オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア めぐる季節の中で

2019-04-27 20:20:11 | 日記
オーストラリアは広い国土で、ダーウィンやケアンズは熱帯気候だし、


アリススプリングやウルル辺りは、砂漠気候で、


シドニー、メルボルン、タスマニアなどは、温帯性気候で、日本のようにはっき


りとした、四季があるのです。






さて、私の住んでいるゴールドコーストは、亜熱帯気候で、年中、あまり寒くな


ることもないのですが、


初めてゴールドコーストに来たときは、ちょうど6月で、初冬でした。


夜遅く、ホストファミリーの家に着くと、ホストマザーが


”寒かったでしょう?” と、寒そうに、ファーのガウンを着て、


ストーブを付けて迎えてくれたのですが、


私は全然寒いとは思ってなくて、ストーブも必要ないくらいだったのですが、


こちらに住んで早、20ン年。


すっかり寒がりになり、今では、15度を下ると、動けなくなってきます。


しかも、今でも日本とは季節が反対と言う事には慣れなくて、


秋も深まってくる4月、


考えるともなしに、 ”ああ、こうしている間に、すぐクリスマスが来るわね”


と感じ、又、暖房など入れると、自然と、師走も近づいてきている気分になるの


です。


で、ふとスマホの日付を見ると、なんとまだ4月であり、


頭がクラっとして、”ああ、日本はなに時代だったっけ?… 江戸時代?”


と、脳みそが混乱することも、しばしば。




アルツハイマーの始まり??







こわいですねー。


嫌ですねー。




(でも、オーストラリア人でさえボケて(?)クリスマスインジュライ、


なんて言って、7月ごろクリスマスやったりしてますから…許してもらえますか?)




さて、


ゴールドコーストの季節は、移り変わりも曖昧で、


日本のように、段々徐々に、ぬくい、から、涼しい、寒い、と言う風に変わって


ゆくのではなく、


日は、段々短くなってゆくものの、


涼しくなってきても、又、暑くなったり、少しまた、涼しくなったり、


行ったり来たりしながら、知らぬ間に、寒い日の方が多くなってきます。


この手口は、まるで、詐欺師のようですね?




ああ、詐欺師と言えば、結婚詐欺師。


何もオーストラリアに限ったことではありませんが、


普段なら騙されないであろう女性でも、


ホームシックになってい心寂しい所に、アイラブユーを


照れもせず言って、優しくしてくれる男性に、コロッといきます。


日本人男性をだます、、、、これはマレーシアや中国などアジア人女性が多いよ


うですが、大体はビザとお金目的の組織ぐるみで、結婚相談所などもぐるになっ


た犯罪が多いようです。




話を戻します。




さて、秋も深まってくると、オーストラリア人は気にもかけていませんが、虫の鳴き声が聞こえます。




鈴虫は流石に聞いたことないですが、コオロギと、多分キリギリスの類?




虫の声は情緒ありますが、こっちのコオロギは妙に大きくて、あの色が、ゴキブリを想像させます。




こっち来た頃、ドロレスと言う80歳の元ダンサーのお家のお部屋を貸してもらっていたのですが、




愛犬のジギーは賢い犬で、ドロレスが ” ジギー、コックローチ(ゴキブリ)!”




と叫ぶと、どこからか、さっと走ってきて、素早く見事に前足で、ゴキブリを殺して見せてくれたもので、




私はいたく、感心していましたが、




或る日、私も真似して、ゴキブリを素手で、パーン!とやった見たら、、、見事に死んでしまいました…😱




こっちのゴキブリは、凄くのろまなので、ゆめゆめ、素手ではたこうと思わないでおきましょうね。




さて、こうして、アッと気づいたときには、完全に冬になっています。


冬と言っても、雪も氷も無縁なのですが、


温泉効果の反対。


冷えも長く続くと、すっかり体が冷えます。


しかし、こちらの人は寒さに対してナメがあります。


寒い寒い、と言って、毛皮を着ながら、足元は素足にサンダル履きだったりしますが、


例え、0度にならなくても、直腸温度が35度を下回ると凍死の危険性を伴うので


なめてはいけません。




さて、こうして寒い寒いと言っている間、


日本は真夏。


日本の温かすぎる空気を全部、オーストラリアに空輸する方法、


平成最後の記念に、


あなた、考えてみませんか?


きっと大儲けです。




もの思う秋…ああ、今日はなんだか話に集中できません。



日本のあなたは、きっと春で浮かれてらっしゃいますか?




Bye for now xoxo












































オーストラリア 食べ物レポート

2019-04-18 22:44:26 | 日記
私が、国際関係のボランティアで、海外の青年団のお世話係として、お迎えした時、


到着して、一番に、各国の若い男性たちが、私に駆け寄ってきて、愛を告白するのかと思えば、


”○○料理の店は、どこに行けばありますか?”


