オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア ”日本人は太らなくていいなぁ〰” 事情

2016-11-24 21:03:40 | 日記
日本人は、太らなくていいなぁ〰、とか、瘦せてて良いなぁ~、というのは



オーストラリア人に、最もよく言われる言葉の一つ, なのです。


”貴方みたいな食べ方して、太るなという方が無理” と、言いたい気持ちを


ぐっと抑えて、フライポテトを、もりもり食べる彼女を見ながら、


(それだけ食べて、そんなもんなら、)"太ってるとは言えないですよ”


日本人みたいに、お寿司と天ぷらを毎日食べたら痩せるかな?”


お寿司と天ぷら、毎日食べる人ってあんまりいないと思います。


それよりも、


たぶんほとんどの日本人は、朝っぱらから、ブロックくらいの大きさのケーキを、



お砂糖いっぱいの紅茶となんて食べないし、


そんなにたくさんのフライポテト、食べ盛り思春期の男の子でも食べられないんじゃない?



体型は、生活スタイル。


その人が、どういう生活を歩んできたかという成果が、そのまま体型に出るのです。



だから、体型を変えようと思ったら、生活を変えないとダメ。



一時的にでも、必死に頑張れば、それを機会に、脂肪が燃える方向に向かうけれども、


どんなに頑張っても、結局、頑張るのをやめたら戻ってしまうのです。


だって体には、”恒常性”という絶対的な機能があって、周りの環境がどうあっても、


今ある状態を保とうとするのですから。


そうでなかったら、何かあるごとに形態が変わってしまうでしょ?


サルから人間になるのだって、何億年もかかっているのだから、ちょっとやそっとでは


変わらないようにできていているのです。


無理に変えようとすると、すごい抵抗力で戻ろうとします。。。それが、リバウンド。



リバウンド
は、1日や1週間といった短期間のもあるけれど、1年2年がかりのものもあるので、


脂肪が燃えやすくなって居る時、”ああ、私太らない体質になったんだわ”なんて、勘違いしないで。


そういう体型を保つような生活を続けていて、、


それが当たり前になったときに、初めてそういう体型になっているのです。


だから、


ある程度、脂肪が燃えやすい方向にもっていった後は、


リバウンドさせないように、体をだましだまし、リバウンドが働かないギリギリの所で、


油断しないように頑張っていただく、というのが、



”ダイエット教室” でのやりかたです。


私は、


食べたいものがあったとき、絶対食べないんじゃなくて、1口くらいでやめておきます。


だって長い人生、もう今までに十分いろいろな美味しいもの食べたんだし、なにも


太るものでおなか満たさなくても、野菜や果物だって十分美味しいでしょ?


やめとこうね、自分に言い聞かせて、そのあとは、野菜とか果物。




まあ、こんなもんでいいかな、と。



頑張りましょうね!

オーストラリア 日本人はお肌がきれいでいいなぁ〰 事情

2016-11-19 15:39:32 | 日記
何を隠そう、実は私は、フィットネスインストラクターなのです。


そういえば、このブログでは、オーストラリアの悪口ばかり書いて、フィットネスらしいこと、


あんまり書いてないなぁ〰と、ちょと反省したので、今日は健康のお話します。


例えば、お肌。


ン十年ぶりに、同窓会なんて行ったりして、


”いやぁ〰、○○さん、高校の頃と全然かわってないなぁ!”


なんて、苦しいお世辞をいったりするんですが、


高校生の時、その顔してたら、えらい事でしょ? そんなわけ無い。



じゃぁ、整形手術もしてないのに、年月とともに、何でそんなに顔が変わるかというと、それは単に、


皮膚が衰えるからなのです。





オーストラリアは、オゾン層の切れ間があるとかで、皮膚がんの発生が多く、



 ”皮膚がんが見つかったから、切ったのよ” 何て言って、


顔が、絆創膏だらけになっている人を、ちょくちょく、見かけたりするし、


政府も、学校も、サンスクリーンを塗りましょう、長袖を着ましょう、指導するだけでなく、


あちこちに広告も出しています。



私の友人に、皮膚科のお医者様がいて、皮膚の話なんかをしてくださるのだけれど、



皮膚には、1型、2型、3型 というものがあって、日本人の多くは、2型で、



2型や、3型は、皮膚が強く、皮膚がんになりにくいという事なのです。


それでも気をつけなくちゃいけなくて、油断なんてしていられない。


つば広の帽子をかぶって、ドライブする時に手袋までしている人は、決まって日本人であり、


1型が多いと言われる、オーストラリア人はビーチで気持ちよく日光浴なんてしてるんです。



  ”日本人は皮膚がきれいでいいなぁー” 何ていうけど、そら、間違ってるとおもうなぁ。




素質もあるだろうけど、諦めたらダメでしょ?


タバコを吸うのもダメ。



綺麗なお肌で居ようと思ったら、


直射日光に当たらないことも大切だけれど、何と言っても抹消の血管の通りを良くすることが大切で、


タバコを吸う人の皮膚が黒ずむのは、抹消の血管が、ニコチンで詰まるからで、


そういう人の血管を、見せてもらったことがあるけれど、本来はゴムチューブみたいに押しても


戻ってくるはずの血管、押したら”パシャッ”と潰れて、戻ってこないのです。




世界美女ランキングベスト10 に選ばれた、ある女優さんのセリフ。



”美しくいることって、大変なのよ”


そうでしょうねぇー。


ましてや、アベレッジの私。


美しくなるためには、死に物狂いで努力しないと、ダメでしょうねぇー。


してもだめ?


