陽太と海街

海のそばの街で3年間暮らした英国ゴールデンの陽太
海街での想い出の記録
そして家街に戻った日常の記録

話せばわかる、再び

2017-09-18 06:58:38 | 陽太のコト
昨日の日曜日は部屋から一歩も出ずに


ぐうたらのびのびなウチら。


陽太もカイジュウさんをキープしたまま





途中で寝てしまったり。


その様子を写真に撮っていたら





“ボク、寝てないから!”


とばかりにカイジュウさんをキャッチしてみたり。






と、ネタも写真もこれだけの日曜日でした。





・・・が


先週の旅の中での出来事を書いておきます。





軽井沢で行ったカフェは


景色がよくて、ペットもOKなお店。


ペット席は限られていて4組が使用できます。


順番に埋まっていく席のなかで


端っこに陣取ったウチらの隣がまだ空席でした。





頼んだコーヒーがきてのんびりし始めた時、


ウチの目に入ったのは1組の犬連れさん。


“マズイ・・・どうしよう”


すかさず思ったのはこんなことでした。


お店に向かってくるのは陽太の苦手な犬種のコ達。


1席しか空いていない隣に来るのは確実です。





苦手・・・のレベルならまだいいんですが


普段のおとぼけ陽太からは想像もつかないような


攻撃的な大型犬に豹変してしまうんです。






いつもならそれらしい犬種のコが見えた時点で


散歩コースを変えるとか、なるべく近づかないとかしてきたウチ。


今回はちょっと難しい。


飲み物はまだ来たばかりで


何よりも景色をとっても楽しんでる


さくらんぼじーばーちゃんがいます。






陽太を引き寄せて目と目を合わせて


「陽太、怒らないでね


ホントにホントに、お願い」


小さな声で何度も呟きました。





そして予想通り近づいてきた苦手ワンコ達。


気づいた陽太は


一瞬まさに戦闘体勢に入ります。


唸り声からの一吠え二吠え・・・


そこでぎゅっと陽太の顔をウチの方に向けて


“陽太、お願いね”


とさっき言い聞かせた言葉を2回くらい繰り返すと


すーっと陽太の体の力が抜けて


嘘みたいに落ち着いたんです。





その後はあちらのワンコ達が動き回ったり


少し近くに来たりすると


チラッと目線を動かして気にしてはいたけど


唸ることも吠えることもありませんでした。






ウチの話をちゃんと聞いてくれた陽太と


陽太のことを信じることができたウチ。






一緒にあちこち出かけるためには


お互いへの気づかいがそこにはあるんだなぁと


陽太を見直した出来事でした。