





曇り空から少しだけ青空も見えて


陽太、気持ち良さそう。


でもね、そっちに行ったらアレですよ。





そうそう、この橋渡ったら


長い長い下り階段なんです。


下ったらその分登らなきゃなわけで、


陽太に 「そっちはながながの階段だよ」 と声をかけたら





"じゃ、いいですー"


ときびすを返してきた。






広場の方へ戻ってくると


陽太はある場所目指してぐんぐん歩きます。





ここ、登るんだって。


さっきのウチの気遣いは無駄だったね。


やっぱり陽太は登りたいんだ。


「陽太~、大丈夫かな~」


と心配するも気にする様子はなく





登り始めちゃいました。


久しぶりに見たな~、陽太のもこもこお尻。


階段はボクが先!といつもウチの前をさっさか登ってたんだよね。


こんなの見れただけで涙が滲んでしまいます。


ニンゲンはもろいね。


ワンコにかかれば、ニンゲン泣かせるのなんて簡単なんだから。







と、陽太を見上げていたら





おっとっと・・・


お尻が落ちてきちゃいました。





尻もち。


なのに、陽太ったら


"尻もちついちゃった~"


とヘラヘラ笑ってます。


ホントにすくわれる。


鼻をすすりながら陽太のとこまで駆け登って


残りは一緒に登っていきます。


着いた頂上のあづまやは


風がビュービュー吹き抜けてとっても気持ちよかった。





今日の最強のヤツ。


ナニコノカワイサ。






登るのは大変だけど、そこでしか見られない風景がある。


また陽太と登れて、よかった。






そして次は登った分下らなきゃ、です。





登ったとことは別の階段で。


陽太にしたら "せっかく登ったのに、もう行くの?" って感じなのかなぁ。


陽太と歩くのが嬉しくて楽しいんだよ、ウチは。





こんな森の中の階段もテンポよく降りきって。


いい調子。






と、思っていると





こんなちょっとの段差に躊躇ってみたり。





シニアさんは色々です。


これは大丈夫だけど、こっちはちょっと・・・みたいに。


陽太のペースで行きましょな。





思ったよりもぐるりっと大回りしての帰り道。


陽太が選んだコースの先にはそびえる階段が。


その手前の小さな橋の上で





"ちょっと休憩しませんか?"


とうまい具合に伏せてます。





いいですよ。


陽太のペースなんだから。


ウチは陽太が休んでる間に


かわいな写真を撮るだけです。





ありがたや~。






やっといい季節になってきたんだもん。


またいっぱい歩こうね、陽太くん。