里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

トンボ池釣り場の改修

2017-06-28 10:50:05 | Weblog

6月7日(水) トンボ池に設置した釣り場の改修を行った。 釣り好きの子供や大人にとって、絶好の場所だったが、木造で設置後12年の歳月が経ち、朽ちた個所が目立つようになった。コンパネを張り、応急の手当をして急場をしのいでいたが、杭とともにすべてを新しく取り換えることになった。

醤油樽の屋根の改修を終えたばかりであるが、ここにきて出費がかさむことになった。 理事会においても安全を優先に考えると仕方がないとの結論に至った。

水中に打ち込む長さ3メートの松杭、防腐剤を注入した4寸の角材、表面に張る厚さ4センチの板など、これから14年、15年に耐える材料をそろえた。 幸い会員に腕の良い大工さんもおり、この日は私を含め4人の会員と、杭を抜く重機(バックホー)そしてオペレーターを手配し、午前9時より作業にかかった。

まず、傷んだ桟橋の撤去から始めた。バックホーの力は偉大で、3m×4mのかなり頑丈で重たい桟橋を簡単に釣り上げた。

 

その後10年以上水中に没していた直径25センチ、長さ3メートルの杭を抜く作業に入った。 さすがに一気に抜けず、左右、前後に杭の頭を揺らしワイヤーをーひっかけようやく抜くことが出来た。

 

次に、直径30センチ、長さ3メートルの頑丈な真新しい松杭を今までの位置からずらして水中に打ち込む作業に入る。位置がずれないように二人が池に入り、太い丸太を支えた。 バックホーの先端で杭を押し込むが1、5mを過ぎると杭は容易に入らず、エンジンをふかし、杭の頭を揺らしながら地中に押し込み、水面より30センチの高さに固定した。 陸地の部分は土を盛り、タコで入念に土を固め、その上に熱さ30センチの大谷石を基礎石にした。これで震度7の地震にもびくともしないはずである。

この上に乗る頑丈な角材と板の加工はほぼ出来上がり、防腐剤も塗布も終了した。

この日はここまでとし、6/10日の定例作業日に最後の仕上げと設置をする予定である。

 

 

 

コメント (1)
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