と、皆、自分の国の食べられる店を、聞きにいらしたのには、


私を失望させたものです。


食べると言う事は、愛よりも大事なことなのですね? と、言うことで、



今日は、オーストラリアでの食について書きます。


(ちなみに、女性たちは、”どこに行けば美味しい、日本料理が食べられるか?” 聞きにいらっしゃいました)



さて、オーストラリアはマルチ民族国家なので、大体どこの国の料理のお店もある上、


その国の人の食通が作っていることが多いので、とてもおいしいです。


しかし、オーストラリアでの外食は、押しなべて結構お高くて、日本のように、


至れり尽くせりの定食が千円ぐらいと言うことはないです。


単品でも、まともなものをたべようとしたら1500円くらいから、1800円ー3000円くらいはします。


こちらのハンバーガーや、カレーとかだけでなく、ラーメンや、日本食レストランでさえ、かなりなお値段です。


フードコートで買えるハンバーガーや、サンドイッチでさえ、まともなのは単品で1000円以上しています。


スーパーのデリのサンドイッチでさえ、…多分、これ自分で作れば、20円だろうというやつが、


500円以上と言うお高さで、あほらしくて、買ったことありません。



次。


パン、これは来豪当時、余りのまずさに驚いたものですが、


お家芸では無い、日本のパンの方が100倍美味しい。


大体、日本のパンでも、重いパンと言うのはあって、それはもっちりとしていて、


パンの香りがして、美味しいものですが、


こっちのパンはほとんどがどっしりもっちりしていて、


まるで、焼いていないドウをそのまま食べているような、幾らおなかがすいてても、


食べているうち、気分が悪くなるような代物でしたが、


今は、パンが変わった?…それとも私が変わった?


結構美味しくいただいています…まずいのか美味しいのか?一度食べて、教えてください。



次、お菓子。


こっちでも、日本と同じように、目新しいものが出ますが、


あくまで、同じものの、味違い(?)


例えば、ティムタムの、塩バター味みたいなのとか、期間限定の、ラズベリー味とか、で、


日本のように、今まで見たこともないような、パッケージが毎週のように出ると言う事は、殆どありません。


こっちに来て早、20年以上かわらず、おなじみのものばかりなので、買おうと思っても、味が想像できるので、


購買意欲が消するのは、ダイエットのためには有効です。




ケーキなどは、ピンからキリまでありますが、押しなべて大きく、甘いです。



日本のケーキのように、素材の味がすることはなく、とにかく、こってりと、していて、


私は結構好きですが、スプーン3口で満腹。あとは、半ば拷問です。


こちらのお年寄りは、カフェで、朝っぱらから、このレンガくらい大きな、生クリームたっぷりのケーキと、


紅茶にお砂糖をこれまた、たっぷり入れて、飲んでたりします。


よくそんな食習慣で、その年までぶじ生きられたことよ、と、いつも感心しています。


彼女たちが日本で住んだら、きっと200歳まで生きることでしょう。


良かったですねぇ~…何が?




くだものは、昨今日本でも、フレッシュで、海外から来たなんて思えないくらい瑞々しいと思ったものですが、


こちらの果物を知ってからは、こちらの果物を、2-3週間置いておいたら、


日本のフレッシュさになるんじゃないかと気づいてしまいました。


押しなべてフルーツ天国で、種類も多く、


ブドウなどは、ミドリ、ピンク、紫、と3種類は当たり前のようにスーパーに並んでいて、



素晴らしいですね‼




更にマンゴは、流石の南国、今年豊作だったので、最高安値、1箱(10個以上)3ドルで売っているのを


発見しました。



さらに最近は、日本製の、カキやナシ、栗なんかも売っていますが、総じてあまりフレッシュな感じはしなくて


お値段も高めで、買う気がしなくて、栗しか買ったことありませんが、たいしたことありませんでした。



次、肉。


こちらのスーパーには、日本と同じようにパックに入ったものを売っている横に、何故か、肉屋がありますが、


売っている肉に違いはないように思います。


肉は、牛、豚のほかに、あまり日本では見ないであろう、ラムやカンガルーが売っています。



ラムは、一番お高いものを買わないと油が多くて、先日1000円くらいの、アベレッジの肉を買ったところ、


凡そ、800円分は、油で、捨てるのも悔しいので、食べてやろうかと思いましたが、いくら、L-カルニチンという、


年齢とともに無くなる、脂肪を燃やすのに必要な栄養素が多く含まれているとはいえ、


美味しくもないものを食べて太って、あと、ダイエットのために


苦しいエクササイズをするのもしんどいので、諦めて捨てました。



カンガルーは、殆ど油が無く、ヘルシーで、何となくクジラ肉の味と香りがする気がしますが、


ドリームワールドのカンガルーを可愛がり過ぎたので、食が進みません。


豚さんの足や、羊さんの脳みそを見たときは、耳が無くなったり、脳みそが無くなって


泣いている羊さんや豚さんなどを想像してしまったものですが、


今では、想像することも少なくなりました。



次、野菜。


キャベツはお勧め。


大きい、、、私の頭くらいあり、昔ながらのキャベツの味のする美味しいやつが、お安ければ100円ですが、


残念ながら、干ばつや大雨によって、500円ー600円くらいになったりもします。


大根は、売っているが、お高き上、まずい。


大体、大根おろしなんてしたら、スジだらけでゴモゴモしているうえ、おっそろしく辛くて、食べられません!


