都江堰を出ると、ホテルへの途中で、有名な楽山大仏を見学に寄ります。
◆駐車場の案内看板
楽山大仏は峨眉山と併せて、世界遺産に登録されています。
◆楽山大仏の全景
船に乗って下から見上げた所です。
全高71mに及ぶ、世界最大の大仏です。803年に完成しました。
その昔、下の川(長江の3支流の合流地点)で水難事故が頻発したため、
安寧を願って弥勒菩薩を象った磨崖仏が掘られました。ライン川の
”ローレライ”と同じ発想でしょうか。(像の規模は全く違いますが)
削り出され廃棄された土が川に投棄され、川底が浅くなり以後水難事故
が絶えたそうです。
◆大仏のお顔のアップ
半眼のなんともいえない表情をしています。
◆見学船
こんな感じの船で、対岸から大仏像の足元へ行き、見上げて見学する
ことになります。
オレンジ色のライフジャケットが船室に山盛りに置いてあり、着けろと
いう意味だとは思うのですが、かなりいい加減なジャケットで紐が切れ
ていたり、絡まっていたりで、いざという時は大丈夫かしらと不安に
なります。着けるのは完全に自己責任です。
付け方の説明の掲示はないし、誰も指導とかチェックはしません。
(水難事故発生の時の申し訳としか思えません)
◆お顔の横まで登る道
ツアーメンバーの内、元気を持て余している約半数の人は挑戦した
ようです。閑人夫妻は、明日の峨眉山に備えて当然のようにパス。
船を降りて、大仏のお顔の横まで上がると、”凌雲寺”というお寺が
あります。
◆登り口
◆凌雲寺本堂
◆ 同 境内から見下ろした大仏足元の見学船
◆大仏の頭部(後ろ側)
天然パンチパーマですね、きっと。
◆山上の洞窟
入口上部に”海師洞”と書いてあります。
白人のお姉ちゃんが、昔流行った”シェー”の練習をしています。
◆海通禅師
あまり機嫌が良さそうには見えませんが楽山大仏の創始者始創者
(どう違う?)です。
楽山大仏見学を終えると、ホテルに向かいます。
◆峨眉山のホテル
ホテルの前の植え込みはイルミネーションで飾られています。
◆ホテルのイルミ その1
◆ 同 その2
◆ 同 その3
いよいよ明日は最後のハイライト”峨眉山”観光です。今までの九寨溝
・黄龍よりは少し優しそうなのが、救いです。