しないよりはマシでしょ?















オーストラリア 遺言事情

2016-11-12 23:07:22 | 日記
日本では、遺言作ったなんて言うと、


”ええ!大病したの?” みたいな感じだけれど、


ここ、オーストラリアでは、別に遺産なんて言うほど無くっても、多くの人が作っています。


なんたって、QLDでは、遺言を残さずに死んだ場合、遺産は全部QLDのものになっちゃうからなのです。


強制的に、教会に寄付されたケースも、あり。



だからっていうんじゃないけど、ご親切にも、”Will Kit"



などと言う、遺言作成セットみたいなものが売られていて、



誰でも、気楽に、安価で、公的に有効な遺言状を作れるようになっています。



実際、人間が死ぬ直前って、ボケるかもしれないし、余裕も無いだろうし、



災害だって多いのだから、作っておいた方が良いであろうという事は分かるんだけど、




実際、裁判の判定に、大いに加算される点数、というのが”裁判所に来る前、お互い良く話し合ったか?”



という事が重要視されてることからも分かるように、



これは、”市民の争いの仲裁をするのはもう沢山! というお心の表れ???



裁判長は、人の争いを判定するお仕事がお嫌い?




Will Kitには、7ページほどの記入形式の用紙に、


財産や、個人的な所有物を誰にどれだけあげたいかだけでなく、



お葬式をどういう風にしてほしいとか、


焼いてほしいのか、生で埋めてほしいのか、選べるようになってます…どちらがお好き?


他に選択はないのかなぁ...



兎に角、無理にでも、遺言を作らなくてはとんでもないことになります。




日本でも遺言状は作れるんだけど、すごくお高い?


誰に頼むかにもよるだろうけれど、数万円から、


財産と、相続人が多ければ多いほど、お値段もそれなりになるようです。


そして、余談になりますが、日本の遺産相続税はお高くて、何とかしたい気持ちはやまやまなのですが、


遺産相続の場合、3人に一人の計算で、納税局の監査が入るそうです。


さらに、その中の70%以上が、追徴納税を指導されるそうです。何故なら、


監査のお仕事は、沢山不正を見つけることだけでなく、


たくさんの追徴金を徴収することが、評価されるからなのです。



しょぼい方は、歯牙にもかけられないかもしれませんが


お心当たりのある方、お気をつけあそばして。




























オーストラリア 体型事情

2016-11-04 22:56:56 | 日記
誰かと出会って別れた後、


どうしても顔が思い出せないことがあっても、


カラダだけは覚えているーーーーこれは、職業病。


顔を見なくても、カラダを見るだけで、誰だか、言い当てることができるのも、


長年、いつも人の体型を見て、”この体型は、何でこうなってるんだろう” とか、 


”この辺を鍛えたら、カッコ良くなるな”とか


こういう事ばっかり考えていたせいで、何処にいても、人のカラダばかりに目が行ってしまうし、


果てしなく、乱れた体型の人を見ると、


”なんとかせな、あかんー”と、余計なお世話を頭の中で、やいてしまうのです。



日本にいた時は、皆さま、隠すのがお上手で、見通すのにも苦労したけれど、


こっちは体型見るのに、何の技術も要りません。


だって、こっちの人は隠そうなんて思って無いのです。


どんなに太っていても、堂々、ピチピチのスパッツ…スパッツってそこまで伸びるのね。


どんなに、おなかが横割れの御鏡モチになっていても、可愛いビキニなんて着て、悪びれてないし、



おまけに自撮りしてる…ビキニ、20号サイズ?


20号サイズがあるなんて、私、日本では知らなかった。 ちなみに私は6号サイズ。


スーパーに、下着買いに行くと、


20号サイズなんて、何枚パンツ入ってるんだろうと思うくらい、包装してある袋が大きくて、


6号サイズなら、1枚で10枚分のかさはあるのです。


使っている布の量が違うんだから、公平に、6号サイズ、もっと安くしてよね!



オーストラリア人
は、お尻が大きい。


日本人女性が、お尻大きいなんて悩んでいると、罰が当たります。 



さらに太っている人になると、おっぱいよりもはるかに高いお尻になるのです。


そして、それを隠そうとはしない。


前にも言いましたが、スパッツが可哀そうなくらい、のびのびピチピチでも、


”それが男性を魅了するのよ”とでも言いたげに...実際彼氏らしいき人は、


”見破られたかぁ!”  みたいな感じ?


お尻に惹かれているようで、


女性の大きなお尻の後ろに、お供しているのです。


日本の女性は、もっともっと、大きなお尻を隠さず、誇りにすべきではないかと思います。


だって、男性は大きなお尻に魅せられる人、多いのですから、ですよね?





基本的に、オーストラリア人女性の体型は、ヨーロッパ人と、アジア人の体型をミックスした感じ。


末端が細目。膝から下と、顔は、太りにくいみたい。足の長さは、日本人並み。


だから、プールなんかで出会うと、水から上がった時、体を見てびっくりすることがあるのです。



オーストラリア政府は、若い女性が太ることを気にして摂食障害にならない様にという配慮で、


太めのファッションモデルを大いに起用しているけれど、



必要ないと思うなぁ~