それで1本、500円以上…冗談じゃない。


あと、キュウリでも、なすびでも、ピーマンでも、やたら大きいですが、味はまあ、日本と同じようなもの。


ああ、カボチャも、サツマイモも、大きく立派でおいしそうな外見に反して、


べたべたして、水っぽくて、焼き芋にしても、ほくほくではなく、失望したものです。



次!


と思いましたが、食いしん坊で、止まらなくなってきたので、これで終わります。


何か聞きたい食べ物がありましたら、なんでもお答えしますので、質問してください。












































オーストラリア で日本を懐かしく思うこと

2019-04-10 13:37:23 | 日記

日本とは反対側にあるオーストラリアは、今は、秋なのです。


もの思う秋、私は、好きでオーストラリアに来た訳だけれど、


日本の事を、本当に懐かしく思うことがあります。



   


   例えば、日本のデパート


   朝いちばん、


   制服を着たきれいなお姉さんたちが、”いらっさいませー” と、頭を下げて出迎えてくれ、


   もう、全く、お姫様気分で入場し、きれいな催し物売り場のバーゲンに行き、


   試食でおなかもいっぱいになり、楽しく過ごし、


   閉店時には、ホタルノヒカリ、をバックに、”姫様のお帰りー”と頭を下げ、


   また来てね!というそぶりで、お送りしてくれるので、


   ”明日も絶対来るぞ!!!”


   と言う積極的な気分なったものです。


  
   オーストラリアのデパートみたいに、店員はどこにもいないと思ったら、


   店員同士仲良く集まってお話ししていて、


   お邪魔すると、”何か用かい?”みたいなことは、絶対無い。





   
   主婦の格好をした、宮中の女房みたいなレジのお姉さんが、業務に忠実かつ完ぺきに、



   目にもとまらぬ早業でマシンガンのようにレジを打ち、おまけに、


   見つからないものがあれば、ササっと走り去り、一瞬で、”姫!これでござりますか?” と、


   差し出してくれ、


   洗剤や食料を仕分けして、袋詰めまでし、あたたかく、見えなくなるまで、見送ってくれるような


   感じのスーパーマーケットは、オーストラリアではありえません。


   
   まだ閉店前の時間なのに、早々とレジのお金の計算をはじめ、入ろうとするお客を


   まるで犬を追い払うかのように、追い出すか、


   ”5分以内で出て来いよ!”と脅迫するのが、定番。


   
   

   こっちのレストランは、ウェイターが来るまで、おとなしく待つのがマナーなので、


   おなかがすきすぎて、気絶寸前になるまで、オーダーできない上、やっと食事にありついて、

   
   夢中で食べている時にだけ、何人もしつこくウェイターが来て、


   ”食事は美味しいか?”と、恩着せがましく聞いて、食べるのを邪魔します。


   日本のレストランのように、よべば、”ただいま参りますー!”と、来る上、念のために、


   催促用の、ベルまで置いてあるなんてねー、


   あなた、それでもチップなんて期待されない喜びを感じないといけません。
   

   
   
   日本のコンビニでは、たとえマニュアルロボットだったとしても、


   店員が、全員明るく、”いらっしゃいませー”と大歓迎してくれ、たとえ100円のものを買っても、


   必ず、有難がってもらえる、


 
  
   
   まだまだ、細かいことはいっぱいあって


   電化製品が、なんでもすぐ壊れるとか、壊れて保証期間内に持って行ってるのに、


   ”お前が安物買うから、壊れたんだ”と、高い商品の購入を勧められたり、 

 
     
    芝刈り機を、修理に出して、一日で壊れたので返金を求めに行ったら、


   ”働いた時間はタダにできない”と、、、、仕事に対するプライドは、ありませんね?、


    交差点の信号機がしょっちゅう壊れて、皆、恐る恐るのろのろ運転しなきゃいけないとか、

  
    走っている途中で、自転車の、車輪が外れたり、


    魚が、美味しくないとか、


    大根が高くてまずいとか、

    
    家の中でも靴を脱がないとか、


    いえ、いえ、それでも幸せなんだけれど、、、、
    
   

    ああ、たまには日本に帰って


          ‘’ポチ‘’から ”姫” に戻って、美味しい和食を、たらふく食べたいものです。